Chorals-poemes D'orgue Pour Les Sept Paroles Du Xrist: 高橋博子(Organ)
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cevon | 大阪府 | 不明 | 2025年11月12日
かつてポセイドニオス堂サイトで紹介されていたことで知った作曲家で、そこでメシアンのオルガンの先生だったことを知りました。ただその作品内容は全く異なり、音友ムックでも触れられていたように、メシアンよりも遥かにやばい音楽です。ポセイドニオス堂管理人さんは確か接神体験というような表現を使っておられましたが、まさにそのような心持ちになります。どちらも信仰の音楽ですが、メシアンは色彩的な啓示と賛美の音楽、トゥルヌミールは自己省察的幻視典礼音楽とでも言えるようなイメージです。近代オルガン音楽中最もマッシブに響くことがある(特にop.69以降の作品群)のにも関わらず、その瞑想性と内観性の為にむしろ密やかさや静謐さが際立ちます。殊オルガン音楽においては作曲規模と内容双方で大バッハにすら比肩すると私は思っています。本盤での演奏時間(op.67)は幾つかある既録音の中でもゆったりめですが極めて高い集中を感じ、このテンポが最適だと思えた心地良さです、素晴らしいどころではなく私の中では決定盤になりました。トゥルヌミール独自のハーモニー変化がとても感動的です。今後状況がもし許すのであれば高橋さんにはぜひ、晩期の最高傑作群であるop.69、op.71、op.75、op.76の録音を希望したいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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