『戦時のフルトヴェングラー2〜ターラ編』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル、ウィーン・フィル(1939-44)(6CD)
商品ユーザレビュー
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
カニさん | 兵庫県 | 不明 | 2021年06月20日
N・H・Kの番組に、「映像の世紀」と言うのがある。同じ様に、「録音の世紀」とも、20世紀は、言えるのではないでしょうか?現在、わたしたちは、日本人にとって重要な「昭和天皇の終戦の詔勅」を聴くことができる。この「戦時のフルトヴェングラー2=ターラ編」では、ヒットラーの死を伝える時に使用された「フルトベングラー指揮のブルックナー交響曲第7番〜アダージョ」を聴くことができる。さらに、残酷な瞬間である。1945年1月22日、23日の昼間のベルリン大空襲の後、コンサートで、モーツアルトの交響曲第40番の最中に、大空襲で中断、エリザベート夫人の回想だと、逃げ込んだ防空壕の中で、軍需大臣のシューペアーが、フルトヴェングラーに亡命を進めた。しかし、フルトヴェングラーは、空襲警報解除後、コンサート会場に戻り、「ブラームス:交響曲第1番」を演奏し、市民もすがりつくように、聞き入ったという。当然、電気は、回復まで時間がかかっただろう。この時の「ブラームス:交響曲第1番」の第四楽章が、奇跡的に残っていて、このCD-BOXに収録されているまさに、歴史の証言とも言うべき録音である。是非とも、歴史と戦争の苦悩を聴いて欲しい。そして、わたしも、。考えながら聞くだろう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示