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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

交響曲第9番『合唱』 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

商品ユーザレビュー

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年12月15日

    度々N響の年末の第9に登場していたので、あの衒いのない重厚で堂々たる演奏を記憶している方も多いだろう。前半は普通よりやや遅め、後半は遅いテンポで、全曲72分程度。渋く地味な印象を持つ向きも多いだろうが、オケやコーラス、独唱ともに安定感があり、聴きごたえのする1枚だ。DENONと現地との共同制作のベートーヴェン交響曲全集の中の1枚だが、豊かな残響と解像度の両立が図られ、音の良さにも定評がある。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年06月23日

    ここのレビューの多さにどれどれと思って購入した。なるほど、これは実に素晴らしい。気まぐれなテンポの揺らぎや、気を衒ったつまらない溜など一切なく、一気呵成に進んでいく。重厚な名演だと思う。スイトナーはN響アワー(3月で終了してしまったが)でよく見たが、こんなにも力強い印象は無かっただけに、ある意味再発見した気分だ。シューマンぐらいしか持っていなかったのでこれから色々聴いてみよう。 蛇足だが、この演奏を聴いてから、以前レビューしたフルトヴェングラー協会が推薦した某日本人指揮者の録音を聴き直してみたが、「駄目だこりゃ」。聴いてるこっちが恥ずかしくなる。レビューを読み返してあの演奏のどこに自分が少しでも「いい感じ」と思ったのか、恥じ入るばかりです。☆3にしたのが唯一の救い。 スイトナー万歳!

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年11月10日

    スイトナーが60歳の時1982年にSKBOを振ってのベートーヴェン「合唱」交響曲であります。そして独唱陣はハヨーショヴァー(S,録音当時36歳)、プリーヴ(A,同38歳)、ビュヒナー(T,同43歳)、シェンク(B,同52歳)とほぼ年齢順が担当パート順に妥当な感じで合唱はBRCと安定した団体であります。演奏タイムは@16’15A12’56B17’07C25’19と他の演奏比で感触として第3楽章が短め、第4楽章がゆっくり目と捉えました。あまり奇をてらった指揮は行なわないどちらかと言えば地味な演奏スタイルのスイトナーはNHKSOとも多くの共演があった為日本では結構支持されていた様であの長めの指揮棒を振っての決して優美スマートとは言えない指揮姿は今でも目に浮かんで来ます。第1楽章割と粘つかないフレージングで進み強めの低音弦がやや篭もりながらも落ち着いた雰囲気を先ず創り出します。管楽器の個別音もはっきり捉えた録音も素敵です。ティンパニー協奏曲ばりの第2楽章はティンパニーの音がキツイというより豊かな感じでそういう意味では身構えた大層な第2楽章ではありません。ただ後段では詰め・攻めが強調されて行きます。第3楽章は弛緩せず滔々と歌われ音色構造も明確に大変美しく分り易い演奏で緩急をつける為得てして続く最終楽章との対照的扱いの演奏が多い中で(タイムそのものは決して短いとは思えませんが)ダラダラ感がないのが良いですね。最終楽章での歓喜テーマは割りと速く進みいよいよ声楽陣の登場・・・冒頭明るめのバリトンに続いてのテノールは独特の癖というか語りかけフィーリングに少し注目しました。合唱はガサツ・雑な処もありオーケストラとの掛合いもギスギス感で弱く思われたのですが〆に向かっては回復し頑張っております。この楽章では私の聴き違いか私のプレイヤー不具合だったら良いのですがほんの瞬間一箇所音の流れが不自然な箇所が気にはなりました。全体派手な演奏ではない古きドイツの響きが特徴とでも申しましょうか、素晴らしいランクにさせていただきます。なお、仕様も期待されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    youone  |  東京都  |  不明  |  2011年11月04日

    スイトナー氏62歳の録音。 その昔、バイロイトでクリュイタンスといっしょに談笑している写真をみたのが、スイトナーという指揮者を知ったはじめでした。 その後、N響も沢山指揮していたのですが、心を大きく揺さぶられた経験はありませんでした。ところがです、この第9はまことに素晴らしいものです。まるでライブ録音のような、生き生きとした音楽が展開されていきます。早めのテンポも良いし、ティンパニの強打、金管の強奏、木管の美しさ、弦の素晴らしいアンサンブルなど、どこをとっても非の打ち所のない素晴らしい名演です。ハンス・シュミット・イッセルシュテット氏がウィーンフィルと入れた録音も正統的で新鮮な、模範となるような演奏でしたが、スイトナー氏のはもっと巨匠性があり、まことにベートーヴェンの音楽はこうなんだ!と感じさせるものがあります。 余談ですが、昔、3バカ大将(The Three Stooges)というアメリカ映画が日本でも放送されていて、モーという人がスイトナー氏を、ラリーという人がラファエル・クーベリック氏を想起させたことを思い出しました。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年08月04日

    様々な爆演・怪演を聴きつくし、そして最後にこの演奏に触れた時、『これぞ本物!』と確信できる類の名演。解釈はこの上なく平凡だが、この演奏を明らかに超えるようなディスクを捜すのは至難の技だろう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    S.A.倉田  |  大阪府  |  不明  |  2011年05月28日

