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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

SACD 交響曲第2番 サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団(日本語解説付)

交響曲第2番 サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団(日本語解説付)

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    白文鳥  |  愛知県  |  不明  |  2021年07月25日

    チャイコフスキーのシンフォニーは避けて通っている印象のあるラトルですが、ラフマニノフ2番は若き日に録音したLAPOとの名演があります。歌心溢れる演奏でした。BPOともヨーロッパ・コンサートで取り上げ、このコンビの全盛期を証明するような演奏でした。ロンドン交響楽団との新盤は、数多ある同曲の中でもトップクラスと言える非の打ち所がない演奏と言えるでしょう。過去にプレヴィンとの名演があるからと言ってもメンバーは総入れ替えされているはずなので、ラフマニノフの伝統があるという先入観なしで聴き始めましたが、最初の数分で思わず唸ってしまいました。ラトルの語り口の巧みさとオケの派手さを前面に出さず、それでいて聴き手を圧倒させる充実した響が、長大な第一楽章を飽きさせることなく完結させます。第二楽章のリズムと抒情の織りなす調べ、そして第三楽章の甘美なメロディーが今のこの暗い時代に一瞬の癒しを届けてくれます。最終楽章がうまくいかないはずがありません。ラフマニノフ2番コレクターのCDラックにまた一枚宝物が増えました。

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    singet225  |  岐阜県  |  不明  |  2021年04月20日

    サイモン・ラトルとロンドン響によるラフマニノフの2番。第一楽章冒頭から弦の歌い口が非常に印象的。緊迫感が凄い第二楽章。そしてよく歌い込まれながらも情報量も多くその美しさに魅了される第三楽章。第四楽章は絢爛たる音のうねりに圧倒される。第三楽章がとてもよく歌い込みつつ節度があるから第四楽章がより一層引き立つ。誠に見事な造形力!そしてラトルの素晴らしい所は、その造形力に人肌が加わっている点に他ならない。世代が近いゲルギエフやパーヴォ、同じオケを振ったプレヴィンの名盤が霞む程の見事なラフマニノフ。

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