ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質B】 Comp.symphonies: Blomstedt / Skd

【中古:盤質B】 Comp.symphonies: Blomstedt / Skd

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  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2022年10月10日

    ブリリアント盤の音質はやや硬めというか、デジタル風の音の輪郭がくっきり鮮明に出てくるタイプといえそうだ。一方、キングのハイパーマスタリング盤はいかにもアナログ風の柔らかい音質で、ふっくらふくよか。若干くぐもったところがあるので薄いベールがかかったような印象もあるけれど、デジタル臭さがないナチュラルな雰囲気が心地よい。聴き比べるとブリリアント盤は情報量を少し間引いて、すっきりさせたように思う。この全集はキング盤で聞くのがお勧め。

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  • ★★★★☆ 

    チキンラーメン  |  不明  |  不明  |  2021年03月21日

    とてもお安かったので少し心配でしたが、しっかりとしたケースに入っており、音も綺麗でした(ケースの留めが固く、ディスクを外すのに一苦労したのはご愛嬌でしょうか…)。ブロムシュテット氏とシュターツカペレ・ドレスデンの演奏で、決して鬼気迫るというタイプのものではないのですが、ベートーヴェンの交響曲の豊かさを感じられる良い録音だと感じました。特にマイナーな第1番や第2番などが魅力的でした。

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  • ★★★★☆ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2020年04月22日

    いい意味でちょっとおっとりした感じのひと昔前のシュターツカペレ・ドレスデンの名門らしい豊かなサウンドが教会にきれいに響く。いまやすっかり大巨匠になったブロムシュテットもこの頃はまだ若く、働き盛りのきびきびした指揮ぶりである。特に「田園」はとてもいい。

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  • ★★★☆☆ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年03月13日

    演奏は極めて妥当なものでした。スイトナーの全集に似ていた感じです。 問題は録音で、どうしてこれだけ硬い音質になってしまっているんでしょうか、と思ってしまいました。当時の東独のレヴェルの問題でしょうか。

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  • ★★★★★ 

    ヨシ様  |  東京都  |  不明  |  2016年05月08日

    とても良い演奏です。録音も良いし、ドレスデンのオケの音も良い。 ブロムシュテットの指揮もテンポもちょうど良いと思います。 全集としてのまとまりも良い。 価格が下がって買いやすいので、持っていて損はない。

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  • ★★★★★ 

    kuniko89  |  愛知県  |  不明  |  2015年09月19日

     “今更ながら”といった印象のCDであるが、全集として纏めて聴くことが無かったので購入。一言、良かったァ!ヨッフム&ロンドン響と並ぶスタンダードたる名演。昨今のへなちょこベートーヴェン演奏何ぞは足元にも及ばない。私にとって、60〜70年代のクラシック音楽が一番良かった。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2015年02月13日

    このセットの音が一番良いと思う。非常にドイツ的な盤石のベートーヴェン。5番、6番、7番は特に良い。中でも7番はこの曲の録音のベストを争うと思う。ティンパニが質感よく鳴るし、ピチカートも実在感があってよい。奥行きのある録音。惜しむらくは、5番の第四楽章のリピートがないのと、7番のバイオリンが対向配置でないことくらいか。3番も第一楽章はリピートがあるのが望ましい。この人は、常に高度なレベルの録音を残したという意味で、安定感抜群である。なるべく長く活躍してほしい。

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  • ★★★★★ 

    ムサイシス  |  三重県  |  不明  |  2014年03月17日

    ドイツのオーケストラで、いい指揮者ならば良い演奏に決まっているというのが私の持論ですが、この演奏もそのとおりです。各曲によって異なりますが全体としてはややこってりとした演奏となっています。具体的に言うとテンポはやや遅め、ルバートしてきめる、といった感じです。欲を言えば伴奏とはいえ細かい音符まではっきりと弾く、やや音が流れてしまう箇所がある、などの点にもう少し配慮をしてほしかった。とは言え、この路線の名演のひとつでしょう。評価は4.6です。

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  • ★★★★★ 

    oni-bikkuri-syakkuri  |  滋賀県  |  不明  |  2013年11月19日

    他の全集のようにエグモントやコリオラン、レオノーレやフィデリオ序曲などは入っていませんが、シャルプラッテンの素晴らしい録音で、渾身の演奏が高音質で楽しめると思います。求めやすい価格と言うことだけではなく、音楽的なクオリティも高く、アナログ時代完成期の名門ドレスデンシュターツカペレの演奏と言う意味でも、価値が高いのではないでしょうか。個人的には8番がお気に入りで、聴き比べに持って来いの曲だと思います。第二楽章などは淡々としていて茶目っ気たっぷりで、小刻みな音符で最後に唐突に終わるところなど、ベートーヴェンが楽団員を見つめてニヤッと笑っていそうな感じ。第3楽章の、ファゴットののびやかで鄙びた主題の明快さ。第4楽章では早いテンポでこれでもかと言うくらい細かい弦の刻みが目まぐるしく強調される。この細かな弦の刻みが、他の録音よりもこのブロムシュテット+ドレスデンシュターツカペレ盤は別次元のように微細なところまで、目に見えるかのようです。ほどよくタイトにひきしまったティンパニーの、伸びのある豊かで迫力ある響きが極めて明瞭で、まるで頭上から立体的に聞こえてくるよう。各楽器の一音一音の粒立ちが、単に明瞭に聴こえるばかりでなく、それでいて全体としてバランスのとれた、躍動感溢れる素晴らしい演奏です。また、5番の第3楽章は使用している版が通常と違ういわゆる「ギュルケ版」で、あの唐突なコントラバスではじまる印象的なリズムのトリオ部分が、二回繰り返されます。そのコントラバスのズッシリと重量感のある、まさにヘビー級の演奏も強烈なインパクトで、これを聴くとほかの録音の同じ箇所が、もの足りなく感じます。通常はそこの繰り返しなしでで、5分半くらいの演奏ですが、本作品とスイトナーのベルリン・シュターツカペレの録音のふたつは、リピートがあるので8分53秒(ブロムシュテット)、8分48秒(スイトナー)と、たっぷりと聴けるのが大きな違いです。この部分が好きな人には、これはお値打ちです。

