ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 Violin Concerto: Menuhin, Klemperer / Npo

【中古:盤質AB】 Violin Concerto: Menuhin, Klemperer / Npo

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年05月13日

    メニューインが弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲には結構録音盤が数多く残されていてバックがフルトヴェングラー指揮のもの(1947年、1953年録音分)と同じ存在感があるのが本盤クレンペラー/NPOの1966年盤です(これにも実はスタジオ盤とライブ盤があるそうですが一般的には前者が聴かれているようです)。1966年というとクレンペラー81歳、メニューイン50歳の頃、クレンペラーの悠然たるテンポの運びが第1楽章から主導権を握るかに思えましたがヴァイオリン・ソロが入る間際の気遣いらしきものが素晴らしいですね、まさに一期一会と言うべき「間」が所々感じられるのは私だけでしょうか。メニューインの方も決して流れずに手綱を引き締めておりカデンツァも一応メリハリをつけます。そして彼の真骨頂は第2楽章で発揮されクレンペラーは寂寥感でサポートします。最終楽章のバックはやや強めに演奏されベートーヴェンのこの曲における構築性を聴き応え・見栄えあるものに仕立てて行きます。演奏タイムは@24’24A10’23B10’07と心持ち第1楽章が長めではありますが気になる程ではありません。一般評価的にはクレンペラーペースが強調される演奏の様ですが重心の低さとメニューインの音楽の持つ意味を伝える姿勢が魅力的な素晴らしい演奏には間違いありませんね。参考までに他のメニューイン盤をメモしておきますね・・・1945年ロジンスキー/NYPO(タイム不詳)、1947年フルトヴェングラー/BPO(@23’44A10’26B9’56)、同年フルトヴェングラー/LFO(@23’57A10’53B10’16)、1953年フルトヴェングラー/PHO(@23’43A9’36B10’16)、1958年ベーム/VPO(トータルタイム43’12)、1960年シルヴェストリ/VPO(@23’23A10’27B10’48)、1962年メニューイン/BFO(タイム不詳)、同年スヴェトラーノフ/USSRSSO(タイム不詳)、1963年オイストラフ/MPO(@23’49A10’19B10’56)、1981年マズア/LGHO(@24’40A10’42B11’30)等であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    指揮者ヲタク  |  東京都  |  不明  |  2010年01月30日

    LP時代からの愛聴盤です。メニューヒンのファンの方には申し訳ないですが、このディスクはクレンペラーのベートーヴェンです。 クレンペラーの強い主張が最初から最後までぎっしりです。 今日の速めのテンポの演奏に飽き足らない方には、どっしりとした風格豊かな古典的アプローチはたまらないのでしょうか。

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