Piano Concerto: Bollani(P)Chailly / Lgo +stravinsky, Weill, De Sabata
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独居人 | 東京都 | 不明 | 2012年09月05日
ラベルのピアノ協奏曲では、ボラーニのピアノは派手さはないがしっとりとした音色で絵画的なフレーズを紡ぎだしている。 第二楽章のアダージョの美しさがよりいっそう際立つ演奏だろう。 オケは重すぎず、しかし軽くもなくドライブし、フランスのエスプリを醸し出している。 ストラヴィンスキーのTangoはピアノ独奏と、より多彩な表現の管弦楽版の2ヴァージョンが入っており、各々比較が楽しめる。 クルト・ワイルの2作品はポラーニの独奏で、まるでショパンかドビュッシーのような叙情的な調べを紡ぎだす。 サバトの千夜一夜はまるでブロードウェイのようなショービジネス界を彷彿とさせるゴージャスな演奏である。 アラビアンナイトというよりアメリカンナイトであろう。 録音は各楽器を鮮明に捉えつつ、柔らかみのあるサウンドを聴かせる。 ここぞと言う時のパンチ力のあるデッカサウンドも健在である。 音楽性、音質ともにハイクオリティな一枚となっている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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