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モーツァルト(1756-1791)

CD 【中古:盤質A】 交響曲集(第29,33,35,38,41番) アバド&モーツァルト管弦楽団(2CD)

【中古:盤質A】 交響曲集(第29,33,35,38,41番) アバド&モーツァルト管弦楽団(2CD)

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検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★★★☆ 

    三浦大根  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月17日

    晩年のアバドのモーツァルト・・・ 恍惚とした老人が桃源郷を揺蕩うような妙な澄明感のある無垢な演奏です。 ここに辿り着いた晩年のアバドの境地に万感の思いを抱きます。

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  • ★★★★★ 

    盤捨印  |  東京都  |  不明  |  2010年11月12日

    アバドの音楽を言葉で語るのは難しい。リハーサルの時、楽団員に要求することは「聞く」ということ。その結果、細緻で自然でバランスのとれたアンサンブルが生み出される。だが、その先アバドがどういう音楽を目ざしているのかがよくわからない。解ってもわからなくても、音楽そのものは美しく、その響きが心にしみわたってくる。それは癌で倒れたのちのアバドの音楽に共通して言えること。何が変わったのか…それもわからない。が、奇を衒わず、自己の主張を押し付けることもなく、音楽は自然に流れ、聞く者を感動させる。これは一つの理想ではないだろうか。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年04月26日

    2006年のライブ録音であるアバド(本盤演奏録音時推定73歳)/MOによるモーツアルト交響曲選集です。MOはイタリア若手の演奏者を集めたピリオド楽器による管弦楽団で確かカルミニョーラがコンサートマスターを務めていたと思います。アバドのモーツアルト交響曲は1979年LSOと第40,41番(第41番の演奏タイム@12’17A8’30B5’12C8’54)を、そして1990年代前半BPOと何曲か録音していますが本盤はまるで今までとは異なった演奏である意味ショックではあります。五交響曲収録されていますが代表的な「ジュピター」交響曲に触れて見ますね。演奏タイムは@11’25A9’28B4’15C11’40と反復が入った第1,4楽章は普通より長めになっております。第1楽章の最初の動機から展開するまでの瞬間「間」が面白くこうした「間」は我々が耳慣れたものの1.5倍位あるようです。ジュピター独特の大きなウネリが無く少し頼りないというか、むしろその間の弦の飾り音や切れ切れの流れが颯爽さから離れたようです。時にはフェイントあり緩急何でもありで若手の自主性を持ち上げた感じもします・・・。全体として言えることですがそこにある「わざとらしさ」をどう聴くかでしょうね。第2楽章は間隔が短く強弱もはっきりした運びで逆に主線がぼけたように思いました。第3楽章は面白い速い出だしでギザギサ運転というか一捻りの妙です。勇壮なギリシャ的彫像はここにはその姿を見出せません。最終楽章・・・広大無辺に拡がって行くあのイメージとは別でセカセカ感というか「狩り」の音楽イメージに似たものがありフーガの構築迫力とは無縁。刻みの間のティンパニーの扱いなども確かに細かい芸を聴かせてはくれますが・・。参考までに他の収録交響曲のタイムだけメモしておきますね。第29番@10’30A10’15B3’19C6’41、第33番@6’23A3’59B2’37C7’56、第35番@5’36A8’14B3’09C3’55、第38番@17’42A11’13B8’21C11’27となっております。BPOと録った曲もありますがタイム的には著しい差は無いように思えます。何はともあれ本盤は一度聴いてからの好き嫌いに大いに分かれる各交響曲の演奏であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  横浜  |  不明  |  2009年01月09日

    教条主義的なオリジナル楽器演奏とも、豪華なあるいは重々しい現代楽器演奏とも違う、見通しと切れが良いのに冷たさがなく不思議な浮遊感を楽しめる演奏。評論家の中野氏の「モーツアルトをやるのなら20前か60過ぎ」という至言が納得できる60過ぎのアバドと(20前とはいかないが)若いオケの名演。もうこれがあれば、あとは、偶にワルターを聞けばそれで十分と思ってしまうほど。アバドは本当に良い歳のとり方をしている。

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  • ★★★★★ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年09月11日

    今更言うまでもなく、35番はいい曲ですね。そう感じさせてくれただけでも最高。どこか新鮮なモーツァルト。このCDでも彼の上手な指揮姿が目に浮かぶようだ。実に幸せ。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2008年08月29日

    Mozartの後期交響曲はどうあるべきか、音の一つ一つの意味を己の先入観や惰性、しがらみや経験といったものに囚われることなくじっくり考え、練り上げられた非常に誠実な演奏です。指揮者・奏者が一体となって、パターンに流されず音楽を一生懸命作り上げている様がひしひしと感じられる、Mozartの専門家の方に、この演奏スタイルがどう評価されるのかは判りませんが、少なくとも非常に生命力に溢れ、聴いていて気持ちがよく、愛聴しています。このコンビによる36,39,40もぜひ聴きたいものですね。

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  • ★★☆☆☆ 

    音楽人  |  川崎市  |  不明  |  2008年08月13日

    モーツァルトはあらゆる演奏方式、アプローチを受容し様々な表現が可能であるとつくづく感じる。「ピリオド奏法」・古楽器演奏等が昨今一つのブームとして注目されているようですが、小生はあまり聴いていません。この演奏に限れば透明で若さあふれる団員の新鮮な感覚を感じさせます。しかし小生がアバドに期待するものと合わない。(29番は好演だが)30番以降にはピリオド奏法はそぐわないと思う。全般に「作為性」を感じさせ(例えば41番2楽章は落ち着きがない)音楽に身・心を任せることができない。もう一度聴くことが果たしてあるのだろうか。

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  • ★★★★★ 

    あまぐり  |  鹿児島  |  不明  |  2008年06月22日

    これ なんですか? まるで初めて聴くモーツァルトです。 第29番の第一楽章の伸びやかな美しさ…第41番の終楽章のとんがったフーガに、ジュピターと呼ばれた由来を改めて納得しました。 好きずきはあるかもしれませんが、アバドとモーツァルト管弦楽団のパフォーマンスに、作曲された当時のモーツァルトの先進性を感じてみるのも一興だと思います。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2008年05月25日

    「本当にアバド?」とプレーヤーからCDを出して、レーベルを見直したくらい。完全にピリオド様式をわがものとしたばかりか、創意にあふれた生気溌剌たる演奏を展開している。マーラー室内管との『コジ』『魔笛』からこういう気配はあったが、硬さのとれた今回の「一皮むけ」にはコンマスのカルミニョーラの力も大きいのでは。ともあれ、若い人たちとの共演で進化を続ける巨匠の境地はうらやましい限りだ。ヤーコプスなど最近キョーレツな演奏を聴く機会の多い『プラハ』はやや聴き劣りするが、絶品の35番、29番を筆頭に他の4曲はいずれも良い。

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