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シューベルト(1797-1828)

CD ピアノ三重奏曲全集 ロバート・レヴィン、ノア・ベンディックス=バルグリー、ピーター・ワイリー(2CD)

ピアノ三重奏曲全集 ロバート・レヴィン、ノア・ベンディックス=バルグリー、ピーター・ワイリー(2CD)

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2021年08月02日

     純真にシューベルトのピアノ・トリオを愉しむことができる。どこまでも朗らかな第1番とドラマチックな展開を宿した第2番。これに加えてノットゥルノと若い時期のトリオも含み、聴きごたえもあるし、シューベルトのピアノ・トリオの創作史を紐解くこともできる。  私が特に大好きな第2番、通例で行われてしまうカットが無い完全版の第4楽章を愉しむことができるのが購入の動機。カット版(約100小節弱削られたバージョン)の第4楽章が好きな方にもトラックが用意され、どちらのバージョンも聴き比べることができるのは、音楽学者でもあるロバート・レヴィンらしい計らいといえよう。  シューベルトの心の闇や絶望を抉り出すような演奏とは違う。客観的かつ落ち着いた足取りで演奏が行われる。それは私の好みとはどちらかというと違うものだが、晴朗な雰囲気の中に苦みや渋みをほのかに漂わせる丁寧なつくりに好感を抱いてしまう。このレーベルらしい芳醇な赤ワインのような味わいに酔いしれてみてはいかがだろう。

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