【中古:盤質A】 R.シュトラウス:英雄の生涯、ベートーヴェン:交響曲第6番 カラヤン&ベルリン・フィル(1972年ロンドン・ライヴ)(日本語解説付)
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乱筆不治 | 東京都 | 不明 | 2021年03月06日
カラヤンが、ベートーヴェンの第6番「田園」をライブで演奏するのは、チクルスを除くと、意外と珍しいと聞いています。この演奏会でも、最初は第4番を演奏する予定だったのが、他のオーケストラの演奏会で先に取り上げられたので、急遽第6番に変更したということです。録音は必ずしも万全ではありませんが、輝かしく聴こえてくるフルートは、ゴールウェイでしょうか(年代的には在籍期間だと思います)。当時としては、速めのテンポで、田園というよりは都会的と評された演奏ですが、今となっては貴重な記録です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2020年01月11日
田園はかなり速いのですが、さすがはカラヤン先生でありベルリンフィルであり軽薄さは皆無ですし、アンサンブルもすごいです。英雄の生涯はいわずもがな。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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直ちゃん | 東京都 | 不明 | 2011年08月21日
音の塊が「歌」を歌っている!「英雄の生涯」は、ただ音符を奏して並べただけでは全く音楽に成り得ない。しかし、カラヤンのこの演奏は、楽団員全員がこの曲の「歌」を知り尽くして演奏をしていると言える。音符1つ1つの意味を楽団員全員が完全に理解して演奏している。蛇足かも知れないが、この曲での「ホルン」の重要性も見逃せない。「田園」はテンポが速めだが、そんなことは問題ではない。やはりここでも、速いテンポの中でオケが「歌って」いる。もう少しスケールの大きい形での演奏を期待された方々も多いと思われるが、このテンポで「歌」を堪能できるのは私にとって大きな喜びである。今の「ベルリン・フィル」が果たして、このような「歌」を歌えるのかどうか、はなはだ疑問に思うのは私だけではないと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ushio | 東京都 | 不明 | 2011年02月17日
カラヤンの十八番。豪華絢爛、壮大な絵巻物をみるようだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2009年10月26日
とにかく美しい。演奏はいずれも当時のスタジオ録音より幾分速めだが、名手揃い踏みの豪華でつややかな響きが古いテープ録音から伝わってくる。テスタメントのロンドン・カラヤンライヴでは、先に売り出された80年代のライヴよりもこちらがお勧めだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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fuka | 神奈川県 | 不明 | 2009年09月21日
よく考えてみたら74、5年ぐらいの大阪フェスで英雄の生涯を聴きました。あの時は前半のワイセンベルクが不調だったような気がしますが、後半のシュトラウスはすごい音が鳴っていて戦場の場面では怖いぐらいでした。今日このCDを聴いて当時のことを思い出しました。時間は経つものですね。それから、カラヤンの田園はいつもこんな感じでしょう。70年代のスタジオ盤よりもう少し時間的には短いですよね。ライナーにはPOとの録音のほうがロマンテイックだと書いてありました。そういえばそうかもしれません。その後でしょう、カラヤンとベートーヴェンの音楽の間に何かが挟まっているようになるのは。でも、ずっとカラヤンはベートーヴェンを演奏し続けた。トスカニーニともフルトヴェングラーとも異なる自分の個性的なベートーヴェンを。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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karayanus2 | UNITED KINGDOM | 不明 | 2009年08月24日
全盛期の72年なので迷わず購入。 カラヤン定番のベト4と英雄の生涯でなく より長い演奏と言う事で田園になったようですが 猛烈に速いテンポながら(第二楽章は10分を少し上回る程度)確固とした 様式が感じられます。62年のDG路線の完成版と感じられます。 英雄の生涯は45分半で若干早めのテンポですが 74年のEMI盤よりは 腰が据わってがっしりとした演奏です。戦場の音響は限界に近い程鳴ります。録音の楽器のバランスはライブですから仕方ありませんが よく まとまっている方だと思います。 強調したいのはこの頃までのカラヤンの音の出し方がデリケートで 繊細でしなやかです。(73年の来日時はまだこの精細さはありました。) 晩年やや硬直して乱暴な音の出し方になってがっかりですが この頃は期待通り フワっと出す感じが最高です。(正にカラヤン節) これこそがカラヤンの最高の美質ではないでしょうか。音も再強奏はやや リミッターが掛かるようですが期待を十分満たしてくれます。好悪は兎も角 所謂カラヤンのカラヤンたる演奏が聞けます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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学而思思而学 | 愛知県 | 不明 | 2009年08月23日
