交響曲第2番『復活』 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ、ナタリー・シュトゥッツマン、菅 英三子(2CD)
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hide | 千葉県 | 不明 | 2024年02月17日
古くからの友人である小澤征爾さんが、亡くなられたことにお悔やみ申し上げます。宇野さんはマーラーを全く振れませんでしたが、小澤さんは、清々しいスーパードライのようなマーラー演奏を展開されました。サイトウ・キネンとの復活交響曲は、この種の演奏として、最高レベルを行っていると思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hijidon | 宮城県 | 不明 | 2012年02月06日
これは大変見事な演奏!強奏の迫力や途切れない集中力・緊張感や説得力の凄まじさに脱帽。合唱も日頃の綿密な練習の成果がはっきり出ていて、大変健闘したと思う。これで自分の中の「復活」名演シリーズにまた新たにこの一枚が追加された。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年08月18日
珍しくHMVシステムメンテナンスに時間がかかっている様で本レビューが8/15付けで載るかどうかは不明ですがこの「復活」交響曲は周知の様にマーラーがクロプシュトックという人の書いた「生きるために死ぬ」という内容を持つ「復活」という詩に感銘を受け,これを最終楽章のテキストとして使ったため,この標題がついております。「復活」というワードにおいて今年の8/15という日はお盆の日、終戦記念日に留まらずあの大震災を経ただけに特別の想いに連なるのであります。さて、HMVの指揮者別のCDカタログ画面を見ていると小澤征爾の指揮盤には作品は限られてはいるもののマーラー作品が現時点では数では上位の位置を占めており何がこの状況に至らしめているのかなぁと自問しております。師事したバーンスタインの影響も考えられますが実にさっぱりした肌合いのアプローチが得てして強調されるユダヤ的アプローチとは別路線的のそれも聴き飽きしないある種「普遍的」なフィーリングがひょっとしたら先の自問への自答になりそうです。さて、本盤演奏はその小澤の得意曲マーラー「復活」交響曲で2000年小澤65歳の時あのソリスト集団SKOを振ったものでライブらしい雰囲気がよく伝わった録音盤で特に奇を衒った運びはせず正面から取り組んだものとなっております。まぁ海外のマーラー指揮者による演奏からすれば表現の平坦さというか深み或いは底力に今一歩の面は有るかもしれませんがそれは前述の「普遍的」フィーリングに話は還って来ると思いました。演奏タイムは@20’47A10’05B10’21C4’59D33’58で最終楽章はその後聴衆拍手がライブらしく入っています。小澤には1986年録音BSOを振っての演奏盤もありその演奏タイム@21’06A10’12B10’17C4’53D33’28と大差はありませんが全体ややテンポが速い様に感じました。独唱陣の菅(S、当時41歳)、シュトゥッツマン(A、同35歳)及び合唱団(関屋晋率いるアマチュア合唱団晋友会合唱団で1980年やはり小澤征爾の指揮のマーラー交響曲でデビューしたリーダーの名前をイニシャルに冠した合唱団です)は共に健闘していますが強力な弦楽器群を有する集団オーケストラの影に若干隠れたイメージも・・・。第1楽章ライブならではの熱気が感ぜられるスタートではありますがユダヤ的執拗感はなくメリハリをつけながら進めます。中間部のあのドタンバタンでのオーケストラ整理の上手さは流石だと思いました。穏やかな第2楽章は小澤らしくロマン性を強調されます。又後半初めのピチカートの美しさは印象的。「子供の不思議な角笛」テーマがメインの敢えて言えばこの曲の「要」ともなる第4楽章は天国への憧憬を描く落ち着いたアルトが登場。最終楽章では初めの方の各管楽器が美しくそこからの盛り上げは素晴らしいですね、途中私には少し単調〜弛緩に瞬間的に陥ったと思われた部分もありましたが合唱も加わりやがて最高潮の〆に繋げて行きます。日本のメンバー主体でこれだけの演奏を成し遂げられる水準の高さは聴き物かと思います。満足感に満たされた聴衆拍手も効果的?個人的な事ですがこの私のレビューがHMVでの私のレビュー一覧リストで瞬間的にも丁度1500件目に当たるのも私にはある感慨をもたらしてくれます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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びびり | 愛知県 | 不明 | 2011年06月27日
ライブを思いだしました。すばらしいCDです。1音目に入る前の非常な緊張感から最後の1音までずっと感動してました。熱いうねりと静寂。激しさと優しさ。全てが表現されています。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 2011年06月19日
あえて甘めの★4つにします。小澤なら、もっと、出来たはずだ!そう思うので・・・。そう思いたいんです。もっと出来るはずだ・・・。もっと出来てほしかった・・。期待があまりにも大きすぎた反動かも知れません。並みの演奏より良いのは判っている。まあ、ソリストが急に変ったとか、書かれているのである程度許しましょうか?でもこの頃の小澤はもっともっと、元気で燃えまくっていたんじゃないでしょうか?この録音は病気になる前じゃなかったですかね?小澤だからこそもっともっと熱いものを期待したんですが・・・やっぱり期待しすぎでしたか?ちょっと厳しかったかな?本当は★3つ半、にしたかったんですわ・・・正直なところ・・・。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 東京都 | 不明 | 2010年12月23日
