【中古:盤質AB】 カール・ベーム グレート・レコーディング1953-1972(17CD)
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 2017年12月28日
ベームの録音はこれまでにも何度もリマスターを繰り返している。手元にある何種類かのベートーヴェン7番で聞き比べたところ、91年に出た国内盤は全体的に緩いというか大雑把な音。ラフな音作りのため、きめ細やかさは不足している。2004年のエミール・ベルリナー・スタジオのリマスター盤(輸入盤)はちょっと艶消しのマットな音調ながら細部の再現が緻密でアナログ風の柔らかさを感じる。2017年発売のこちらのセットは、リマスターに関する情報がどこにも記載されていないが、明らかに別物で、2004年盤よりも高音域が強調されて華やかになり、スケール感が大きくなったように思う。三者三様だが、私としては2004年盤がかつてLPで聞いていたDG録音のイメージに最も近いように思われる。毀誉褒貶があるvenias盤は、周波数レンジもダイナミックレンジも刈り込んで、こじんまりと箱庭的に小ぎれいにまとめた印象。DGから出ている一連のCDと比べると、迫力というか荒々しい要素が減少した分、耳触りがよくなり聞きやすいともいえる。情報量が減らされているのは、ラジカセ的な小型装置で再生するのに向いた音作りなのだろうか。本家DGの製品と比べたら劣るのはしょうがない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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夏のひかり | 兵庫県 | 不明 | 2017年03月25日
ベーム盛期の選集! 紙ジャケットはオリジナルではありません。晩年の1970年代の五種類の肖像写真を16枚(ハイドンの「四季」は見開き2枚を一組)に分散した、やや安易な仕上げ。したがって演奏時期と合致するジャケット写真ではありません。多少とも一致するのは縦型菓子箱仕様のボックスとブックレット表紙に採用された写真だけとなります。問題は、重なる部分もあるVENIAS レーベルからの選集との音質の違い!それぞれリマスターしているようですが、やはり本家のGrammphon のほうがクリアでダイナミックレンジも広いようには(←ブラインドテストは試しておりませんが)思います。もっともmenbran のライセンス?盤よりはVENIAS のライセンス盤のほうが、よほどマシです。おなじ本家Grammphon でも、初期のCDの音質からは向上していますから、音質にこだわりのあるひとは購入してもよろしいでしょう! なおブックレットにはヘルゲ・グリューネヴァルトさんによる書き下ろし解説が独語、英語訳に加えて日本語訳も、声楽曲では独英二カ国語(「ミサ・ソレムニス」には加えてラテン語)の歌詞が掲載されていて良心的です。写真が四枚掲載されていますが、ジャケット同様レアではありません。しかし、ベーム・ファンのわたしとしては、まあよろしいのではないでしょうか。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フル物好き | 大阪府 | 不明 | 2017年02月16日
盛期ベームの傑演集。単独ではそろそろ入手しにくくなってきた。オリジナルレコードは、今でも人気有り。この頃のジャケ写がまた良い。最初の人が言うようにオリジナルのジャケ写が欲しいところ。エロイカもブラ1もベームのベスト。ミサソレは私見では、ベストの演奏。アルプス交響曲、英雄の生涯などもたいへん良い。ベームの真価は総合的にこのアルバムに凝縮している。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トラトラトラ | 佐賀県 | 不明 | 2017年02月01日
VENIAS「Karl Boehm The Collection?? 音のへんてこな海賊版のことですか? 正体不明でもある。 俺みたいに正規のボックスを集めていたら重複しませんよ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽に寄す | 大阪府 | 不明 | 2017年01月29日
内容は先ごろ出たVENIAS「Karl Boehm The Collection」と重なります。LP初出時のオリジナルジャケットで差別化の工夫でもあれば食指が動きますが…。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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