【中古:盤質AB】 シューベルト:交響曲第8番「未完成」、第9番 イシュトヴァン・ケルテス
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しょーぱん | 神奈川県 | 不明 | 2011年04月28日
早世したケルテスの英デッカに遺した音源は全て人類の至宝と呼んでも差し支えないと思う。ドヴォルザーク、ブラームス、そしてこのシューベルトの交響曲集は永久にタイトルから外れる事は無いと聴く人は確信するであろう。このディスクに関して言えば演奏内容は文句無しなのだが「未完成」の冒頭が音が小さすぎてボリュームを上げて聴くとフォルテの音が半端なく大きくてボリュームを下げざるを得ない。聴く時このボリューム調整が気になってなかなか集中できないのがネックである。それを除けば「決定盤」として最高の演奏である。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うるさい中学生 | 山形県 | 不明 | 2010年06月13日
僕は曲としてはグレイとの方が好きなんですが、この録音では、未完成の方が好きです。木管(特にフルート)とホルンが素晴らしいと思います。他の方も仰ってますが、時に恐ろしさをも感じさせる、強靱な金管も好きです。最近のピリオド演奏とは対照的です。壮大なシューベルト、名演です。この人の新世界やブラームスなどを聞いても思うのですが、ケルテスの音楽はスケールが大きく、やや重心低めの力のこもった演奏が多いと思います。しかし、一方で旋律の美しさも活かしています。もっと長生きしていれば…。つい考えてしまいますが、強靱な金管などは、若さの象徴なのかも知れません。とにかく素晴らしい演奏です。是非、ご一聴を!!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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味噌カツ | 名古屋 | 不明 | 2008年11月09日
未完成:少しやり過ぎと感じる所もあるが名演と思う。殆ど聴こえない冒頭から雷のようなフォルティシモまで凄まじいレンジの広さ。まるで古楽器演奏のような鋭いアクセントが頻出し、特に金管とティンパニの容赦無い強奏は圧巻で、恐ろしささえ感じる。第2楽章だって同じ。ただ、弦・木管の美しさは素晴らしく、激しいだけに留まってない。グレイト:爽やかなリズムと美しいVPOサウンドとが織り成す名演。長い&同じ旋律の繰り返される曲だがメリハリがついていて退屈しない。古い録音だが両曲とも鮮やかに録れている。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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46gama | 筑波 | 不明 | 2007年08月14日
テンポといいリズムといい,こんな新鮮なグレートは久しぶり。ザクッザクッと切り込んでくるかのよう。シューベルトらしさがどのような様式であるにせよ,聞き手をがっしりとらえて放さない,熱気にあふれたすばらしい演奏だと思います。一気に聞き通してしまいました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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唯聴家 | 東京都,世田谷区 | 不明 | 2005年11月13日
ケルテスという指揮者は,もう少し指揮活動が長くできていればきっと現在の評価以上の大指揮者になっていたと思う。 「未完成」も「グレイト」もいずれもウィーンの香りの漂う素晴らしい演奏だと思うが,彼が不幸な死を遂げる直前に,ブラームスと同じ時期にこのシューベルトも録音されていれば,より深い演奏になっていたはずであり,残念である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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