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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質A】 ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』、モーツァルト:交響曲第39番 ザンデルリング&ベルリン・ドイツ交響楽団(1991)

【中古:盤質A】 ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』、モーツァルト:交響曲第39番 ザンデルリング&ベルリン・ドイツ交響楽団(1991)

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年10月29日

    ザンデルリンク指揮の独墺古典派曲に関しては私はLP時代1970年代初め収録のハイドン交響曲を数曲聴いて結構その恰幅の良さに好印象を持っていました。レパートリー的には比較的その広さを有していたにも拘わらずザンデルリンクは録音にはそう恵まれた方ではなく東西ドイツ統一時期前後1991年コンサートライブの本盤モーツァルトについても如何にも珍しい感じで聴いて見て先のハイドン演奏の延長線上の感触を得ております。交響曲第39番の演奏タイムは@11’18A9’12B4’10C5’55で(クーベリックとかカラヤンと各楽章タイムがほぼ同じ)堂々とした運びは曲自体の割と押しの強い要素とマッチング寄与しているようです。更に続いてのベートーヴェン交響曲第6番「田園」(タイム@11’12A13’46B6’05C4’18D12’02)もゆったり悠然たるスタイルで各楽章を描いております。第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」やんわりスタートしてから一呼吸一呼吸分解する様にがっしり進めクロージングではたっぷりと歌い上げます。第2楽章「小川のほとりの情景」での流れのなだらかさは気持ち良いし鳥の囀りの丁寧なフルートも美しいですね。第3楽章「農民達の楽しい集い」は舞踏等で若干重くは感じましたが大した事ではありません。第4楽章「雷雨、嵐」ではそんなに大層な音鳴らしはせずその落ち着いた運びが特徴的と申せましょう。従って最終楽章「牧人の歌。嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分」でもすんなりと移って行き得てして演奏でよく聴かれる豊かな感謝旋律は決して誇張はされてませんがドラマチックさに欠けているとは思われません・・・まぁ、風格と言うのでしょうか、ザンデルリンクこのコンサートの時既に79歳・・・引退宣言まであと十年(引退は息子達の音楽家としての独立目途がついた為かも知れません・・・)。「田園」交響曲にはザンデルリンクの他演奏分として1981年PHO(タイム@11’12A13’20B5’57C3’53D10’37)、1986年ケルンRSO(ライブ、タイム@11’20A14’04B〜D21’53)、1990年バイエルンRSO(ライブ、タイム未確認)、1991年フランス国立放送O(ライブ、タイム未確認)等があるようで特に東西ドイツ統一後いろいろな音源がオープンにされている様で本盤は生前にリリース許諾を得たモーツァルトの第39番とベートーヴェン「田園」の登場となったものでオーケストラは設立後フリッチャイやマゼールがしばらく手がけた旧RIASOで本盤演奏の頃はベルリン・ドイツSOと呼ばれていました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月28日

    暖かい演奏だなあ。こういう「田園」は良いなあ。時をほぼ同じくして出たカンブルラン盤は第6交響曲という印象を受けましたが、ザンデルリング盤はまさに「田園」交響曲。今の時代に、こういう新譜が出てくると、つい頬が緩みます。冒頭から第1楽章を通して貫く懐かしい田園風景。勿論、描写的解釈ではなく、ザンデルリングの人柄か。終楽章の修道院のミサのようにも聞こえる崇高なメロディ。併録の39番はロマン派のように響く。

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    ばぶ  |  茨城県  |  不明  |  2011年12月23日

    39番の出だしの響きがまず最高です。そこで醸し出される豊かな空間に体が包まれ飲み込れていきます。それに浸っていると…矛盾していますが、初めて聴いた時はテーマが始まる前の序盤のちょっとした縦のずれが、「こういうところがまたザンデルリンクらしいなぁ」と、失礼ながら微笑ましくなる。(これは2回目以降の再生では気にならず流れていくようになりました)それ以降は、この曲のもつ美しく優雅な世界が広がり続けます。次に「へぇ~」と思ったのはメヌエット。木管がこんな風に活躍していたのね、と改めて確認しつつ楽しめます。田園、最初から最後まで非のつけようのないというのはこういうことかという演奏です。ゆったりとしたテンポで、ザンデルリンクの歌が最期まで続きます。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年12月10日

    2011年9月18日に惜しくも逝去したクルト・ザンデルリングは、2002年には既に指揮活動から引退していたところであるが、特に晩年の1990年代においては、ヴァントやジュリーニなどとともに数少ない巨匠指揮者の一人として、至高の名演の数々を披露してくれたところであり、その死は残念でならないところである。本盤は、巨匠ザンデルリングの追悼盤として初めて世に出る音源であるが、いかにも巨匠ならではの素晴らしい名演であると高く評価したいと考える。このような素晴らしい名演奏を聴いていると、あらためて巨匠の死を悼む聴き手は私だけではあるまい。本盤には、モーツァルトの交響曲第39番とベートーヴェンの交響曲第6番「田園」がおさめられているが、このうち、モーツァルトについてはザンデルリングにとっても極めて珍しい曲目であると言える。同曲については、ザンデルリングが師事したムラヴィンスキーによる素晴らしい名演が遺されているが、ムラヴィンスキーのように絶妙なニュアンスを随所に施した颯爽としたテンポによる演奏とは、その性格を大きく異にしていると言えるだろう。テンポはゆったりとしたものであり、スケールは雄大の極み。ザンデルリングは各旋律を徹底して歌い抜いており、その豊かな情感にはロマンティシズムの香りさえ漂っていると言えるほどだ。それでいて、演奏全体として格調の高さをいささかも失うことがないというのは、ザンデルリングの類稀なる音楽性の豊かさの証左と言っても過言ではあるまい。私としては、本演奏を名演と評価するのにいささかも躊躇するものではないが、必ずしもザンデルリングが得意とした楽曲ではないだけに、聴き手によっては好みが分かれる演奏と言えるかもしれない。他方、ベートーヴェンの田園は、文句の付けようのない素晴らしい名演だ。ザンデルリングの田園の名演としては、数年前に発売されたケルン放送交響楽団とのライヴ録音(1985年)が名高いが、本演奏は当該演奏から6年後のライヴ録音。演奏全体のスタイルとしては、ゆったりとしたテンポによる悠揚迫らぬ曲想の進行、深沈とした奥行きと格調の高さが支配している点においては共通しており、後はオーケストラの違いと言えるのかもしれない。本演奏はベルリン・ドイツ交響楽団であるが、巨匠ザンデルリングとの相性は抜群であり、ケルン放送交響楽団と技量においてはほぼ同格。音色の重心が、若干ではあるが、北ドイツのオーケストラだけに本演奏の方が低いと言えるところであり、田園により重厚な響きを求める聴き手には、本演奏の方を好む聴き手がいても何ら不思議ではないと言えるところだ。音質は1991年のライヴ録音だけに、鮮明で素晴らしいものであると高く評価したい。

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    クラシック大好き  |  埼玉県  |  不明  |  2011年12月03日

    絹のようなやわらかい演奏です.モーツァルトの39番は,最初の出だしからして,全く今までと違った印象を与える.それは田園でもいえる.うるさい音は全く出さず,それでいて力強い印象を与えるから不思議である.そして聴いた後で,あー いい音楽を聴いたなという満足感に浸れます.

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