この演奏会は生で聴きました。何しろ、メンバーは日本を代表する演奏家ばかりで、錚々たる顔ぶれも見ものでした。ソプラノは、当初はA.ロストが歌う予定だったのですが、ドタキャン…。ストレートな熱気のこもった熱演で、残響の少なめな東京文化会館を充実した響きで充たしていました。フェリアーを髣髴とさせるシュトゥツマンの翳りのある歌声も印象的でした。全体的な仕上がりはボストン交響楽団盤には劣るでしょうが、ライヴらしい生気あふれた音楽は心地よい。当時、サイトウキネンの冬シリーズとして、毎年、マーラーの交響曲を取り上げる予定だったのですが、小澤氏のウィーン国立歌劇場音楽監督就任や病気などによって、立ち消え状態になったのは惜しいことです。転移などもなく快癒し、シリーズを再開してほしいものです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うるさい中学生 | 山形県 | 不明 | 2010年07月25日
これが復活の決定盤だと思います。何といってもオケが上手い。それに、「小澤のオケ」による演奏です。そこがボストンと違うところでしょう(僕はBSOとの復活も愛聴していますが)。オケを完全に手中に収めているのです。この盤の5楽章は合唱よりもオケの方が重視されていると思います。小澤はまだ熱演を聞かせてくれるのです。この盤は何度でも聴きたいと思います。小澤先生の癌治療からの「復活」演奏活動が成功することを祈って。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Seiru | 千葉県 | 不明 | 2010年01月10日
圧倒的。録音の良さもそうですが、冒頭のfpのトレモロから始まる緊張感が半端じゃありません。その緊張感と迫力のまま最後まで突き抜けていく感じです。解釈も非常にオーソドックスで、海外の指揮者やオケに見られるような変なテンポ変動も見られません。敢えて言えば、独唱、合唱の音量が小さめなのが気になりますが、管弦楽については圧倒的な超名演。お勧めです。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年05月20日
様々な同曲の名演の中でも、最もオーソドックスな名演。もともと通常盤を所有していたが、先日、SACD盤を購入し、より一層この演奏の見事さを満喫することが出来た。このコンビによるマーラーがこの第2と第9で途切れているのは大変惜しい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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としちゃん | 宮城 | 不明 | 2008年11月22日
SACD盤と通常盤の両方を買った。家でSACD、車で通常、と聴くため。端正さ極まる“復活”の、東の大関だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハムカツ | 東京都 | 不明 | 2007年07月23日
言葉では表せない感動がここにある。これ、以上何が望まれようか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年05月05日
これはなかなか。やっぱり小澤征爾はライブでなければ… ボストン響のこじんまりとしたスタジオ録音よりはるかにドラマティックで、この曲ならではの力感も十分。何しろオケが上手く、その機能美には圧倒されるばかり。こんな完全なチューニングはそうそう聴けない。コーラスもパワフルだし、かつて小澤のドキュメンタリーの最期に流れていたタングルウッドでの凄い「復活」を彷彿とさせた。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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津上 | 福岡 | 不明 | 2005年11月24日
サイトウキネンのメンバーを見ましたが、一線で活躍している凄い演奏家ばかりでした。 小澤さんらしく、演奏は軽快に突き進むといった感じでしょうか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひょうたん | 東京都 | 不明 | 2005年05月05日
ひと言でいうと《巨人》のような《復活》というところか。聴いた(CD)のが今の時期ということもあるが、”春、萌える若葉に結んだ露の表面に映った宇宙”... 一気に聴かせる《復活》で、弛緩もないけれど、かのホルヴァート/スロヴェニア・フィルの’伝説の駅売りライヴ’をこのあとに聴くと「日本は平和なのだなぁ」と痛感するのも事実だ。DSD方式でCD化したアナログ音源は概して聴きづらいが、本盤は深い低域を聴かせ秀逸。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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猫大好き | 福島 | 不明 | 2004年10月02日
人間業とは思えない統率力です。ビシッと決まるという感じでしょうか。合唱は恐らく録音かホールの関係ではないかと思うのですが。充分上手いです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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