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リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

CD 【中古:盤質B】 シェエラザード チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル

【中古:盤質B】 シェエラザード チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル

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  • ★★★★☆ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2013年05月07日

    やはり遅い、呼吸するがごときフレージング。始まりに終わりが内包されているのか。チェリ=MPOならではですなあ、はいはい。と聞き流すところが、このクラリネット、オーボエは超美技である。ブルックナーでは鬱々として発露しきれなかった木管2器が、水を得て狂ったかのような溌剌ぶりである。良い奏者に☆5つである。この演奏中の写真ではなかろうが、ジャケット写真のチェリの右手の先には、クラリネット奏者が居て欲しいところだ(実際は、ホルンあたりの金管に向いていそうだが。。。)

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年11月27日

    チェリビダッケ/MPOによるEMI盤シリーズはその個性溢れる演奏で圧倒的な存在感があり私も数種類の曲を聴いております。さて、本盤「シェエラザード」は先ずその遅いテンポに驚かされます。1984年チェリビダッケ72歳の時のライブ演奏で注目の演奏タイムは@11’55A15’43B12’05C14’15となっており例えば彼が1975年シュトットガルトRSOを振ったライブ盤の@10’50A14’16B11’22C12’50・・・これでも結構ゆっくりしたペース(まぁ私自身はこの1975年盤でのチェリビダッケの時折聴かれるうなり声・かけ声での演奏緊迫感が好きではあります)・・・と比べても歴然としたものであります。この「遅い」ペースの中で各フレーズのポイントを搾り出す様で全ての声部を明確に隈取って運んで行く有様は正に千夜一夜物語の引き延ばし作戦であります。第1楽章粘りつく様な低音弦がゆっくり「間」をつけながらスタートします。やがて登場のシェエラザードのソロヴァイオリンはやや抑えられ気味でハープの方がのさばります。海洋の弦ピッチカートの弱さとこのゆっくりペースはメリハリ感からの切り口では少ししんどいのですが次第に気分を高揚させて行くコントロールは流石!生々しい弦と複層的な管で圧倒的な〆につなげて行きます。第2楽章もややボリューム感の小さいソロヴァイオリンがスタートしとにかくゆったり前楽章より更に遅い感じで「だらけ気味」の緊張感まるで無しの弛緩模様?ただ詰めはやはりその反動なのか凄いですね。このゆっくりトレンドが似合いそうな第3楽章は中間部で効果満点。最終楽章は俄かに何か雄弁になった感じでその雄大なスケール感は相変わらずのペースながらソロヴァイオリンも声高になります。そしてややゆっくりし過ぎてアンサンブルも怪しいものの終結部の静けさは絶妙であります。一般的には本盤演奏はこの曲を聴き尽くしたファン、チェリビダッケ・ファン向きなのではないでしょうか。マニア向きということで当面OKランク以上確保とします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月29日

    チェリビダッケの演奏をただ遅い、と言うだけで聴かない、というのは惜しい事です。この演奏の中に、何を表現しているか、耳を傾けてほしいものです。普通の人がやらない細やかさ、大きさ、何故ここまで・・。そこまでの表現を獲得したミュンヘンフィルの見事さ。チェリビダッケ、ミュンヘンの生、だった演奏がいつまでも聴かれる事を、感化されることをを望みます。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2007年07月18日

    シュトゥッツガルトの方を愛聴してきたのでこちらは冴えない演奏だと前は思っていたが、久しぶりに聞き返してみてなるほど素晴らしい演奏には違いないと思った。チェリが到達した究極の精神世界が聞こえるという点では必聴だ。ただしこの曲の楽譜にはメトロノーム指定が入っているので、オケや会場の大きさが作曲当時と違うことなどを考慮してもここまで遅いと作曲家の希望とはかなり違ってきてしまうだろう。まずシュトゥッツガルトを聴いてからこちらを聴いてほしい。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2005年05月07日

    予想通りの演奏。開始から「ゆったり、もったり」である。曲想にはあっているが、部分的にややもたれる。終曲は意外に普通に近いテンポだが、広げるだけ広げたスケールはさすがだ。この曲のベストは、録音も含めて、コンドラシン盤だと思うが、ゲルギエフ盤よりはこのチェリの演奏のほうが好きだ。

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  • ★★★★★ 

    クラウス  |  兵庫県  |  不明  |  2005年05月02日

    他の名盤が足元にも及ばないって思うくらい超最高の名演です。チェリビダッケの音源の中でもベスト3に入るのでは?

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  • ★★★★★ 

    あべべ  |  Japan  |  不明  |  2005年03月24日

    録音は悪くないのに、音が「熱」い!熱気むんむんです。チェリですから当然なのですが、その丹念で彫りの深い描写は、とてもとても「ロシア風アラビア絵巻」なんかじゃ有りません。ましてや「通俗名曲」といった言辞は論外!特に圧巻は、尋常じゃない遅さの2曲目、一聴をオススメします。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年02月19日

    有名な海賊版のCDを持ってますけど、音は良くなっていると思います。どんな場面でも決して荒々しくなることはなく常に冷静に巨大な音空間を展開しています。そして一音一音、これでもかと丁寧に発音しているのが巨大絵巻の隅々までちゃんと見てね、と言ってるようで、聞いてるこっちはへとへとになります。堪能しました!ああ、ストコフスキーかゲルギエフを聞きたくなってきた・・(笑)

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