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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第7番『夜の歌』 インバル&フランクフルト放送交響楽団

交響曲第7番『夜の歌』 インバル&フランクフルト放送交響楽団

商品ユーザレビュー

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    poo  |  奈良県  |  不明  |  2016年04月17日

    この7番はインバルとフランクフルト放送響のチクルスの中でも、演奏と音質の良さで発売当時一世を風靡した大名盤ですが、このblu-spec素材による新リマスター盤はさらに物凄い高音質になっていて目が覚めるようです。解像度の向上が著しく、高音域や音圧が微妙にパワーアップしています。好みによってはややキツい音質だと感じる方もいるかもしれません。 久しぶりに聴き直してみて、情熱的でありながら細部まで緻密で、バーンスタインやブーレーズが過ぎ去った今日のマーラーの演奏スタイルとして、今聴いて最良のバランスだと感じました。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2014年05月04日

    明快な演奏です。音質も素晴らしいです。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月08日

    マーラー没後百年ということで私にはかねてより難曲の交響曲第7番「夜の歌」の幾つかの演奏盤を再度自分の能力上達確認も兼ねて聴き直しております。本盤はインバル/FRSOによる1986年のインバル50歳の時の録音演奏で1987年のレコード・アカデミー賞受賞盤であります。先ず演奏タイムが@22’36A14’40B10’18C13’13D16’49と心持ち最終楽章があっさり目の感じがします。第7番はスコアの第2,4楽章に「ナハト・ムジーク」と記せられていた事から「夜の歌」というタイトルもついていながら支離滅裂な感じでとっつきにくい印象があり・・・プラハでマーラー自身の指揮での初演も聴衆の反応はかなり鈍かったらしくまして我々素人はそのレベル以下で当然なのかも・・・と自ら自己弁護。この曲はマンドリンとかカウ・ベルなど交響曲には珍しい楽器も使われ矛盾・分裂気味の印象を更に煽り聴き様によっては単に「音の瓦礫」にしか聞えかねない世紀末芸術的作品をインバルはどちらかと言えば複雑な響きを整理して抑制を効かして同じユダヤ系のバーンスタイン等の演奏とは異なり粘つきません。各楽器の音を明瞭に出して録音の良さで奥行き感を増長させます。私自身はインバルの本マーラー交響曲シリーズでは第4番の明るい見通しの良い演奏の面影をこの第7番にも見たのですが少し曲場面も異なる処、微妙な隙間がありました。最終楽章と対をなす第1楽章は冒頭葬送雰囲気の陰鬱なリズムでスタートしますがオーケストレーションにおける長短調の絶えざる行き来やシェーンベルク的不協和音に加えるに突如とした爆発と停滞の繰り返しの内にもこの演奏はユダヤ的共感に過度には陥りません。インバルには短調より長調が向いている処も第4番と連想した所以なのかもしれませんがその明暗両立での底入れが少し見当たらないのが些か物足りなくはあります。第4楽章と対をなしていると言われる第2楽章は前楽章と変わって山岳風景的なホルンや前述のカウ・ベルなどで抽象的ではありますが田園風景が想起される楽章です。途中美しいメロディアス部分もありますがただマーチ基調は各楽器に加えティンパニーもアクセント付けしそのメリハリ感が素敵ですね。第3楽章の冒頭の不気味なスタートは印象的、やがて現れるグロテスクな舞曲的テーマもマーラー独特の感触。ある退廃的な臭いを醸し出しますがあくまで粘つかない風通し良い肌合いですね。トリオ中ほどのヴァイオリン、チェロ等の踊る処も絶妙です。やや単調さに流れそうな処を最後ティンパニーで楔が打たれます。第4楽章はヴァイオリン・ソロから入るのですが優しい雰囲気で茶々を入れる如く挿入されるギター、マンドリンののどかさがホッとさせます。時折マーラーの曲に見られる各楽器を入れかわり立ちかわり登場させる室内楽的雰囲気も捨てがたくヴァイオリンのしっとりさが全体の演奏から見ると引き立ちますね。最後は消え入りそうに〆めます。連打ティンパニーがこの最終楽章の象徴ですが決して狂気に走らず後半管楽器中心に「溜め」を不気味にばら撒きながら次第に山場へ・・・鐘も大いに鳴らされフィナーレへの体勢は万全・・・冒頭のティンパニーも多用されて勝利感の内に曲は閉じられますが「切れ」の良い演奏が雪崩れ込み的フィナーレ・クライマックスにも重さ・粘つきがなくこの辺りポイントゲットするかいなかの分かれ目。全体としてはアッサリさ・分かり易さでの素晴らしいアプローチの第7交響曲なのですがそれと対照的なとてつもないタイムのクレンペラー盤が私の中では一歩リード??。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    トミーガン  |  東京都  |  不明  |  2010年12月28日

    この7番は本当に素晴らしい! 音質は最高だし、各楽器がよく鳴って聞こえる。 演奏はテンポはストレートで粘るtころはありません。 テノールホルンが今まで聴いてきたなかで最も明瞭に聴こえる。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年09月20日

