歌劇『さまよえるオランダ人』全曲 C.クラウス&バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ホッター(2CD)
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エンリーコ | 千葉県 | 不明 | 2016年05月10日
クレメンス・クラウスは、シュトラウスのワルツで味のある演奏をしている。という認識の人にとっては、この演奏の凄まじさはまったく想像もつかないだろう。冒頭から幕切れまで、これぞオペラと言いたくなるような推進力とドラマティックな運びが、他の誰よりも(クナなんて物の数ではない)素晴らしい。イタリア・オペラにおける天才がデ・サバタなら、ドイツ物ではクラウスしかいない。 録音もテープ録音で、戦時中のものとは信じられないくらいのクオリティ。絶頂期のホッターも神懸っている。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レインボー | 不明 | 不明 | 2023年07月17日
クレメンス・クラウス指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団による、リヒャルト・ワーグナーの『さまよえるオランダ人』全曲盤。 クラウスが得意とした作曲家の1人ワーグナーは、戦前から録音されており、この音源は戦時中の古い録音であるが、これは名演と言えるだろう。 まず驚くのが録音状態が良好な事。 戦時中の録音というより戦後の録音といっても通用しそうな水準である。 また、演奏も大変素晴らしい。 オケのアンサンブルも非常に高い他、絶世期のホッターの歌唱も聴きどころと言えるだろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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