この演奏の音源が残っていて、38年後にCD化されたとは全く嬉しい限りです。私は当時英国Bristolに在住していました。独り身の楽しみとして、Royal Festival Hallの予約会員になっていて、オーケストラ、piano、室内楽、歌曲等の演奏会に良く出かけました。カラヤンさんは当時最も充実している時期で、BPOのベルリン定期演奏会と国内各地での演奏会、アメリカ、日本、及び欧州他都市での演奏旅行、欧州の主要opera劇場との新演出等によるザルツブルグ音楽祭での演奏、ザルツブルグの春夏の音楽祭の運営とBPOやVPO、さらにはoperaオーケストラ等との演奏等々のスケヂュールで、Londonを訪れるのは欧州楽旅での2-3年に一度という状況でしたから、72年5月16日のLondon公演は英国のカラヤンフアンにとっては鶴首していたものです(尤も、この年はEdinburgh音楽祭に招かれてScotland(Englandとは違った土地)に9月に来ている)。私もカラヤンさんの演奏を聴くのは初めてであり、演目にBeethoven“田園”も入っていましたので、大いに期待して列車で往復4時間かけて出かけました。 当時のBPOは蒼々たる超絶技巧を持ったstar playerを擁し(ViolinのConcert masterを務めるシュワルベさん、hornのザイフェルトさん、oboeのコッホさん、Clarinet のライスターさん、fluteのゴールウエーさん等々枚挙にいとまがない)、高音弦楽部、低音弦楽部、金管部、木管部、打楽器部のいずれもが、カラヤンさんの徹底訓練の賜として、分厚い隙のないensembleを常時響かせる定評がありました。最前列席の正面左側にカラヤンさんの奥さんのエリエッタさん、二人のお嬢さん、BPOの団長さん達が着席すると、演奏会はCDに収録されているように、Beethovenの田園から始まりました。 田園のIII楽章“Allegroによる嵐の部分”と、それに引き続くIV及びV楽章の牧歌的な気分と自然への感謝の気持ちを表す楽想が、ビロードの素地のように少し輝いてきめ細かい音の織物として展開する様は、本当にすばらしく、“カラヤンさん+BPO”は聞きしに勝る“指揮者+orchestra”だと改めて再認識した当時のかすかな記憶が、このCDを聞いてよみがえりました。しかし、英国の主要朝刊紙での演奏評は、いささか“辛口”であったと記憶しています。本CDに記録された音は当時の録音技術・機材、及び会場の制約等から、実演ほどの潤いと鮮やかさが不足して、先の“ビロードの素地云々”の感想を完璧に再現するものでは無いと感じております。 “英雄の生涯”は、カラヤンさん自身の成功と重なるような楽想imageを彷彿とさせる演奏で、BPOの機能性と超絶技巧性がうまくマッチした演奏でした。彼もこちらの演奏により力が入っていたのではと思います。聴衆の反応も大変良く、私の席の周囲の英国人紳士淑女達が、『Marvelous!, He is a really maestro!』と褒めちぎっていたことを思い出します。勿論、録音に関しては先に田園で述べた“実演との物足りなさ”はあると思います。 しかし、冒頭述べましたように、自分の参加した相当昔の演奏会の記録が日の目を見たということは、大変嬉しいことで、発売と同時に購入し試聴し、当日の演奏会の記憶を呼び覚ましました。評点は以上述べましたような録音からの印象と実演のそれとのgapが有ることから、星4つ付けましたが3.5点というところでしょうか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年08月21日
カラヤンの英雄の生涯については、昨年、同じロンドンでの85年のライブ録音が発売され、超名演であったが、今回発売された72年ライブ盤も、それに匹敵する素晴らしい名演だと思う。72年と言えば、カラヤンとベルリン・フィルという黄金コンビの最良の時代。指揮者とオーケストラが一体となり、両者が最高のパフォーマンスを示している。シュヴァルべのソロも抜群の巧さで、本ライブ録音の価値を更に高めている。マイクの位置のせいか、金管楽器がやや強く聴こえるなど、録音のバランスがいささか悪い気もするが、この時代のライブ録音からすれば、水準以上の音質であり、全盛期のカラヤンの圧倒的な統率力と、ベルリン・フィルというスーパー軍団の重厚かつ超絶的な技量を満喫できるのは贅沢な限りだ。他方、田園は、素っ気なささえ感じられるような快速のテンポのせいか、カラヤンとの相性が必ずしもいい曲ではないと考えているが、本盤では、全盛期のライブということもあり、同時期のスタジオ録音よりはずっと楽しむことが出来た。解説は、リチャード・オズボーンであり、内容はいつもながら実に素晴らしい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年08月18日
「英雄の生涯」・・・カラヤンの得意曲の一つで私などは1959年BPO,シュヴァルベとの録音をLPで聴いたものです。1974年同じBPO,シュヴァルベでEMI再録、1985年には戻ってDGGにBPO,シューピーラーと正式録音が続出、ライブは1985年BPOものが以前出ましたが今回は1972年のライブでシュヴァルベとの絶好調?コンビによる迫力、正に筋肉質の演奏です。少し雑音らしきものも聞こえますがそれは二の次なのでしょう。「田園」も神経の行き届いた演奏で終楽章など大変美しく仕上げています。ただライブなので演奏後の拍手が本盤の場合入っているのですがほんの数秒間で何か中途半端感を味わいました、難しいですね・・・全く入っていないのも頼りないし。私はLPのDGG版「英雄・・・」がやはり一番ですし他の演奏盤との代替性から判断して今回はOKランク以上とさせていただきます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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安曇野のカラヤン | 長野県 | 不明 | 2009年08月02日
まさにカラヤンサーカス全開といったろころ。ロンドンでのプレミア公演ですね。高原をポルシェで走り抜ける様な「田園」。オーボエはコッホ氏、ホルンはザイフェルト氏であろうか。「英雄の生涯」はシュヴァルベ氏のバイオリンソロの艶やかなこと。非常に色っぽいですね。前回発売の85年録音と比較すると演奏時間はやや早いもののあまり変わらない。オーケストラの統率力という点でこちらの72年盤の方が上でしょうか。音も40年近く前とは思えないほど良いですし、解説書には文字小さいですが、当時のメンバーの一覧もありますし、日本語の解説も良いですね。個人的には大満足でした。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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