【中古:盤質A】 交響曲第1番、組曲『カレリア』 カラヤン&ベルリン・フィル
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フルシチョフ | 東京都 | 不明 | 2011年12月18日
あらためて、カラヤンは上手い指揮者だと感じました。 聴かせどころを掴んで強調する。この曲を初めて聴いた 時に感じていた雰囲気を思い出しました。80年代の カラヤンならではの円熟も感じます。所々、ティンパニ が目立ちすぎるきらいは確かにありますが、録音の 関係であり、演奏の問題ではないと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年01月23日
カラヤンは、独墺系の指揮者では珍しいシベリウス指揮者であった。他には、独墺系指揮者でただ一人全集を完成したザンデルリングがいるだけである。カラヤンは、第3を録音せずに鬼籍に入ってしまったが、録音の予定はあったと聞く。これは大変残念なことではあるが、しかしながら、遺された録音はいずれ劣らぬ名演であると考える。認知度が高いのは、フィルハーモニア管弦楽団時代の録音や、60年代の第4以降の4曲を収録したベルリン・フィルとの録音であるが、何故か、70年代の第4及び第5、そして、80年代の本盤や第2、第6の認知度が意外にも低いのは何故であろうか。特に、これらの演奏には、オーケストラの最強奏、特に、フォーグラーの迫力あるティンパニが、シベリウスにしては大仰過ぎる、更に一部の評論家によると、シベリウスの本質を逸脱しているという批判さえなされている。しかしながら、シベリウスの本質とは一体何であろうか。確かに、北欧風のリリシズムに満ち溢れた清澄な演奏が、シベリウスの演奏により相応しいことは認めるが、シベリウスは北欧のローカルな作曲家ではないのだ。正に、21世紀初頭を代表する国際的な大シンフォニストなのであり、それ故に、演奏様式はもっと多様であってもいいのではないだろうか。カラヤンこそは、特に、認知度が低かった独墺系社会にシベリウスの交響曲や管弦楽曲の素晴らしさを認知させたという偉大な業績があり、作曲者も、カラヤンの演奏を高く評価していた事実を忘れてはならないだろう。本盤の第1は、カラヤンの唯一の録音であり、確かに、オーケストラが鳴り過ぎる、ティンパニが強靭過ぎるとの批判は予測はされるが、北欧風の清澄な抒情にもいささかの不足もなく、私としては、シベリウスの第1を、ドイツの偉大な交響曲にも比肩する芸術作品に仕立て上げた素晴らしい名演と高く評価したい。併録のカレリアも、聴かせどころのツボを心得たカラヤンならではの名演だ。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Dewurich | 埼玉県 | 不明 | 2010年11月24日
シベリウスの本質とカラヤン美学が高い次元で融合した名演です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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北の火薬庫 | 北海道 | 不明 | 2010年11月07日
この演奏を聴くとカラヤンが、この曲が嫌いであったことが理解できる。たぶん、全集のための録音なんだろうな?4〜7番の名演は、EMI、DG,EMIで実証済み。「嫌いなら録音しなきゃいいのに」という程度の演奏。「こりゃティンパニ協奏曲か?!!」という解釈。EMI JAPANのせっかくの最出発なのに・・100枚の中選んだ人は、カラヤンの「駄演」としてコレクションしたかったんのか?「聞いてびっくり!!」間違いなし。「ありえません」の連発。終わると、カラヤンてなんだったの?と思うこと間違いなし。その意味では☆5です。評価は☆0です。1になってるけど、ゼロは入力できないからです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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恐怖のタヌキ男 | 不明 | 不明 | 2010年11月01日
このシベリウス/交響曲第1番はカラヤン唯一の録音ということですが、81年、全盛期のベルリン・フィルによる北欧のサウンドを満喫できます。カレリア組曲ともに、イギリス圏でのシベリウスとは違うものが聴けて貴重です。ベルリン・フィルは、アバドがシベリウスを振らず、ラトルも最近振らないので、これは貴重な記録です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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