クラウディオ・アララ  |  東京都  |  不明  |  2016年06月01日

お決まりの儀式から開始される、所謂拍手が鳴り止まぬうちから曲が開始される、奏者も観客も分かりきっているからこその自然さが聴いていて気持ち良い。 1960年の放送用ライブ収録だが音質は十二分にとまではいかぬが鑑賞には特別に差し障りのないレベル。

 

mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2009年08月06日

クナの３番はスタジオ盤５４年も入れて５４年、６０年、６２年、６４年とライブを５枚持ってますけど、これはそのうちでは個人的には１番かな、と思いますわ。クナのは練習不足で合奏のずれているのが多いけど、そのずれてるのが一番好きな小生にとっては（ほとんどのクナファンもそうとちゃいますか？）変にきれいにそろっているスタジオ盤は論外で、特にフィナーレの最後の方で４発のティンパニが他楽器とずれているのを聴くと思わず微笑みたくなる。誰か書いてましたね、「ああ、おっさん、またやっとるわ」と。その通りですわ。その意味でも、ずれの多いこの盤は１〜２番手やないかな、と。もちろん★５つ進呈しますわ。でもこれが２０世紀前半の改訂版全盛期のブル３の名残りだっせ。現代のあまりにきれいすぎる録音に比べると、よほど生きた音楽に接する気がしますわ。こんな、「へんなおっさん」絶対もう出えへんもんな。でも大好きやわぁ（ええ年して、あほかいな）。

 

黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2007年03月25日

まだこのような録音が残っていたのかと驚く。６０年を境に大きく体力が衰えていったクナーではあるが、この頃が最高の仕上がりであったのではないかと思う。但し､もうリングは振れない状態だったらしい。実に立派な玄人好みの味わい深い高度の演奏で、他の指揮者と比べると全く格が違う。VPOの力も大きい。第３番は､ブルックナーの曲の中では、後年ほどの成熟は望めず、若い人達には物足りないが、クナーとVPOの重厚な歴史的解釈はそれを大きくカバーしている。実に素晴らしい企画だと思う。

 

KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年02月28日

音質はさておきクナのスケールの大きさが良く伝わってくる演奏だと思いました。ウィーン・フィルもいい味出してますし。こういうライヴであれば、少々録音が悪くても素直に感動できます。

 

豊後梅  |  大分市  |  不明  |  2003年12月01日

録音の貧しさはどうしようもないが、それでもクナの演奏の迫力は伝わってくる。こんな演奏をナマで聴いた ら潰れそうになるだろうな・・・・

 

ぼん  |  横浜  |  不明  |  2003年11月30日

意外なほどオーケストラにまかせた演奏。凄みとかはそれほどないのですが、音の美しさはなかなかものでした。ただ録音は耳が慣れるまでちょっと物足りなかったです。

 

TJ  |  小田原市  |  不明  |  2003年11月27日

悪名高いアイヒンガー・クラウスのコンビによるリマスターが完全に演奏をスポイルしている。音質の良さで定評のAltusが、何ゆえに、この音質で発売したのか。期待が大きかった故、失望も大きい。

 

二度目投稿失礼。  |  宮城  |  不明  |  2003年11月22日

緊張感ある演奏。徐々にスケールを増していくライブならではのクナ。昔のウィーンフィルの味。4楽章に金管の出がずれる箇所があり、聴き手はドキドキします。しかしさりげなく立て直すクナとウィーンフィル。クナさん。やっぱり貴方はすごい指揮者ですね。

 

福島直哉  |  大分県鶴崎氏  |  不明  |  2003年11月21日

聴きました。宇野功芳が評価するのか知らないが、宇野教徒は誤った宇野のブルックナー耳を介して聴くのであろう。この演奏は決して名演ではない。他にも良い演奏はいっぱいある。クナ／ＶＰＯのブルックナーは魅力的だが、これは高得点を得るものではない。宇野やその亜流たちの評論(雑文)を楽しみに待とう！

 

タカシ  |  東京  |  不明  |  2003年11月07日

宇野功芳さんが飛び上がって喜びそうなＣＤですね、これは。よくこんな音源があったものだ。朝比奈盤と並んで、決定盤となることでしょうか。得点は、とりあえずということで。

 

としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2003年10月26日

　こういう珍しい企画を立ててくれるアルトゥスには大感謝！ 　晩年のクナとウィーンフィルの共演に期待して10点！ 　フルトヴェングラーなども、いずれ発掘してくれるといいな。