【中古:盤質A】 シューベルト:交響曲≪未完成≫≪グレート≫ レナード・バーンスタイン
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2012年09月10日
バーンスタインが、シューベルトのこの、有名な、鬱的に、沈み込み、かつ美しい、途切れ途切れになる、もう音楽が止まりそうになってしまうような曲と、躁的、でも、牧歌的であったり、精神の葛藤を感じさせる、文字通り、壮大な青春と孤独、ボヘミアンな自由人が表した2曲を、商品として出すには、機能的、重い音も、軽々しい音も器用にこなし、変化に見事に対応出来る、オランダのコンセルト・へボウと録音したのは、正解。スケール大きく、感傷的な部分も、見事に表出させている。一見健康そうに見えて、平和を求め、クスリ、煙草を離せなかった両者の病的性癖、苦悩も通ずるところがある。とかく、名演。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年05月06日
大オーケストラによる、恰幅の良いシューベルト。ベームほど骨太ではなく、カラヤンほどグラマーでもなく、ワルターほどの歌もなく、セルほど謹厳でもなく、何だか「ないないづくし」のような表現になってしまいましたが、否定的な意味ではありません。バーンスタインにしてはやや特徴が薄いかなということでこう書いちゃいましたが、全体の出来はもちろん十二分に高水準であります。でもねえ、たとえば「グレート」を聴きたいという時にこのディスクを手に取るかなあといぶかしんでしまうのも正直な感想。よって、ちょっと減点。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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