【中古:盤質AB】 交響曲第9番『合唱』 オットー・クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団(1957ステレオ・ライヴ)
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LFA | 千葉県 | 不明 | 2021年03月01日
2種類の映像は別格として、ステレオでのベートーベン交響曲第9番の演奏としては、同時期のスタジオ録音と比較して、高揚感に勝りベストであると思います。クレンペラーの作品の中で最もSACD化が望まれる演奏です。モノラルではコンセルトヘボウとの演奏などもっと興味深い演奏があるので気分に合わせ愛聴しています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アヌンナキリル | 京都府 | 不明 | 2020年11月30日
1970年のチクルスライブ盤が最高峰として、この57年盤を超えるのなら、64年の有名なアーカイブ映像がありますね。身体の中心に意識が行くほど、腕の動きは簡潔になっていく指揮法の真髄🌟1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2019年12月01日
こういう巨大な音楽ができる演奏家はすでに皆無ですね。「はい、そこはこうしてください。うん、よし!」なんて練習では絶対にできない音楽でしょう。「そうじゃあない!こうだ!違う!こうだ!違うって言ってるだろ!」って練習風景が思い浮かべられます。偉大な音楽家であったことがよくわかる。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ムラファン | 大阪府 | 不明 | 2014年10月22日
ステレオ期の録音では頂点に位置する演奏ではないだろうか。 もちろん第1〜3楽章まで非常にすばらしい「厳しい」演奏が聴ける。しかし、やはり第4楽章が断然いい。少し、ホッターのねちっこい歌い方が気になるが(これはクレンペラーの演奏にほとんど共通しているものなので、おそらく彼の指示であろう)、それも同時期のスタジオ録音ほどではない。ただ、最も聴き物なのは合唱。 特に最後のプレスティッシモの部分は否が応でも興奮させられる。フルトヴェングラーでもここまで圧倒的な音楽が迫ってくるのは中々無い。 しかも、録音は年代を考えると驚異的な鮮明さ。 私の中では、フルトヴェングラーの51年バイロイトライブ、テンシュテットの91年ロンドンライブと並ぶ決定的演奏だ。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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盤鬼hmv13 | 福岡県 | 不明 | 2013年04月25日
’57年11月R・F・Hallでのライヴ収録。録音担当R・Gooch&C・Parker、リマスター担当P・Baily。このCDも入手してかなり経った。小生の愛聴するベト#9交の中でも五指に入る何とも魅力的な演奏である。強固な建造物を思わせる揺るぎ無い構築性は如何にもクレンペラーらしいが、その隙間から透けて見えるテクスチュアに曖昧さは無く明晰な響きは快感ですらある。録音は一聴してオンマイクと見紛う程に鮮鋭ではあるが、各パートや声楽陣との距離感は思いの外確保されており、観客ノイズの性格からして当ホールの特性がそのまま露呈したものと思える。このホール小生は現地に赴いたことは無いのだが、他の多くの録音から勘案しても芳しい印象を持った例は殆んど無い、いわゆる【響かない】ホールなのだろう。しかし曖昧模糊とした残響が無いだけに音はストレートに突き刺さって来る。だが決して耳障りな音響というわけでもなく、よくぞ破綻無くまとめ【災いを転じて福と為した】手腕を高く評価したい。演奏は確かに繊細で緻密とは言えないまでも、ただの勢いとか力ずくで押し通すとかの性質の物ではなく、剛毅さ・格調の高さ等々の点で非常にバランスが取れており、聴後の充足感も含め凡百の演奏とは次元の違う緊張感漂う演奏会であったに相違ない。小生の再生環境では会場の前席にて傾聴している錯覚を催す程に繊細で細やかな音も埋没すること無く良く聴こえ、ティンパニの強靭なアタックも奥の方から混濁感無く押し寄せてく来る。一般CDでもこれ程の品質で味わえる事例も有るのだ、【足るを知る】という言葉を深く噛締めざるを得ない。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2011年02月01日
クレンペラーらしい「厳しい」演奏である。ライヴなので「熱さ」もある。ライナーノーツも合唱団の結成に字数を割いているが、録音も合唱にスポットライトが当たっている感じである。声楽部門は文句ないが、これほどロマン性からかけ離れた第9は、トスカニーニに匹敵する。第三楽章など、タイム表記は14分44秒となっているが、実際は14分切っている。フレーズにしなを作ったり、溜を作ったりするようなところは一切なく、とにかくスイスイと進む。しかし、全体に意思の力が充溢しており、まさしくクレンペラーである。フルトヴェングラーが世をさり、19世紀的ドイツ音楽演奏の芸風はクレンペラーの双肩に委ねられたかのごとき時代だったと思うが、イギリスのオケを率いてのこの録音は、フルトヴェングラーの一連の第9と較べても、かなり様相が異なる。何というか、造形の厳しさが際立った演奏で、ベートーヴェンの交響曲の演奏に、ある種の芳しいロマン性を求める向きには合わないかもしれない。会場ノイズはかなり聴こえてくる。録音はオンであるが、時代を考えれば相当に良い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KAZE | 北国 | 不明 | 2008年08月27日
