【中古:盤質A】 交響曲第3番『英雄』、第2番、第7番 べーム&バイエルン放送響(2CD)
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てつ | 東京都 | 不明 | 2014年02月27日
意外と賛否両論なんですね。小生はこのディスクは「Good」です。エロイカと言う曲が何故奇跡なのか、一番はその構成だと思います。この演奏には仰ぎ見る構成感があります。どっしり構えたドイツの重厚さの上に、足どりがしっかりした旋律と和音。残響が多いホールをしっかり把握したテンポ。ココを強調してほしい、と思うところはほぼ間違いなく押してくれます。武骨だけどツボは外さないオヤジのマッサージみたいな・・。ただ武骨で好ましい推進力だけじゃなく、細かいニュアンス、テンポの揺らぎも出しているので、ベームの芸術が表れている気がします。ベルリンフィルとのブラームス1番に通じるかと。7番も刻みがどっしりした名演。バランス良好、見通し良し。ただ、ベームとしては抉った表現もやはり他の演奏比較では「もっと」と思わせるもどかしさは残ります。2番は同時にクーベリック買ってしまったので、あの靴音推進力の前では残念ながらちょっと。とは言えこのディスク聞く価値は絶対あります!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kazukun | 宮城県 | 不明 | 2010年02月07日
録音年の若い「第7」が聞き応えある。相変わらず贅肉のないベートーヴェンだが、フィナーレの推進力はさすがに聞かせる。他の2曲は意外と平凡な出来。「エロイカ」は期待して聞いたがスケルツォの敏感なリズム感以外は正直言って「ベームでなければ」というところは見受けられなかった。又3曲とも右端から飛び出るティンパニには最後まで違和感があり、時に無機的に響いてしまうのが残念。これは完全にマイクが近すぎるのではないか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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千葉のアリアドネ | 千葉県 | 不明 | 2009年08月08日
2番と7番が特に素晴らしい。2番、84歳の老人の指揮とは信じがたい瑞々しさ。何よりテンポ(とその変化)が自然。そして美しい歌。4楽章の活力も特筆もの。7番(78歳)重量感、緊張感あふれる1楽章、ゆったりと歌いこむ2楽章、後半加速をかけて爆発する4楽章。オケともどもドイツ的魅力充溢のベートーヴェンだ。72VPO(DG)、75VPO東京ライブ(4楽章はインテンポスタイル)をはるかにに上回る。エロイカも堂々とした名演。1楽章など精妙で流石。ただこの曲は構成感、緊張感の強い60年代のベームで聞いてみたい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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遊悠音詩人 | 不明 | 2009年05月30日
直球勝負の正統派ベートーヴェン!しかもライヴならではの高揚感が加味されているのだから文句無し。そそり立つような造形美、拳を上げる雄渾のドイツ・サウンド、奇を衒うことなく、しかし確固たる存在感を示す辺り、さすがとしか言い様がない。特に第7番では冒頭の一音でノックアウトされる程の熱の帯びようで、なかんずくティンパニの強打が悉く決まっている。第3番も壮大なスケールですこぶる立派。第2番も秀演。音質も、テープノイズはやや大きいが臨場感は素晴らしく、アグレッシブな重低音を響かせてくれる。現代では求め得ぬ至高のベートーヴェンをご堪能あれ!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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JS | 埼玉県 | 不明 | 2009年05月15日
私は「英雄」が好きで、よく聴くが、これまで満足した演奏はほとんどない。特に第1楽章は、平凡な演奏で聴くと退屈極まりない。しかし、この演奏は違った。左右いっぱいに拡がる弦楽器の力強さと流麗さ、その上に漂う木管の美しさ、バランスのよい金管、特に圧巻は終楽章終結部直前の第7変奏におけるホルンのものすごい咆哮。本当に凄かった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポロ | 神奈川県 | 不明 | 2009年04月29日
たしかに、この年代のベームからは予想できない若々しい演奏です。 ですが立派な演奏ですが評判ほど良いとは思いませんでした。 個人的には3曲の中では2番が一番良いと思いました。 また音が、こもりすぎている感じで残念です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ツヴァイク | 東京 | 不明 | 2008年02月05日
ライナーノーツの書き方では、ラジオ用の放送録音からのものらしい。「ベームのライヴ」としたほうが評価があがるのだろうけれど、そんな誇張をしなくても充分素晴らしい演奏だ(音もいい)。特に第三は雄大で迫力満点なのに室内楽的、という大変な名演。これを機会に、「ベームはライヴじゃないとだめ」、というお題目はそろそろやめにしたらどうだろうか。第四などはスタジオのほうがいい演奏なんだし。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カバポチ | 横浜市 | 不明 | 2008年01月28日
これぞドイツの音。ベートーヴェンの音だ!響きそのものに完全にKOされてしまった。ベームが燃えるとこんなに凄いんだ。久々にベートーヴェンのシンフォニーに感動出来ました。大推薦!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ドクター ベーム | 徳島 | 不明 | 2008年01月28日
ベームの3番は、流れるようなエロイカなんで、好みによります。 ウィーンほどは流れていないが、バイエルンも、第一楽章は、滑らかな演奏である。 金管のダイナミズム歯ウィーンよりはるかに上。 ベームにはやはりベルリン バイエルン ドレスデンのほうが、ウィーンよりも、あっていると思いますよ。 年なのに、燃える指揮者は、 もうでてこないでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡 | 不明 | 2007年12月04日
バイエルン放送響らしい音を見事に引き出しているベーム。他の方も書かれておるとおり、ウィーン・フィル以外のオケにおけるベームの指揮は情熱的である。しかもライヴなので燃えに燃えている。こういった演奏が良質な音で聞けるのは嬉しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Galaxea | 東京 | 不明 | 2007年12月01日
これら一連の録音では、ライブのベーム特有の、ちょっと荒削りなオケの音が聞ける(モーツアルトではこういう音はめったに出さないが)。この厳しいオケの音が、どれほどベートーヴェンの魂を伝えることか。ベームがドイツのオケを振ると、VPOの時とは違った魅力がある。最近のベートーヴェン演奏では、色々なスタイルが試行されているが、こういうオケの音は聞けなくなってしまった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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安曇野のカラヤン | 長野県安曇野市 | 不明 | 2007年11月30日
これは素晴らしいですね。ベームと言えばウイーンフィルというイメージですが、これらのライヴは気力充実、本当に活力ある演奏です。ちょっとだけ残念なのは、拍手が入っていないことでしょうか。個人的には拍手も収録して頂きたいです。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ST | 横浜市 | 不明 | 2007年11月21日
気力が充実したときのべーム は年齢に関係なく、すばらしい演奏をする。3番、7番、2番とも秀演。「70年代のべームは盛りを過ぎた。」などとコメントしている方にも是非とも聞いていただきたい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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