【中古:盤質AB】 アンドレ・クリュイタンス/コレクション・オブ・ベスト レコーディングズ(10CD)
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mari夫 | 東京都 | 不明 | 2013年12月20日
クリュイタンス初期のレコーディングを集めたもので『ファウスト』の抜粋以外はモノラル(ハスキルの協奏曲は疑似ステレオっぽいプレザンスあり)です。この点のセットで常に悩むのは既存の盤を何枚かもっているケースですが、クリュイタンスといえばやはりステレオ時代の指揮者というイメージが強いので、これらの演奏は、コアなファン以外には意外に盲点になっているのではないかということ(少なくとも私はもっていなかった)、しかしかなりの曲は、彼の夭逝のために実は再録音がないことによって、本セットはこの手のBOXシリーズのうちでもとくに意義のあるものと思われます。それにこの時期にしてクリュイタンスが既に60年と変わらないレヴェルに到達していたことが、これらを通して確認出来るのも大きな喜びです。また、たとえばパリオペラ座のワグナーでは往年のフランス楽派の甘いホルンが聞けたり(でも決して葬送行進曲での迫力に欠けてはいません)、田園の旧盤ではフルトヴェングラー時代末期の重厚な音が聞けたり(二楽章や三楽章での木管のうまいこと!)、この時期ならではの音が聞ける醍醐味もあります。BPO最初のベト全に起用されたきっかけをなしたであろうのも納得の名演ですね。サンサーンスの協奏曲でカサドゥジュってこんなにヴィルトゥオーゾだっけと思ったら、このページでギレリスだと知って納得したり(交響曲も実に壮麗な名演)、ショスタコーヴィッチの二曲の協奏曲も実にいいし、色々な発見があります。録音は年代に比例するとは限らず、ものによりけりですが概ね演奏を味わうには不足ありません(個人的には「ロメオとジュリエット」がやや劣る音だったのと前述の疑似ステレオがちと残念ー演奏は素晴らしいのに。あと、ラヴェルも古さを隠せない)。ステレオ盤がある「アルルの女」と「幻想」もlこちらはこちらで圧倒的な演奏です。素晴らしいアルバムとして一押ししたい。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2013年11月13日
@ワーグナー管弦楽曲集Aベートーヴェン交響曲第6番(55年録音)BサンサーンスPコン第2&交響曲第3Cベルリオーズ・ロメジュリ抜粋他Dビゼー・アルル他Eグノー・ファウスト…以降モーツァルトPコン、ラヴェル、ベルリオーズ幻想、ラフマニノフPコン第3などステレオ初期の録音を中心に集めていて楽しめそう。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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