えらく明晰な録音ですね。まさに「驚がく的」です。特別な演奏会のためか、前のめりの演奏ですね。当時70歳を過ぎていたクレンペラーですが、まだまだ若いですね。熱い熱い第9ではあります。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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味噌カツ | 名古屋 | 不明 | 2008年06月29日
この時期のライブ録音としては異例のクリアーな音質。でもちょっとクリアーすぎて妙な感じ…決して悪くは無いけれど。内容は言うまでもなく、皆様のレビュー通りの大変立派な演奏。同時期のスタジオ盤よりも熱気があって断然良い。推進力を孕んで白熱し、小さなミスもあるけれど実演ならではの音楽のうねる波がある。演奏・録音ともにベト9の決定盤と言っても良いのでは?8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ゆーさん | 埼玉某所 | 不明 | 2007年08月15日
驚愕的な音質だ。これを聴くと、この時代以降のEMIレーベルの他の録音は、何か技術を持て余しているような気がする。あるいはリマスタリングの腕の所為か。折角なら他の盤も、これくらいの高音質で残して欲しかった。とにかく、耳を疑うこと間違いなし。演奏はタイトで厳しく、限りない気迫を感じる。但し、これが最高の名盤か否かは、聴き手の度量に委ねる。だって《第九》は名盤が多いんだもん(笑)3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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パシュミナ王子 | シャンバラ | 不明 | 2007年02月23日
何か違和感を抱くが、間違いなく録音(テスタメント)の所為だろう。この指揮者の色彩が、漂白されることによって相殺されている。もちろん演奏は偉大といってよかろう。クリアな音質は結構だが、その為に犠牲にしているものがあるのも事実だ。クレンペラーを聴き込んでいるはずの者がこの録音に違和感を感じぬのは何とも奇妙だ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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長州人 | 東京 | 不明 | 2007年01月22日
トスカニーニ2種、フルヴェン4種、ヴァント、バーンスタイン、ブリュッヘン、ジンマン、カラヤンと第9の理想の音盤は無いと諦めていたが、やっと出合った!す、すばらしい!クレンペラーにはオペラでしびれさせてもらっていたが、ここのレビューを読んで「そうか!クレンペラーなら!」と思い購入。まさに期待通り!合唱がまたピカイチ!ソリストがもっとよかったらとんでもないことになってた!(ホッターにはこけた!)でも最高。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2006年09月07日
余計な精神性を排しようとしながら結局高い精神性を感じさせる「侘びさび」に通じる芸術精神で表現された第九だと思います(音楽自体は巨大ですけど)。クレンペラーの第九はステレオ盤も当盤も7年後のDVDもほとんど同じ解釈、精神で演奏されてます。客観的立場から作品の良さを伝えたいという姿勢なのに結局ホットな演奏になってる、厳しいのにお近づきになりたい感じの名演。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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真如堂 | 京都市 | 不明 | 2006年09月03日
終楽章コーダでオケと合唱が暴走してフルヴェン化してしまおうとするのを、必死に手綱を引き締めようとするクレンペラーに(笑)。このスタイルでは推薦に値する名演であると思う。なによりテンションの高さと恰幅の良さの融合が聞いていて気持ちいい。だが神秘的な名演というようなものではないかな。それならやはりフルヴェンかシューリヒトを取りたい。けどこんな第九を忘たくないんですよね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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るるる〜 | 湯布院 | 不明 | 2006年05月28日
???わたしゃジュリー二の第九はつまんなくてすぐ中古CD屋行きでした。人それぞれ感じ方は違うものですな。このクレンペラーの演奏は高い精神性に貫かれているようですが、(音も素晴らしい!ひとつの奇跡)個人的にはインテンポにブレーキがかかるように遅くなる解釈だけがどうも受け付けません。これは巨匠的解釈なのでしょうか?2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハンス | 世田谷 | 不明 | 2005年11月17日
数多く存在する第九の録音の一つに過ぎません。私にとってはそれ以上のものではありません。なぜならデジタル録音のジュリーニ/BPOの超名盤が存在するからです。クレンペラーならばデモーニッシュな解釈をと期待していたが、何とモラリスト的解釈でしょうか。この演奏・解釈ならば、クレンペラーでなければならない必然性が皆無なのです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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