トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > シュッツ(1585-1672) > Sacred Works: Mauersberger, Flamig, Grus(Cond)

シュッツ(1585-1672)

CD Sacred Works: Mauersberger, Flamig, Grus(Cond)

Sacred Works: Mauersberger, Flamig, Grus(Cond)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (5 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:6件中1件から6件まで表示

  • ★★★★★ 

    STRAD  |  千葉県  |  不明  |  2012年04月21日

    バッハの丁度100年前に生まれたシュッツは、未だ一般的には聴かれる機会が甚だ少ない作曲家ですが、その生み出した数多くの作品は一体なんと言ったら良いのか。ムダや過剰なものを削ぎ落とし、精神の核心そのものを余すところなく表現している。わずかな人数のアカペラ演奏から宇宙を感じるといったら言い過ぎか?いや、そんなことはないだろう。現在のわれわれよりはるかに不便で、病気、いくさなどで日常的に「死」がずっと身近であったに違いない当時の人々はどんな思いでシュッツを聴いていたのだろうか。 マウエルスベルガーとドレスデナーの演奏は定盤といえるもので、少年合唱の独特の唄い回しは素朴でほっとさせられる。個人的には大人の合唱演奏のほうが技術面、表現面で安定感があり好ましいと思うこともあるが、この演奏はそういう次元を超えたものでると思う。まさに私の一生の宝ものです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    日光仮面  |  鹿児島県  |  不明  |  2012年02月05日

    マウエルスベルガーとドレスデン十字架教会合唱団のシュッツといえば、LP時代に独ARCHIVから出ていた「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」が思い出される。今でも時々LPで聴くこともあるが、最近は(このセットには入っていないが)同じBERLIN Classicsから出ているCDで聴くことが多くなった。LPとCDの微妙な音の違いはあるものの、どちらも充分に音楽として楽しめるレベルに達している。もっとも、シュッツの深く哀しい音楽に「楽しめる」という表現は相応しくないかもしれない。 このセットを購入して数回聴き終えたのでレビューすることにしたが、まず、これだけの内容・水準の演奏を録音に残したマウエルスベルガーとドイツ・シャルプラッテン、それを安価で高音質のCDセットとして発売してくれたBERLIN Classics (edel CLASSICS)に敬意を表する。 高い水準の合唱団が、自分たちのレパートリーとして歌い込んでおり、どの曲も引き込まれてしまう演奏だ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    食券乱用  |  神奈川県  |  不明  |  2011年10月01日

    5★にした理由は、渋くて商業ベースに乗り難いと思える曲を録音という記録で遺そうとした方々の思いに敬意を表したためです。 ドイツの人口が半分以下になった30年戦争の時代を生き抜いたシュッツと比べれば小生などは微温湯生活者ですが、たまには疲れて動く気もしないこともあります。そんなときにこのCDを取り出して聴くと心が安らぎます。 これらのCDに収録された曲を無条件に楽しめる人は少ないと思いますし、誰にでもお勧めできるCDではありません。CDを購入した小生自身も毎日聴こうとは思いません。 しかし、貴重な文化遺産を埋没させることなく極東の地に生きる小生にも接する機会を平等に与えて下さったことに感謝して5★としました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    sagittarius  |  川崎  |  不明  |  2007年10月23日

    このCD集の意義は、R.マウエルスベルガー(RM)が残したシュッツの作品の大方が一挙に入手出来る事にある。RMの下で十字架教会合唱団が達成した硬質で透明な音色はある種、G.ジルバーマンのオルガンと共通性がある。またRMの簡素な演奏スタイルには30年戦争の時代を生き抜いたシュッツの厳しさを自然と感じさせてくれる。別に出ている「十字架上の7つの言葉」と共にシュッツ音楽の真髄を聴く事ができる。RMは他に独唱と小アンサンブルのクライネ・ガイストリッヒェ・コンツェルテの珠玉の録音を残しているが、CD化が待たれる。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    シュッツ讃  |  東京  |  不明  |  2007年09月22日

    マウエルスベルガーらのこのシュッツ作品集は、「十字架上のイエスの7つの最後の言葉」のCDと並んで、私の最も大切な宝物です。毎日、一枚一枚大事に聴いています。人生の大きな糧になっています。本当にすばらしいと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    真如堂  |  京都市  |  不明  |  2006年08月24日

    ドレスデン十字架合唱団らによるこのシュッツ録音集を私はとても愛聴している。ドイツ音楽の父として知られるシュッツの音楽は、ドイツ的精神の基調である謹厳と理知を最も素朴に音楽的に結晶させた世界だと思うが、この演奏はまさに素朴にして純真な原初的ドイツ精神そのものだ。昨今の高度に洗練された合唱技術によってはこの純朴さはどうしても聴く事ができないような気がする。ちょっと考えが古いかもしれないが、この録音に聴く究極的に素朴なシュッツをどうぞ多くの人に知っていただきたい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示