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ドビュッシー(1862-1918)

SACD 【中古:盤質AB】 『海』、牧神の午後への前奏曲、『遊戯』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団

【中古:盤質AB】 『海』、牧神の午後への前奏曲、『遊戯』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団

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    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2014年08月11日

    以前絶賛した「ダフニスとクロエ」に続きこちらも名盤。それにしてもゲルギエフは面白い指揮者ですね。キーロフとの悲愴で豪胆に爆発したと思えばウィーン・フィルとはその豪胆さを音として出せず酷評され、ここ最近ではピアノ協奏曲を近い間に二回も録音していながらマツーエフとの演奏の評判は芳しくない。…ところが近代フランス音楽の演奏ではどうだ、ここまでスコアに書かれた音の一つ一つを手中に収め繊細なニュアンスの変化まで表現しつつ完璧に鳴らしきる指揮者もそうそういないのではないか…!「ダフニスとクロエ」を買った時は正直怖いもの見たさ半分だったのですがあまりに大当たりで驚き、そしてこのドビュッシーでも牧神のトリスタン和音からもう完全に管弦楽と和声の官能的な海に飲み込まれていってしまう。バービカンのデッドな音響もプラスに働いているのは言うまでもありませんが、それにしてもゲルギエフのフランス音楽への適正、コレはすごいぞ…レパートリーの更なる拡張に大いに期待したいです。是非ペレアスとメリザンドの初DSD録音を成し遂げて欲しいと思います…!

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    レオブルー  |  東京都  |  不明  |  2013年06月09日

    ドビュッシーは仏系のオーケストラがさすがに上手いなぁと感じるのですが、時々はややそのエキセントリックなところが気になっていたのですが、ここではそれも無く良好な満足感をもたらしてくれます。ゲルギエフはどうも保守的な人にはあらさがしされているようで辛い採点も多いと感じますが、現状のクラシック界では貴重な存在だと思います。カラヤンも存命中はかなりな酷評もありなぜなのか..とは思いました。確かにカラヤンはやや商業的な面もあるのですが、気に入らなければ一切聴かなければ良いことで、ロックやジャズではそれが常なので不思議でした。まぁさておき、このディスクはSACDで周波数レンジもダイナミックレンジも広くとれていて、隅々まで聞き分けられ秀逸です。しかも安い。おすすめです。

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    ガシオ  |  大阪府  |  不明  |  2011年04月24日

    とにかく『海』が素晴らしい!!目を瞑って聴いていると、まるで海の中から世界を見ているような感覚を覚えます。全ての音が有機的に、かつ神秘的に交わり、ドビュッシーならではの美しい音楽を形成しています。牧神の午後への前奏曲、『遊戯』も会心の出来栄え。愛聴盤に相応しい、素晴らしい1枚に出会ったとうれしい限りです。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月16日

    ゲルギエフ&ロンドン交響楽団の近年における進境の著しさを表す一枚だ。この黄金コンビは、ドビュッシーと同じフランス印象派の大作曲家であるラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲においても、その録音の超優秀さも含めて、極めて優れた名演を成し遂げているが、本盤のドビュッシーも、ラヴェルに勝るとも劣らない至高の名演と高く評価したい。ラヴェルもそうであったのだが、ドビュッシーの場合も、その極上の最優秀録音についてまずは指摘をしておきたいと考える。ドビュッシーの管弦楽曲は、フランス印象派ならではの精緻にして繊細であり、なおかつ光彩陸離たるオーケストレーションが満載であり、これを完璧に再現するためには、録音が鮮明であることが必要不可欠である。マルチチャンネル付きのSACDであれば、なおさら理想的な音質であると言えるところであり、本盤も、そうした臨場感溢れる極上の高音質録音によって、ドビュッシーの管弦楽曲のおける魅力的なオーケストレーションを大いに満喫することができるのが何よりも素晴らしいと言える。ゲルギエフは、ヴァイオリンの両翼型配置を採用しているとのことであるが、各ソロ奏者の卓抜した技量も含め、オーケストラを構成する各奏者の位置関係を明瞭に聴き取ることが可能であるというのは、正にドビュッシーの管弦楽曲を鑑賞する醍醐味があると言うべきであろう。演奏も、前述のように素晴らしい名演だ。交響詩「海」は、オペラにおいても数々の名演を成し遂げてきたゲルギエフならではの演出巧者ぶりが際立っており、3つの場面の描き分けはきわめて秀逸であると言える。特に、「風と海の対話」における畳み掛けていくような気迫溢れる力強さは、圧倒的な迫力を誇っていると言える。バレエ音楽「遊戯」は、チャイコフスキーやプロコフィエフ、ストラヴィンスキーのバレエ音楽でも数々の名演を成し遂げてきたゲルギエフならではの色彩豊かで、切れ味鋭いリズムが魅力のセンス満点の名演だ。そして、牧神午後への前奏曲は、同曲が持つ官能的な美しさを極限まで表現し得た稀有の名演と高く評価したい。ゲルギエフの統率の下、最高のパフォーマンスを発揮しているロンドン交響楽団の卓越した技量も見事であり、特に、牧神午後への前奏曲のフルートの美しさには、抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。

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