チキンラーメン  |  不明  |  不明  |  2021年07月25日

まさに爆演と呼ぶにふさわしい「レニングラード」ではないでしょうか。ショスタコーヴィチの中では第5番に次いでポピュラーな交響曲ですが、それでも通して聴くにはハードルの高い作品であると感じていました。しかしこの録音は、始まりからラストまで尋常ならざる高いテンションで突き進みます。第1楽章で繰り返される「戦争の主題」が徐々に狂気を帯びていく様など、思わず興奮してしまいました。

 

abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年12月07日

バーンスタイン指揮シカゴ響（８５分）と比べ６９分という快速ドライブ。 重戦車とスポーツカーほどの差がある演奏。 快速感は一聴するとただ速いだけに聴こえるがそうではない。 カーブでは速度を落とし、直線ではマックスで走り抜ける爽快な 「レニングラード」だ。

 

ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年03月19日

冒頭はめったやたらに快速テンポながら、その後は曲想に応じて適切なテンポになりまして、単に快速で駆け抜けた演奏ではありませぬ。基本はダイナミックで第１楽章の行進も大迫力で強烈！一転、第３楽章はなかなかしみじみと歌います。ラストは、この巨大なドラマを終わらせるべく、雄大で力強い、大クレッシェンドで果てます。すごいなあ。ただ、いささか「剛」に傾き過ぎで、もう少し「柔」の面が再現されればよかったかな。でもこの演奏、相当に高得点であります。「レニングラード」好きの方はぜひ！

 

倫太郎  |  武蔵境３丁目  |  不明  |  2008年03月04日

これは凄い。 スピードがあるが、決して上滑りせず、逆に思わず興奮してしまうほどの効果がある。 １楽章だけでなく、他の楽章もてきぱき進むが、決して物足りなく感じず、とても不思議な感じ。最後も凄い迫力だ。ヤルヴィの７番以外の交響曲も集めてみたくなった。

 

見返り観音  |  京都市左京区  |  不明  |  2007年12月01日

ブラスの豪快な響き、打楽器のテンションの高い連打、録音が優秀なのでストレートにつたわってくる。スヴェトラーノフなど「爆演」と謳っている演奏をいろいろ聴くが録音がその音を伝えきれないもどかしさが残る。しかしこれは違う。演奏が終わった後、いつも「やっぱりこれだぜ」とつぶやいている。

 

ショスタ子  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2007年09月05日

ほんとにすばらしい演奏。このテンションの高さはナンだ。ムラヴィンスキーに捧げられているからなのか。ただ難をいえば、もう少しティンパニにがんばってほしいところが少しある。それにしてもどうしてＣｈａｎｄｏｓと指揮者はけんかをしたの。他のレーベルと個別に買わないと全集にできないのは本当に不便。どこかのレーベルでまとめて版権をかいとって、全集をだしておくれ。お願いだから。

 

花岡ジッタ  |  東京  |  不明  |  2006年10月01日

ブレーキの壊れた暴走機関車の如き１楽章が圧巻。オケも大健闘。いかにもChandos らしい優秀録音である。

 

LUNA�V  |  横浜  |  不明  |  2006年09月27日

冒頭から気合入りっぱなし。第一楽章中間部の行進曲は、初めは普通だがどんどんテンポを速め、ついにはヤルヴィが怒涛の勢いで全てを燃やしつくす。ペンギンガイド三つ☆は伊達じゃなかった。天晴。