【中古:盤質B】 交響詩『英雄の生涯』 クルト・ザンデルリング&ライプツィヒ放送交響楽団(1972年ステレオ)
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NAKAKO | 長崎県 | 不明 | 2018年07月17日
ザンデルリングってどこが凄いの?と懐疑的でしたが、リヒャルトが苦手の私をリヒャルトでここまで引き込むとは、驚愕しました。私のようにリヒャルトがよくわからない人におすすめです。買って損なし。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レインボー | 不明 | 不明 | 2013年01月07日
名指揮者、クルト・ザンデルリングのライヴ盤で、ライプチィヒ放送交響楽団を指揮した音源。 エグモントが1969年、その他は1972年の録音。 メインであるシュトラウスも悪くないのですが、このCDの聴き所は、冒頭のエグモント序曲です。 最初から最後まで良く考えられた演奏で、強調されたティンパニ、終結部で思いっきり吹いているホルンが印象に残ります。 この曲の名演の一つでしょう。 ヘンデルは今時の軽い演奏とは違い、こちらも重厚なサウンドの充実した演奏です。 録音も年代の割りには良好だと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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浪江権太左右衛門 | 宮城県 | 不明 | 2010年11月14日
ザンデルリングのR.シュトラウスは聴いたことがなかったので購入したんですが、まず冒頭エグモントに度肝を抜かれました。ザンデルリングというと、音楽性の高さは抜群なのに装いが自然体であるため、大多数の華麗な指揮者好きのような人に、ありきたりな人と思われてしまう損な存在と思っていましたが、私自身これほどクレンペラー御大のような壮大な表現ができる指揮者とは思っておりませんでした(ブルックナー、ブラームス等の表現に比べても、それを上回ると感じました)。録音も最近のものと全く遜色ないほど優秀で、当時の東側の技術力が相当なものと考えを改めました。 続く合奏協奏曲も、ゆったりとしたテンポで、最近のオリジナル流行りのスッキリ・チマチマと異なる、大編成で壮大な表現力が光るすばらしい演奏です。この2曲で私のザンデルリング像は大きく変わりました。 英雄の生涯については、いつもの(??)ザンデルリング調で、淡々と進めながら、ライブらしく熱を帯びていくのが特徴で、私としてはこの曲を聴くなら本盤と思っておりますが、ロマン派末期らしい派手な演奏を好む人には物足りないかもしれません。 いずれも初めてライプツィヒ放送響に接しましたが、技術力の高さに脱帽です。この内容でこの値段、買っても絶対損はありません。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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唯聴家 | 東京都,世田谷区 | 不明 | 2005年11月13日
このようなオーソッドクスな演奏で,聞き手を飽きさせることなく,最後まで求心的に引っ張っていくことができるザンデルリンクの演奏は,やはり超一流である。「英雄の生涯」における弦セクションによる弱音部のニュアンスの豊かさは,まるで夕映えのような響きであり,筆舌に尽くし難い。当時のライプチヒ放送交響楽団の実力も相当高水準にあったといえると思う。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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