【中古:盤質S】 『京都リサイタル2014〜モーツァルト、ショパン、ラヴェル、ラフマニノフ』 メジューエワ(2CD)
商品ユーザレビュー
-
(3 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:3件中1件から3件まで表示
-
うーつん | 東京都 | 不明 | 2017年09月23日
想像力を膨らませてくれる豊かな曲目、素晴らしい音のピアノ、これらを最高度に結び付けられるピアニスト・・・ ありそうでなかなかないこの三位一体の演奏会に出会えるチャンスは、そうそうないものである。 このディスクを聴くかぎり、ここにはそれがある。1925年製のスタインウェイCD-135は落ち着いた佇まいの音を響かせ、音が声高になることがなく、聴いていて心地よい。メジューエワの演奏は、楽譜とピアノの使徒といった役回りであり、彼女が前面に出てくることがない。だから音楽を虚心に愉しむことができると思う。それこそがメジューエワの個性であり、真価なのだろう。これだけ良質の音楽を生で聴く機会を得られた京都の方々がうらやましい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
shigena | 東京都 | 不明 | 2015年03月06日
レコード芸術2010年度レコードアカデミー賞器楽曲部門受賞でメジューエワさんを知り、彼女のCDを愛聴するようになりました。 この京都リサイタル2014はこれまでの彼女の演奏で最高のものだと思います。 名器スタインウェイに恥じない素晴らしい演奏、曲目です。 毎日のように聴いています。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
アンフォルタス | 神奈川県 | 不明 | 2015年01月05日
このリサイタルは私も聴かせていただきましたが、1925年製のニューヨーク・スタインウェイCD135の響きは比類の無いものでした。イリーナさんご自身も「弾いていてこれほど楽しいピアノはそうあるものではない」というような話をされていましたが、いかにピアノが銘機であっても、弾き手が凡庸なピアニストではしょうがありません。その意味でこの晩のリサイタルは、素晴らしいピアノ、そしてなによりも素晴らしいピアニストが出会った、まさに奇跡と言っても言い過ぎではないと思います。そしてこのめぐり合わせは偶然のものではなく、必然のものであり、必然であるがこそ、イリーナさんがCD135から引き出すその響きはまさに筆舌に尽くし難いものがありました。そしてその素晴らしいCD135とイリーナさんの出会いの場に立ち会うことができた感動と感謝の気持ちは、今でも心のなかに大切にしまってあります。あの日の夜、そこにいたすべての聴衆の心にいつまでもその演奏・響きが残る幸せなリサイタルでした。当夜は小雨でしたが、雨の日にはイリーナさんのラヴェルがよく似合う、と思わず心のなかで呟きました。果たせるかな、当夜のアンコールの最後の曲はラヴェルの「悲しい鳥」。演奏が終わった後の沈黙が、私達の感動を無言で表していました。録音は会場での感動をかなりの部分まで捉えていて、イリーナさんの数多いディスクの中でも1,2位を争うものです。イリーナさんのファンの方はもちろん、まだイリーナさんの演奏を聴いたことがない方にもぜひ聴いていただきたい出色のディスクです。このリサイタルの録音が残されたことにはいくら感謝を申し上げても足りません。イリーナさん、素晴らしいリサイタルをありがとうございました。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:3件中1件から3件まで表示