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シューマン、ロベルト(1810-1856)

SACD 【中古:盤質A】 交響曲第1番『春』、第3番『ライン』 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー

【中古:盤質A】 交響曲第1番『春』、第3番『ライン』 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー

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  • ★★☆☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2020年11月27日

    スケールが小さくこじんまりとまとめている感じ。レガートも多めで小型カラヤンかな?と思ったりする。シューマンの内燃する熱い思いが足りず、そんなところはカラヤンではないとおもったりもする。この人はテレビでよく見るが、どこか秀才型の演奏といったイメージがあり、わたしはもの足りなさを感じている。父親のほうが大きく聴かせる音楽をするのではないか。小型サヴァリッシュの印象が強いが、サヴァリッシュのほうが深く味があると思う。プレヴィンと同じくオーケストラの団員には好かれるタイプの指揮者だろう。

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  • ★★★★★ 

    DG  |  埼玉県  |  不明  |  2017年01月06日

    こんなに軽快でありながら、クラシックな響きをも呈するシューマンを聴いたことがありません。本当に独墺の正当古典派、モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトのような響きです。旋律パートは比較的あっさりさらっと撫でるようにテーマを提示するにとどめ、これを後支えする色付けパートはよりきっちりと響かせ、むしろ後者の妙に引き込まれていき、あっというまに楽章が終わる。聴き終えた後味もとっても爽快で、何度でも繰り返して聴いてしまうけどちっとも聴き疲れしない。なんでしょう、この不思議な感覚は・・・。2016年末の日本公演でブラームスを聴きましたが、世界の舞台に上ったパーヴォ&ドイツ・カンマーフィルの紡ぎだす世界感には、今後も強く期待できそうでとても楽しみです。今度ぜひシベリウスの交響曲全集を出して欲しいものです。余談ですがパーヴォ&N響にも期待しています(2016年9月の千人の交響曲も聴きましたよ)。

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  • ★★★★☆ 

    閑人  |  岡山県  |  不明  |  2014年11月09日

    ブレーメンの田舎楽団を、これだけの統率力、構成力、芸術性、男っぽい勢いで引っ張り、一流の演奏を提供するパーヴォ・ヤルヴィはすごい。さしずめ現代のジョージ・セルといったところでしょうか。特に雷鳴のようなティンパニが印象的です。 ただ、ベートーヴェンと違って、シューマンとなると、私にはこの男っぽさが、ちょっと耳障りに感じてしまう。濃厚なロマン性と同居する病的な繊細さをつい求めてしまうのだが、この演奏は、まったく反対の健康的でマッチョ。 ただし、シューマン交響曲の新境地であることは間違いないと思います。

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  • ★★★★★ 

    井熊  |  静岡県  |  不明  |  2014年04月06日

    名演!録音も素晴らしい!特に1番『春』は古楽特有の薄っぺらな低域にならず低音から高音までスムーズに伸びていて最高の完成度だと思います。

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  • ★★★★★ 

    チッチ  |  愛知県  |  不明  |  2012年03月07日

    何とノリのいい演奏!例えてみると、観光船で心地よく大河を下っている気分。あるいは終りのなさそうな舞踏の最中の気分かな?過去の定評あるいろんな演奏を思い出すが、ちょっと敬遠気味だったシューマンの交響曲へのこのようなアプローチは大いに賛同したい。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月28日

    新時代の規範となるのでしょう。20世紀にあった19世紀浪漫的演奏との決別を、3番の冒頭ホルンが、1番冒頭のトランペットが告げているかのように聴きました。かと言って単なる古楽器演奏寄りでないことは聴き進むうちに明らかになります。新たな浪漫は折衷の産物でもある、とでも言いたげに。かつてシューマンがブラームスが聴いたであろうサウンドがこのアルバムで蘇ったかのような印象を受けました。録音も優秀。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2012年01月16日

