モーツァルト(1756-1791)

CD 【中古:盤質AB】 Sym.38, 40: Walter / Columbia.so

【中古:盤質AB】 Sym.38, 40: Walter / Columbia.so

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年05月16日

    ワルターはモーツァルトを得意として、数多くの名演を遺してきたが、本盤は、SACD化により高音質化されたことも考慮すれば、最高の名盤と高く評価したい。ワルターのモーツァルトが素晴らしいのは、モーツァルトだからと言って、こじんまりとした演奏にはしないということ。あたかも、ベートーヴェンの交響曲を演奏する時と同じような姿勢で、シンフォニックで重厚、かつスケールの大きな演奏を行っている。近年の、ピリオド楽器を活用したり、古楽器奏法などを駆使した演奏とは真逆を行くものと言えるが、果たして、近年のそうした傾向が芸術の感動という観点から正しいと言えるかどうかは、私としては大いに疑問を感じている。ワルターのような、いわば古典的な名演を聴いていると、どこか故郷に帰った時のようにほっとした気分になるのは、必ずしも私だけではあるまい。プラハの随所に漂う典雅なニュアンスの込め方も感動的であるし、第40番の、特に第1楽章の魔法のようなテンポの変化や絶妙のゲネラルパウゼは、ワルターだけが可能な至芸と言えるだろう。DSDリマスタリングを基にしたSACDの高音質は極上の一言であり、ワルターの至高の名演をこのような鮮明さで味わえることを大いに喜びたい。

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    take  |  長野県  |  不明  |  2010年02月11日

    プラハは最高。多面体。ドンジョバンニの地獄の暗黒から、そよ風にゆれる夏樹のこぼれ日、深い思索、モーツァルト特有の愉悦まで、実に多様な要素が走馬灯のように流れてゆく。40番は高雅なかなしみ。ウィーンPOとの悲劇的ロマン、ベルリンPOやニューヨークPOとの冷厳とは異なる。

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    Pianist  |  東京都  |  不明  |  2009年11月20日

    なんと穏やかで暖かく、底に秘められた力と情緒の美しさが全体を包み上げるスケールの大きな表現… これほどロマンティックで美しい40番は他に…と言い切ってしまいたくなる大傑作。マックルーアのマスタリングでワルターのCDが初めて出た時(1983年末だった)、同じく新マスタリングによるLPも出たが、その時にこの40番をレコードで聴き、感激した。いわゆる通の間ではVPOとのライブの評価が高いが、普通に聴いてみるとこのコロンビア響の方がよりポピュラリティーのある名盤だと思う。この40番に限らず海外ではステレオ再録音のモーツァルトの交響曲群は冷遇されているような気がするが(アメリカ盤のSBMシリーズでもNYPなどのモノ録音がセット化されて、ステレオ版は出ずじまいだった)、古典的・歴史的・一般的と、あらゆるニーズに応え得る名盤。40番を愛する人に絶対に聴いて欲しい一枚。但し、最近のDSDマスタリングには少々辟易。あまりにもグロテスクでハイ上がりの音になってしまっており、音楽を聴きこむ前に耳が疲れ、イライラしてくる時さえある。最近のDSD盤を聴いた後、かつてどのレコード店でも何気なく見かけた90年代初めの「ベストクラシック100」シリーズの旧マスタリングを中古で探し出した。こちらの方がはるかに自然な音。単にハイを抑えるとかどうとかで調整できる問題ではなさそう。ノスタルジーと言われても仕方ないが、上記マックルーアの最初のリマスター版LPの音と感激が懐かしい。五つ星は演奏について。最近のDSD盤の音にはちょっと賛同しかねる。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年11月02日

    クラシック音楽の好きな学生時代の友人が時々モーツァルトの第40番第1楽章のあの出だしテーマを口ずさんでいて彼のお宅に行ったところこのワルターの同曲を日頃聴いているようでした。懐かしい思い出ですがあのVPOとの引きずり上げるポルタメントこそ影を薄めていますがワルター自身仕上げの第40番と意識している事?がかけがえなく思われます。第38番は第40番と好対照を成し全体にコロンビアSOの響きの限界はあるものヽ「しっかり演奏する」旨のワルターの方向性が貫かれSACDへのフォーマット変更による期待も含め最高盤とします。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年11月02日

    私の予備校時代にクラシック音楽の好きな隣席の学生が時々モーツァルトの第40番第1楽章のあの出だしテーマを口ずさんでいて彼のお宅に行ったところこのワルターの同曲を日頃聴いているようでした。懐かしい思い出ですがあのVPOとの引きずり上げるポルタメントこそ影を薄めていますがワルター自身仕上げの第40番と意識している事?がかけがえなく思われます。第38番は第40番と好対照を成し全体にコロンビアSOの響きの限界はあるものヽ「しっかり演奏する」旨のワルターの方向性が貫かれた最高盤です。

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  • ★★★★★ 

    鬼ヶ島  |  山口  |  不明  |  2007年09月10日

    CDと比較するとSACDは、音場の再現性とエネルギー感で差をつける。マックルーア監修盤と随分イメージが違うのは確かだが、彼だって現在の技術を使えば、また違ったマスターを作るかもしれないわけだし、20年以上も前のマックルーアのマスターだけを唯一絶対視するのは如何なものか?このDSDマスタリングもSACD最初期の物で、現在であればもっと良い物が作れる可能性もある。これまでSACD化されていない物も含めて、RCAのリビングステレオのようにオリジナルの3chも聞けるハイブリッド盤での発売を望む。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ∫(furtwangler)dx=感動  |  石川県  |  不明  |  2007年08月07日

    演奏はすばらしく,ワルターならではの38&40番だが,DSDマスタリングはひどすぎる。ひどいひdどiひどいhhひどiいhひddどih・・ プラハに関してはマックルーア監修盤をもっているが,全然違う。あたたかさとかまろやかさが。ワルターの演奏にはDSDは使うべきではないと思う。きんきんした高音がとても聴きづらく,ワルターの心のこもった演奏を台無しにしてしまっている。「だめ」というのはDSDのせいで,ワルターの演奏の評価は「最高」どころではありません。でも40番はやっぱりVPOとの52年盤(ソニー)です!

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    ルパン4世  |  浜松市  |  不明  |  2007年05月24日

    現在、この演奏で最も音質が良いCDは、マックルーア監修のマスターを使った紙ジャケ盤でしょう。どなたかこのSACDとどちらが良いか教えてくれませんか?

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    A  |  福岡  |  不明  |  2003年02月09日

    カップリングは異なるがCDと比較すると、やはり音がいい。スケール感がちがう。これはCDはマスターを生かしきれてなかったということか。演奏に関しては、ウィーンフィル盤やニューヨークフィル盤と聞き比べると面白い。

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