交響曲全集 シェルヘン(6CD)
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エーテルの風 | 長野県 | 不明 | 2016年09月09日
ベートーヴェンの演奏は、マーラーなどに比べると、録音が古くても、演奏がよければ、それで録音の貧弱さは充分にカバー出来る…という特徴があると思う。フルトヴェングラーの録音などがまさにソレだ。ただ3番や5番や6番などは、何故敢えてこのスタイルで演奏するのか?の必然性が(例えばフルトヴェングラーなどに比してしまうと) 極めて希薄になってしまっている。気に入った演奏としては、まず1番、そして4番 などの、比較的地味なナンバー、そして「第9番」が素晴らしい。「第9番」に関しては、「シェルヘンスタイル」の格好のサンプルになるのではないだろうか? シェルヘンの特徴を知りたいという「シェルヘン初聴き」のリスナーさんには、まずこの9番を薦めたい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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駆け出しマニア | 京都府 | 不明 | 2006年02月12日
一聴すると、巷の噂通り、確かに「狂気」「火の玉」という表現がぴったりだが、しかし決してそれだけではない。音楽への理解・熱意があったからこそ可能な演奏ではないか。好き嫌いの分かれるところではあるが、ツボにはまってしまうと抜け出せなくなる、麻薬のような魅力があると思う。個人的には2、4、8番が面白い仕上がりだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2005年01月10日
唸り声(ていうか、雄たけび)入ってる、入ってる。偶数番号の曲が凄い(特に8番)。マシンガンを撃ちまくりながら前進していくような雰囲気。録音は曲によっては荒れ気味だが、演奏も荒れているし、鑑賞には支障ないレベル。かと思うと、バランスを操作して、普段聞こえない内声部を強調したりという小細工もある。3番と5番は意外と普通だと思うが。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フリッチャイマニア | 埼玉県 | 不明 | 2004年12月27日
シェルヘンのうなり声も、足音も、我が家のオーディオ装置ではきちんと確認できました。何より、低弦の圧力が以前より増した感じがするのと、山野盤よりもホールトーンを感じられる点で、今回のリリースは歓迎です。この値段なら、物珍しさの方も購入しやすいでしょう。フルトヴェングラーの対極をゆくベートーヴェンとして一度は聴いてみて欲しい演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2004年12月01日
今回初めて聞かれる方は「なんじゃこりゃ!」と驚愕すること間違いなく、人によっては怒り心頭に発するか、笑い出すかのどちらかでしょう。しかし、スコアを片手にもう一度聴くと、シェルヘンの意図するところがわかってくるのでは?とにかくすべてのベートーヴェン交響曲全集の中で、最も刺激的、攻撃的な演奏であると思います。ただ、オケがも少し上手ければなあ〜〜〜、評価も最高なんだけど。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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