    透明感溢れるシューマン!今や飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるパーヴォ・ヤルヴィ。彼の演奏は、各々が一斉に厚めの音を奏でる旧態保守的なものとは真逆である。言わば寄木作り的というべきか。音の一つ一つを細やかなパーツに分解した上で、その総体としての合奏を再構築するタイプである。その結果、他とは一線を画すクリアーな響きを獲得した。両翼に振り分けられた第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いによるステレオ効果といい、その裏でチマチマと動くヴィオラの明瞭さといい、ふわりと浮かび上がる木管のみずみずしさといい、よくぞここまでというほどの透明感である。それでいて、いざという時の迫力にも事欠かず、また、テンポも随所で捻りを加えているところが何とも心憎い。ヤルヴィが言うところの、いわゆる分裂気質なるものが、絶妙なテンポ設定も相俟って恐ろしいほど伝わってくる。特に《ライン》の第1楽章の中間など、テンポが落ちると同時に急に暗雲が立ち込め、殆どマーラーの世界のように迫ってくる。録音も極めて優秀で、抜群の見通しの良さとレンジの広さを持っている(但し、安価のオーディオだと平面的に聴こえてしまうかも……)。こうなると俄然、第2と第4に期待が高まるが、これはリリース決定次第、即予約だろう。

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  • ★★★★★ 

    かくとしらじ  |  愛知県  |  不明  |  2011年03月01日

    今やパーヴォ・ヤルヴィほど、生気溢れる交響曲を聴かせてくれる指揮者はいないのではないでしょうか?室内オケということでシューマンらしさがでるかという危惧は 杞憂に過ぎませんでした。とてもよろしかったです。実演聴きたかったです。さて、2・4の鬱にかかった(=厚めの響きが効果をなす)難曲をどう演じるのか (私の理想はシノーポリVPOの2番)、楽しみでなりません。そういう楽しみを感じさせてくれる数少ない指揮者です。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月12日

    パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニーの黄金コンビは、ベートーヴェンの交響曲全集においても、名演の数々を聴かせてくれたが、この新シリーズとなるシューマンの交響曲チクルスも快調だ。本盤は、その第一弾と言うことになるが、このコンビの素晴らしさを認識させてくれる名演と高く評価したい。ライナー・ノーツの解説によると、ここでは、ベートーヴェンの時と異なり、ピリオド楽器を用いていないとのこと。それでも、いわゆる古楽器奏法は健在であり、これまで聴いてきた他のシューマンの交響曲の演奏とは、一味もふた味も異なる新鮮さが持ち味だ。意表を突くようなテンポ設定、そして強弱の変化、金管楽器や木管楽器のユニークな響かせ方、粘ったようなレガートの絶妙さなど、息をつく暇がないほどの内容の濃い演奏になっているが、それでいて、やり過ぎの印象をいささかも与えることがないのは、ヤルヴィのシューマンの交響曲への深い理解と、芸術性の高さの証左であると考える。残る交響曲第2番及び第4番への期待が大いに高まる内容であるとも言える。録音も素晴らしい。マルチチャンネル付きのSACDは、鮮明で臨場感のある極上の高音質であり、このコンビによる名演の価値を高めるのに大きく貢献している。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2010年12月06日

    ピリオド・スタイルによるシューマン交響曲にはガーディナー、ダウスゴーと既に良いディスクがあったが、さすが本命と言うべき演奏。管楽器にトロンボーンが加わるゆえ、ベートーヴェンよりは編成を大きくしていて弦は10/8/6/6/3だが、やはり格段の解像度。『ライン』の第1楽章など壮大な曲想にもかかわらず、内声部はチマチマと動き、しかも3拍子という指揮者泣かせの楽章だが、各声部が手にとるように聴こえる。確かにテンポは速いが、ジンマンのように単に「軽い・薄い」だけではなく、終楽章ではバスの強調、リズムの弾みを加えてマッシヴな迫力もある。『春』はちょっと前に出たルイージ指揮のロマンティックな演奏が忘れがたく、それに比べるとややドライな印象だが、スケルツォ末尾(終楽章への接合部)や終楽章のカデンツァでは、思わず唸らされるような譜読みをみせる。今回はいわゆるピリオド楽器は用いないし、東京でのナマ演奏ではホルンを5にするなど、もはや杓子定規なピリオド・スタイルではない。

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