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ストラヴィンスキー(1882-1971)

SHM-CD 『春の祭典』『ペトルーシュカ』 コリン・デイヴィス&コンセルトヘボウ管弦楽団

『春の祭典』『ペトルーシュカ』 コリン・デイヴィス&コンセルトヘボウ管弦楽団

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    シャルヴェンカ  |  千葉県  |  不明  |  2021年11月19日

    高校2年、全日本吹奏楽コンクールを目指して猛練習に励んでいた頃にレコードを入手。強烈なジャケット写真も未だ新鮮だ。カセットテープへの録音を頼んだフルートパートの女子から狂った音楽だと言われてしまった。一方の私は冒頭のソロがどの楽器なのか認識出来ず、早速スコアを入手。それがファゴットだと知った。独特な響きだ。続くは世界一の木管セクションの独壇場。軽々と演奏している。そしてこの演奏が他の追随を許さないシーンが強烈な絃楽器の返し奏法で始まる乙女たちの踊り。裏泊の8本のホルンはほぼ100%の演奏がグシャッとただの不協和音なのだが、この演奏は唯一ハーモニーとして成立している。続く絃楽器、16分音符の3拍目休符のリズムと他の楽器群の8分音符のリズムがガッチリ噛み合う。今聴いても鳥肌が立つほどの鮮やかさ。全体に他の大多数の演奏の一つ上の次元を行くリズム感とダイナミクス。ホルン・セクションは正に世界一だ。これが45年前の録音だとはとても信じられない。春祭は特に後半に変拍子が多発するが、スコアを見ながらCDの演奏に合わせて指揮をしても99%最後まで辿り着けない。当時1%は成功してました。かつてカラヤンが最後の3小節の指揮のうまい方法を思い付いたと子供のように喜んでいたという逸話がある。サー・コリン・デイヴィスという指揮者は、例えばハイドン、シューベルト、シベリウスなど決して冒険の必要のない正当的な演奏をするというイメージがあるのだが、ペトルーシュカ、火の鳥と、コンセルトヘボウ管との録音は別人のようなインスピレーションに溢れている。ハイティンクがこれら三部作をベルリン・フィルとのセッションまで持ち越したのは、デイヴィス盤を強く意識したからではないか。指揮者、オーケストラ共にベスト録音と言い切ってしまおう。

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月21日

    初めて「春の祭典」を聴いたのがこの演奏。FM放送華やかなりし頃、タイトルからして明るく爽やかなワルツか何かだと思い、ラジカセの前に陣取り、耳を澄ませて曲の始まるのを今か今かと待っていました。音楽スタート!しかし、聴こえてくるのは何か訳のわからない旋律。挙句の果ては暴力的な弦の合奏ときたもんです!あっけにとられて、その時録音したテープはもちろんお蔵入りとなってしまいました。不思議なもので、しばらくすると何故かもう一度聴きたくなって、聴いてみると結構面白い。何回も聴きうちに嵌ってしまい「ハルサイ」ファンの一丁上がりとなった次第です。以来、いろんな「ハルサイ」を聴いた後の「お口直し」的な存在になったのは言うまでもありません。演奏?骨太、緻密、重厚といった言葉が似あうかもです。録音は旧フィリップスの最高傑作のひとつです。 余談ですがこの演奏、後日別のFM局でもLPで放送され、33回転のところを45回転でラストまで放送し、アナウンサーが何食わぬ様子で楽曲紹介をしていたのが忘れられません(実話です)。

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    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年02月23日

    素晴らしい演奏・録音です。 「アナログ終期の名録音はデジタル初期よりはるかに優れている」とよく言われていますが、この録音はデジタル最盛期録音よりも上を行っています。特に派手な効果を狙ったものでないところに好感を持ちました。 ショルティ・シカゴ、アバド・ロンドンなど、ハルサイの優秀録音には、アナログ終期のものが多いですね。 なお、ジャケットのセンスの良さも特筆ものです。

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    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2018年10月24日

    コリン・デイヴィスとアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団、 アナログ末期の録音だが、その辺のデジタルよりはるかに素晴らしい録音。 レンジが広いのもそうだが、臨場感がよく伝わる。 コンセルトヘボウの実力がいかんなく発揮されている。 ハルサイはおおむねほとんど聴いているつもりだが、 最新の録音よりすごい。 これはデッカから発売されているが、フィリップスの録音が いかに優れたものだったかの証明。

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    遊人王月曜日  |  北海道  |  不明  |  2016年07月23日

    まずもって録音がすばらしい。デジタルなんのその。驚異のアナログ録音と評価したい。肝心の演奏であるが、言うことなし。コンセルトヘボウの計り知れない底力に圧倒された。個々の楽器が名人芸を示してくれているし、低弦がよくいかされていて、音に立体感が漂う。ティンパニーの強弱やリズムにもしびれた。デイヴィス会心の名演であり、これからの人たちにもきっと愛聴されることでしょう。

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    京都のタケさん  |  京都府  |  不明  |  2015年04月19日

    とにかく緻密。 不協和音と書くが、実際には、なにかしらまとまりがある響きがほとんどなので、全曲通して、それを実現した演奏。 オケも、パワーはないが、アンサンブルは第一級の、コンセルトヘボウなので、ますます、滋味あふれる緻密な演奏になっている。 例えて言うなら、原始的な儀式を、トップクラスの映像作家が撮った映画、とでもいうべきか・・・・。

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    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  2009年11月08日

    高校生のとき擦り切れるまで聴きました。オケも演奏も録音も指揮もすべて最高の演奏です。今聴いていますがやはりこの演奏を超えるものは出ないじゃないでしょうか。クラッシック音楽の凄さを私に教えてくれた一枚です。レビューが一人なんて本当にかなしい。

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    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  2008年03月11日

    「春の祭典」は、LPでの初出時、まさに一世を風靡したレコードだった。それまで地味な存在だったこの指揮者への注目度を、一気にアップさせた1枚としても忘れがたい。その後30年の間に、星の数ほどの新録音が登場したが、この録音の素晴らしさは全く色褪せていない。なかなかにアグレッシブでありながら、純音楽的・・という、容易にマネの出来ない離れ業をやってのけたこの名演。LPでは「ペトルーシュカ」と合わせて5千円もしたのが、なんと1000円!! バチがあたりそうである。「お買い得」の一言に尽きる名盤!

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