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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD ヴァイオリン協奏曲 ジノ・フランチェスカッティ、ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団

ヴァイオリン協奏曲 ジノ・フランチェスカッティ、ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団

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    苦沙弥  |  北海道  |  不明  |  2021年07月03日

    Meyerチームによるワルター/コロンビア響のNew Master盤はすべての面でこれまでのLP,CD盤を超越している。オリジナル録音に本質的に手を入れていないMeyerチームによるNew Master盤では高音域も低音域も自然でリアルであり,本質的にこの上なく美しい。個々の楽器の音もオーケストラ全体の音も立体的であり,強奏部もエネルギーと力にみなぎりながらも余裕があって豊かである。もともと美しかったフランチェスカッティのバイオリンも,さらに崇高さと透明感が増し,精神的な深さも一層感じられるようになった。ベートーヴェンの音楽の本質である強い生命力,崇高性,真の美しさが完璧に発揮された,輝きに満ちた演奏である。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年05月02日

    フランチェスカッティと言えば私などはパガニーニ、メンデルスゾーン、ラロといったロマンチックな甘い音楽に向いた演奏家の先入観がありますがベートーヴェン・・・殊に協奏曲は作品の造形美もさることながら旋律線のロマン性には彼の美点が発揮されている様で本盤フランチェスカッテイム59歳、ワルター(85歳)/コロンビアSOの1961年演奏分(タイム@23’25A9’41B10’05)の他に結構ライブも含め演奏盤が残っており1946年クリュイタンス/パリ音楽院Oとの演奏(同@22’47A10’04B9’36)、1950年オーマンディ/フィラデルフィアOとの演奏(同@23’41A〜B19’35)、1952年ミトロプーロス/NYPOとの演奏(タイム未確認)、1954年ミュンシュ/ボストンSOとの演奏(同@25’08A10’58B10’36)、1958年ベイヌム/アムステルダム・コンセルトヘボウOとの演奏(タイム未確認)等々意外な程多いですね。さて、本盤ワルターとの共演はワルターの歌っぼい伴奏とこのオーケストラの音質特徴なのかやや映画音楽的サウンドが手伝って徹頭徹尾ゆったりと艶やかなまでな演奏に仕上がっております。まぁワルター最晩年の演奏と言えど更に情感豊かな温もりある指揮ぶりは特に中間楽章でのフランチェスカッティの流麗さに拍車をかけており正直ちょっと「甘過ぎ」な面がベートーヴェンの造形美をメロメロ寸前にしている印象もありますがそれを楽しむに割り切らざるを得ない処に落ち着きそうに思いました。正に当時の一つの代表的なプロの味なのでしょうね。ただ本盤、この一曲だけというのはちょつと物足りない感じはしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年06月02日

    4大ヴァイオリン協奏曲の一角を占める不朽の名作。しかも、ベートーヴェンが作曲した数々の楽曲の中でも、最も明朗な要素を持った傑作。この傑作ヴァイオリン協奏曲には、これまで多くの名指揮者&名ヴァイオリニストのコンビが、その登頂に向けて挑んできた。その結果として、これまで数多くの名演が成し遂げられてきたが、本盤のワルター&フランチェスカッティの黄金コンビによる演奏も、過去の様々な名演に決して引けを取らない名演であると高く評価したい。本名演の特徴を一言で言えば、情感豊かな人間的な温もりのある演奏ということができるのではないだろうか。ワルターのヒューマニティ溢れる情感豊かな指揮ぶりは、いつもながら感動的であるし、ワルターと同様に、いわゆる技術偏重には陥らず、どこまでもあたたかみのある演奏を披露するフランチェスカッティのヴァイオリンも素晴らしい。ワルターの確かな統率の下、コロンビア交響楽団も最高のパフォーマンスを示していると言える。DSDリマスタリングは、ややきつめの音質に仕上がったような印象があり、鮮明さにおいてはややグレードアップが見られるものの、全体としてイマイチな感じがしたのは大変残念だ。

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