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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 ケーゲル&ライプツィヒ放送交響楽団

交響曲第9番『合唱』 ケーゲル&ライプツィヒ放送交響楽団

商品ユーザレビュー

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    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2012年12月29日

    前半3楽章は、時折見かける、インテンポで休止符をいじくったアプローチである。前任指揮者のアーベントロートに類似している。そして、合唱指揮者の面目躍如たる処を存分に聴かせる4楽章に突入する。この指揮者は、人声を「言語と喉の生理活動」の合作として理解し、合唱4パートをいかに分離し、かつ掛け合わせれば、共鳴するのかを実演をもって教えてくれる。パート間の強弱、発音、起点から終点への移行の全てが、大きな合唱隊の存在感を構成していく。幾千の劇場型凡演に辟易している聴き手には、たしかに個性的な解釈ととらえられるだろうが、これを聴いて、ミニマル音楽だ、バッハの受難曲だ、などとは全く思わない。合唱の各パートがオケの1楽器となって繊細に共鳴しているだけである。また、およそ30年前にハウシルトが率いて来日し、ドイツレクイエムをやったのを聴いているが、指揮者の無為無策に比し、比較的少人数であったこの合唱団の表現力の余りの高さには、大いに感動したものであった。合唱に丁寧にテコ入れして、第9をやればこう鳴るのだ、という、ケーゲルの遺構である。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2012年06月23日

    これはケーゲルの心境などという先入観なしでお聴きすることをお勧めします。このこんもりした様な重量感あるやや暗い音は、まさにライプツィヒ放送響の音です。この演奏の数年前の、ハウシルト指揮、第九の日本公演(NHK招聘)を彷彿とさせてくれます。当時中学生の私はこれが、本場 ドイツ(東ドイツ)の渋い第九・・と感動した思い出があります。ハウシルト指揮で、他に荘厳ミサ、ブラームスのレクイエム 3曲を携えて日本各地で公演したのですが、接した聴衆たちも思い出すのでしょうか・・(奇しくもケーゲルがその3曲とも、その後CDとして残しています。)さてこのケーゲルの第九 1982年にドレスデンフィルと全集を出してますが、解釈はその演奏とほぼ同じ。1〜3楽章はドイツ伝統的の枠をはみだしてません。(ライナーノートはオーバーですね)4楽章は、コントラバスの歓喜の主題演奏後の116小節、ヴィオラ チェロ コントラバスでの歓喜の主題に2本のファゴットを使うあたりのもスイトナー同様温かいですが、合唱もさすが本場ドイツ語で綺麗です。ケーゲルは日本フィルの年末第九の時も、ドレスデンフィルの録音も、合唱を祈りの曲として演奏してました。こういう第九も、もちろん「あり!!」でしょう。

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  • ★★★★★ 

    ドレクスラー  |  神奈川県  |  不明  |  2012年03月03日

    この絶演を他の何に喩えるのだろう?「許せるか」どうかの話ではない。 Kegelが遣わされた何者かであることを刻印した遺産である。斯様に純粋潔 癖な精神が、混濁の現代にあって生涯、安住の地を見出さなかった悲痛が胸 を衝く。彼は自分が悲痛だと思っただろうか?彼はどんな神を見たのだろう。この演奏はバッハのアリアとともに我々に伝えられたメッセージである。この魂にどのように応える術が我々に遺されているのだろう。

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  • ★★★★★ 

    ktkr  |  富山県  |  不明  |  2011年07月19日

    祝祭というよりは祈り。苦い歓喜。ショスタコみたい。 奇をてらった演奏というわけではなく、ナチス政権、社会主義政権を経験したケーゲルにとってはこれが真っ正直な演奏なのだろう。 普段好んで聴くようなものではないけど、時代を映した演奏として、フルヴェンと同様記念碑的に残るのでは。 ちなみに同年のミサソレも同傾向の演奏。

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  • ★☆☆☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年07月14日

    う〜ん 困りました。 この演奏を聴いて★★★★★を付けれない私は音楽を聴く資格が無いのでしょうか、、、 他のユーザーさんの絶賛レビューを見て聴いてみようと思いましたが、評価を冷静に読むと、気の抜けた盛り上がらない特殊な演奏であることが理解できたはず、、、、 ★の数は別として、ある意味評価通りの演奏です。 病み付きになるかどうかは本人の次第。 私は多分、二度と聴くことは無いと思います。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2011年04月20日

    確かに、これまでに聞いたことのないような第9です。第一楽章など、密度はあるんだけど、なんとなく冷静な印象。バーンスタインのような熱さは皆無。しかし、物足りないかと言うとそうではない。第二楽章も同じ印象。第三楽章も耽溺しないが、歌は十分。一番面白いのは第四楽章。祝祭的雰囲気とは無縁。バランスが誠に特異で、こういう演奏にもなるのかと思った次第。マスで捉えた、ややオフ気味の録音も影響しているのだろうが、解釈自体が特殊なものであることは間違いありません。