    インバルは80年代に、当時の手兵であるフランクフルト放送交響楽団とともにマーラーの交響曲全集を録音した。いずれも、名演揃いだと思うが、その中でも随一の名演はこの第7ではないかと考える。レコードアカデミー賞を受賞したのも、確かこの第7だけであったはずである。第7は、最近ではそのようなこともないと思うが、80年代は、マーラーの交響曲の中では不人気の部類に属していた。クレンペラーによる超スローテンポのスケール雄大な名演や、バーンスタイン、テンシュテットによる劇的な名演もあったが、いずれも指揮者の個性の方が際立った演奏であり、第7の曲自体の魅力をストレートに表現してくれる演奏はほとんどなかったと記憶する。そのような中で登場したインバル盤は、マーラーの第7の真価を知らしめたはじめての名演と言えるものであり、更には、そうした評価は現代においても十分に通用するものと言える。インバルの解釈は、内なるパッションや個性をできるだけ抑制して、マーラーの音楽を純音楽的に響かせようとするものであり、名演ではあるものの、例えば第9など、いささか物足りなさを感じさせるものもあった。しかしながら、第7については、そうしたアプローチがプラスに働いていると言える。第7は、終楽章は別にして、第1〜第4楽章には、マーラーの交響曲の中でも特に繊細な抒情や巧みな管弦楽法が際立っており、こうした箇所において、インバルはあらゆる音符に光を当てて、実に精密な演奏を心がけている。もちろん、終楽章の迫力は、インバルとしても、自己抑制を超えたパッションの爆発があり、いい意味でのバランスのとれた名演と高く評価できる。録音ももともと素晴らしいが、Blu-spec-CD化によって、さらに音場に奥行きが広がり、臨場感溢れる音質になったことも、本盤の価値を大いに高めることに貢献している。

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  • ★★★★★ 

    とくちん  |  熊本県  |  不明  |  2010年09月20日

    お恥ずかしい話…今まで食わず嫌いだったこの曲を最近やっと聴き…大後悔。取りあえずアバド、ラトル、ショルティ、まだ4枚ですが、インバルが1番オススメです。バランス、表現、技術、音(録音含め)良いと思います。Blu-specというのも影響ありか…。1・5・9番も聴きましたし、マーラー以外にも色々聴きましたが…何かしら足りないモノがありました。ただこの7番はモノが違う!と思いますがどうでしょう?まぁ何だかんだ言いましたがインバル好きのような…

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  • ★★★★☆ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  2010年03月14日

     録音も演奏も優れており大方の五星に異存は有りません。 C/P は最高。正にこの一枚でしょう。ただ再投稿はできないので、規則違反を承知でこの場を借りれば、Leaper/Gran Canaria PO はこの盤に比肩します。あちらは Arte Nova の廉価盤で C/P は同じく高い。Inbal は細かくテンポを揺らしますが、Leaper は大きくうねります。五楽章最後に雪崩れこむ衝撃はLeaper が遙かに凌駕。勿論ここの所は個人の好みです。私にとっては Leaper が最高。―それに応える Glan Canaria PO も離島の楽団とは思えない実力。次いで Halasz の怪演。―Zinman,Levi も良い。Inbal/Frankfurt RSO は演奏録音ともに緻密優秀。ただ些か impact に欠ける弊が有ると私は思います。他の人に薦めるのは無論この盤。

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  • ★★★★★ 

    NOBO  |  東京都町田市  |  不明  |  2008年01月01日

    マーラーの交響曲中グロテスクなメルヘンを最も強く感じるのがこの7番。マルチマイクの収録だと各楽器がクローズアップされては消えてゆくネオンの点滅みたいな騒々しいだけの印象になりがちだが、このワンポイント録音は見事に問題を克服している。生を聴く感覚に極めて近い。尚、この手の録音は小音量で聴いても真価はわからない。音量自体もコンサートと同一レベルに設定する必要がある。

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  • ★★★★★ 

    clara  |  北海道  |  不明  |  2007年12月22日

    この曲を最後まで聴き通せた最初の演奏。お陰で他の演奏も聴けるようになりました。感謝。

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    リスナー  |  湯の里  |  不明  |  2007年12月02日

    チェリの弟子インバルの演奏には、師の影響が随所に見受けられる。当然極端な微速スタイルのチェリ=インバルと言うことは無理だが、細部を凝視する「現象の音楽」の姿勢は共通している。もちろんインバルで、マラの交響曲を残さなかったチェリの代用をしろ、などというのではない。曖昧な要素の多い芸術の「視点」を考える意味から、インバルは興味深い仕事をしているし、現象+意識+細部の、主客が消失した特異的なマーラーとして大変面白い。現象=意識の流れの中で、感傷とか濁りに陥らないのがインバルの凄いとこだ(チェリもそうだが)。

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    ハンス  |  世田谷  |  不明  |  2005年10月21日

    このディスクを「やる気のないくたびれた演奏」「寝ぼけた録音」という人の気が知れない。抑制の効いた利発な名演で録音も明晰。ファーストチョイスに推薦できます。

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    むらむら  |  松島  |  不明  |  2004年08月20日

    インバルのマーラーはどれも素晴らしい!7番は響きが整理されきれずに、聞きにくい演奏も多いと思いますが、当盤はそんなことありません。マラ7を苦手にしている方にオススメできます。

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    シベリウス三世  |  会津若松市  |  不明  |  2002年12月11日

    インバルのマーラーは、実に77年の東京文化会館での日本フィルとの巨人の実演以来。なぜかフランクフルトRSOとの演奏は、これまで聴く機会がまったくなく、この第7のCDが初めて。それにしてもこれは素晴らしい.長大で難解なはずのこの曲がアッという間に終わってしまう.いつも聴きなれたベートーヴェンやブラームスの親しい曲のように。

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  • ★★★★★ 

    アントン・ミントン  |  八戸市  |  不明  |  2002年09月21日

    インバルのコンセプトはどんなものか良く知らないが,この演奏は良い。どちらかというとスケルツオっぽく演奏されることの多いフィナーレも,ここでは堂々たるもので大交響曲の終曲にふさわしく迫力万点。

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