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  • ★★★★★ 

    ボーマン  |  埼玉県  |  不明  |  2013年04月11日

    ヘルベルト・ブロムシュテットのベートーヴェン交響曲全集は、安心して聴ける。 ブロムシュテットの人柄が表れているよう。9つの交響曲の演奏は高水準。 N響との共演の「新世界より」もぜひ発売してほしい。

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  • ★★★★★ 

    harekazuya  |  東京都  |  不明  |  2012年05月08日

    ベルリンクラシックス盤での聴取の感想です。多くの方が指摘されている通り、ピッチの不安定さのようなものが多々ありました。ただし私は絶対音感はないので自信はありませんし、音ゆれというよりは録音条件の違うテープのつぎはぎで、音質差がでているように感じます。マイクのセッティングや気温や湿度での音色の差などいろいろ想像はできます。けれど音楽自体はまったく申し分なく素晴らしいものでした。節度とバランスをわきまえながら、主張すべきは主張します。現代の状況の中で知性の爪あとを残さず音楽的純度を上げるのは至難の業でしょう。そうした意味で得難いすぐれた演奏と思います。私にとっては、ベスト5に入る全集です。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年08月10日

    正統的なベートーヴェン交響曲全集としては、スウィトナ−の全集と双璧とである。そしてスウィトナーと比べたら、ベートーヴェンに対するアプローチがやや柔らかい…と言えるかもしれない。そのためか、総じて偶数盤に より名演が多い気がする。中でも第6番などは、強烈な個性を抑えたタイプの数あるディスクの中では、今もって同曲中のベスト演奏と言っても過言ではない。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月19日

    ブロムシュテットさん、いつも良い仕事(アートワーク)されてますね。しかし、この国のマエストロの評価はちょっと低過ぎるんじゃないかと思います。評論家の一言は大きいですからね。1番の端正さ、2番のスケールの大きさ、3番の造形美とホルンの音色美(私は個人的にはパリ音楽院管弦楽団時代のホルンが一番好きですが)・・・と書き出すと奇数番も偶数番もなく、あるのは偉大なベートーヴェンのシンフォニー。作品のあるべき姿を忠実に再現するマエストロ。それはブルックナーでも同じ。どうか長生きして芸術を作り続けて下さい。

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  • ★★★★★ 

    まめ太  |  兵庫県  |  不明  |  2011年05月18日

    7番がすご過ぎる。黄金期のシュターツカペレ・ドレスデンの実力はこれほどであったか! 各奏者の高い技巧は突出するのではなく、あくまでもマスとしてのオーケストラ芸術、アンサンブルをまとめるために用いられている。ベートーヴェン演奏史に燦然と輝く金字塔だ。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月14日

    例え現代的なスペックからすると聴き劣りのする音質でも、そこに刻まれた音楽的情報量は、現代の演奏を凌駕するものがある。我々が過去の録音に接する最大の理由は、ビット数では算出できないこれら魅力にある。旧東独時代のSKDはまさに魅力の宝庫であった。それは現代の如何なる録音技術をもってしても、如何に高価な再生機器をもってしても再現不可能なアンサンブルの妙に尽きる。ティンパニのゾンダーマン、ヴァイオリンのミリングにフンケ、ホルンのダム、オーボエのマーンなど、そうそうたる面々が揃っている。しかも彼等は、名技をひけらかすのではなく、その持ち味を全てアンサンブルのために役立てている。かつてのカペルマイスター、シノーポリは「シュターツカペレは伝統をふりかざし、これみよがしの名人芸をひけらかす団体ではない。内なる人間の声の伝統を守りつづけることこそ、音楽を奏でる意味なのだ」と語った。これは、昨今の偏狭な古楽器原理主義者と好対照であろう(もっとも古楽器演奏には今日におけるベートーヴェン研究の成果が反映されており、個人的には、十把一からげに非難する風潮には距離を置いている)。演奏評に移ろう。第5交響曲において、口説い位に連ねられた三連符を、当演奏ほど有機的に、有意義に掛け合った演奏はそう多くない。また、第7交響曲において、第1楽章序奏部で提示されるタン・タタンというリズム打ちが曲の要になっているが、このことをここまで明瞭に示した例を私は知らない(これは上記のゾンダーマンの貢献に依るところ大)。その他、第6番におけるオーボエの鄙びた色合いや、第9番における合唱の優秀さ、第1番や第8番における小気味よいティンパニなど、挙げ出したらきりがない。「録音は一流、演奏は三流」というようなCDが跋扈している今日、音質的瑕疵を差し引いても、この全集から得るものは大きい。

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