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  • ★★★★★ 

    折口茂臣  |  群馬県  |  不明  |  2011年03月10日

    まずいことに、ケーゲル指揮のこの演奏を聴いてしまったがため、もはや他の『第9』を鑑賞することが難しくなってしまった。この演奏には冷ややかな霊気が漂い、とてもとても祝祭的な歓喜とは言いがたい表現である。しかしそのことが、俗世と隔絶した孤高の世界を描き出すかのようであり、人を容易に寄せ付けぬ厳かな空気は、作曲家が晩年に弦楽四重奏において目指した神韻縹渺たる境地と相通ずるものであろう。ケーゲルがどういう意図でこうした演奏を設計したのかはわからないが、結果的に、数多ある『第9』演奏のなかでも極めて異質で、それでいて作品の本質を見事に照射したものとなったと高く評価したい。だいたいここまで宗教的静謐さをもった演奏が、今まで存在したであろうか。合唱の精度の高さがそれを見事に支えている。作品自体に対する認識と向き合い方とが完全に変わってしまうきっかけとなった、私にとってはとても意義深い盤である。お陰様で、クラシックを聴く上での楽しみの一つである聴き比べが、この作品だけは当分出来そうにないかも(これだけはホントに困るのだが)。感動というにはあまりにも肌寒く、歓喜というより呪縛になりかねない神秘の芸術だ。

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  • ★★★★★ 

    OWL ふくろう  |  福岡県  |  不明  |  2010年05月02日

    聴きどころは、終楽章ソロと合唱。今まで何とストレスに満ちた、不自然で無理な発声の演奏を聴いていたんだろうと思うほど、ケーゲル氏指揮のこの演奏には、自然な音楽の流れが感じられる。今までこの音楽を、無理やり聴かせられていたかのような感がある、そのことに気付かせてくれる。全ての旋律、フレーズが、既成観念を超えて再構築された結果、必然した演奏と印象する。これは、奇をてらったり、うけをねらったりするその種の軽さとは無縁のものである。純粋に音楽を追及してきた氏のひとつの大きな成果であると思う。今後、この演奏は、新しい規範として大なり小なり後発の指揮者に影響をおよぼすことになると確信している。

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  • ★★★★★ 

    タケ  |  秋田  |  不明  |  2008年07月28日

    これを聴いてしまうと、数ある他の演奏が皆同じに聴こえてしまう……という、ある意味恐るべき演奏ではないでしょうか? 特に終楽章は集中して聴く価値が大いにあるのではないかと思います。ケーゲルが、どれほど突き詰めて曲について考え、それを演奏に反映させたかが、よく分かるのではないでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    ガリ  |  泪橋  |  不明  |  2008年04月26日

    第1楽章は時折見せる、管楽器のテンポを落とした淋しい表情や、後半弦の悲痛な叫びが印象に残りました。今まで第3楽章は後半が、第4楽章は合唱の部分がイマイチ腑に落ちなかったのですが、ケーゲルの解釈を聞くと、難なく消化できました。第4楽章冒頭、ティンパニのみが突出して、他楽器がヒソヒソ声になるのも録音上だけの問題ではないのでは。非常にシリアスで心に染み入る演奏だと思います。今までで最高のCDでした。

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  • ★★★★★ 

    秋風の吹く頃  |  そろそろ初夏の風  |  不明  |  2007年04月16日

    CDを初めて聴いたとき、もう少し質の良い音源があればと思ったが、聴いているうちに気にならなくなった。今は第9を聴く場合はこのCDにしている。私の場合マニアさんのエアチェックβからCDーRを戴いていたので演奏は良く知っていたが、それにしても解釈でこれほど曲の意味が変わってしまうとは驚く。これまでのお気楽な解釈は何だったのかと思わざるを得ない。買って良かったと思うが、もし将来より良い音源が奇跡的に見つかった場合、是非とも出し直して欲しい。最高の演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    木工ボンド部  |  モンサルヴァート  |  不明  |  2007年03月21日

    初演以来、第四楽章の評価はわかれ、第四楽章を省いた演奏までなされたが、現代に至ってようやく、ここで歌われる歓喜と、狂熱や神秘抜きで向き合えるようになったというのは、苦悩が積もり積もって歓喜の高さに達したということかもしれない。この演奏からはそういう印象を受ける。冒頭から容赦のない現実的な響きが突き刺さる。苦悩を突き抜け歓喜に至る響きはけっして快いものではなく、甘美な陶酔などではないのだった。

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  • ★★★★★ 

    ひろ  |  愛知県  |  不明  |  2007年03月18日

    第九は人類に希望をもたらす音楽ではなくて、恐ろしい予言の音楽ではないか!? ケーゲルが表現したかった事は、一体何なのか誰も知らない。 もしかしたら、楽譜の背後に天地崩壊を発見したのだろうか・・・ あぁ、あまりにも恐ろしい。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2006年12月11日

    耳障りなくらい響いてくるケーゲルの足踏みに、この演奏にかける意気込みがビンビン感じられます。単なるお祭り騒ぎにならないように、誠実で厳粛な態度で作品に向かっている雰囲気です。オケもいくつかのCDで聴く酷い状態が信じられない、気合の入った緊張感ある演奏を聞かせています。特に4楽章は個性的で深い! ポルスターは最近出たCDでは出色の出来。

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    PaPaling♪  |  神奈川  |  不明  |  2006年12月09日

    これは良いです☆ 特に終楽章は、厳かで、ちょっとカンタータみたいな雰囲気。。あまり他では聴いたことが無いです。コントラバスの主題が出てテュッティで盛り上がるまでのくだりは、とっても感動的です。個人的には日本で何度も聴いたポルスターのソロが聴けるもの嬉しいところです。

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