    私が愛してやまない最高の1枚。この演奏はとにかく極めて完成度が高く、威厳と風格に満ちたオーソドックスな解釈によって成されていることが更にその価値を高めている。もはや第九演奏の永遠のスタンダードだと言い切ってしまいたい。加えて幸運なことに当盤は安価かつ手に入りやすい。誰にでもオススメしたいが「今まさに第九の決定盤を探している」という方には強くオススメしておく。私にとってのベストはこれだ。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月06日

    音楽史上最高傑作であることもあって、ベートーヴェンの第9には数多くの名演が存在している。過去の巨匠と言われる大指揮者が、数々の個性的な名演を成し遂げてきている中で、存在価値のある名演を成し遂げるのは容易なことではない。そのような中で、本盤のような、必ずしも個性的なアプローチをとっているとは言えない演奏が、現代においてもなお名演との評価を受けているのは、ベートーヴェンの第9という音楽の魅力を、ゆったりとした気持ちで安心して味わうことができる点にあるのではないか。スイトナーの指揮は、いささかも奇を衒うことはなく、中庸のインテンポで楽曲全体を描き出しており、ベルリン・シュターツカペレの演奏も地に足がついたいかにもジャーマンサウンド満載の重厚な重量感溢れるもの。いい意味での模範的な第9ということができるだろう。録音が、残響豊かなベルリン・イエス・キリスト教会であることも功を奏しており、スイトナー&ベルリン・シュターツカペレの名演に潤いと奥行きの深さを与えていることを忘れてはなるまい。加えて、Blu-spec-CD化によって、従来盤、HQCD盤と比較して、さらに音質の鮮度が増しており、本名演の価値を高めることに大きく貢献している。

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  • ★★★★★ 

    いつかわひくぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2010年09月17日

    すばらしい、の一言です。この演奏に出会えるシアワセを感じます。やはり第4楽章がいいです。コントラバスをこんなに歌わせるとは。私も弦バス奏者になって、スイトナーさんに振って欲しかった。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月08日

     甲乙つけがたい数々の名演がある曲だが、これは誰にでも自信をもって勧められる名盤だ。スウィートナーのもと、演奏の充実度はもちろん、録音まで素晴らしい。ティンパニーの響きを聞くだけだって楽しめる。

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  • ★★★★★ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年06月03日

    この演奏を聴くと、やはりベートーヴェンはドイツの作曲家であり、第九は近代ドイツ音楽というものを明確に確立した曲であるなぁ、と再認識させられます。そして私が聴いたなかで冗長でない、ひたすらに美しい「第四楽章」はこれだけであると思います。そしてSKBのアンサンブルの美しく、重厚なこと… ドイツ臭さが重く、息苦しいということはなく、いかにも壮麗なバロック式建築物のように、細部まで徹底して作りこまれた「ドイツの音色」が聴けます。そしてスウィトナーも、その音色を一つ一つ吟味した上で、それを芸術的建築物として一つ一つ丁寧に、真摯に積み重ねて行き、歌わせる姿勢が伺えます。そしてそこに「壮麗な合唱とソリスト」が加わり、「本当の感動を」伝える至高の名演となっているのです。HQCDによる録音の良さも特筆せねばなりません。解釈等はスウィトナーらしく非常に端正でオーソドックス。他の方も仰っていましたが、個性を期待してはいけません。「第九」を聴きたい方のための名演なのです。合掌。

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  • ★★★★★ 

    天然芝  |  秋田県  |  不明  |  2010年03月20日

    「コンパクトディスク」として初めて手にした第九が、このスイトナーの第九だった。 よい意味で極めて「普通」の演奏、しかし何度聴いても飽きの来ない演奏。 何の変哲も無いようでいて、冒頭から不思議な熱気に満ち輝かしいフィナーレに 至る全てが「白眉」とでも言いたい名演だと思う。そしてイエズス・キリスト教会の 美しい響きを見事に捉えたデジタル録音初期の美しい録音も素晴らしい。 日本のクラシック音楽を育ててくれたスイトナーに心からの感謝を。

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  • ★★★★★ 

    満員御礼  |  神奈川県  |  不明  |  2010年02月14日

    スイトナー氏の訃報に接し再びじっくり聴きました。フェルベン&バイロイトを別にすると、やはり私の所持する23種の「合唱」のベストです。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2009年12月06日

    数ある第九を探索したが、未だにこれ以上の完成度ある第九には出遭ったことない。

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  • ★★★★★ 

    ヴァントすごい  |  愛媛県  |  不明  |  2009年10月09日

    素晴らしい第九の名演。ドイツのオケらしく重厚でどっしりとした演奏。 HICDとして一層録音も素晴らしいものとなった。 皆さんプレビューで書かれているとおり終楽章の独唱、合唱が見事。 第九の名演は数多いがこれは私のナンバーワンディスクだ。

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    宇野候補  |  いばらき  |  不明  |  2008年04月29日

    これほど温かさのある第九はは初めてだ。特に第2楽章のティンパニの音は豊かでなんと哀しい音何でしょう!4楽章 歓喜のテーマがダブルベースとチェロで奏でた後ヴィオラ チェロが引き継ぎ、それを包むファゴットを2人置き、1人はチェロと同じ部分をなぞる珍しいこともしているが、この不思議な感覚には涙が流れる。(他でやっているのは数少ないと思うが、実演では井上道義 田久保裕一など。 CDではコバケンのもので聴ける) 合唱は申し分なし。

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