管弦楽作品全集 第3集 ポール・マン&コダーイ・フィル、リエパーヤ交響楽団
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レインボー | 不明 | 不明 | 2021年04月25日
イギリスの作曲家、ヘンリー・コッター・ニクソンの管弦楽作品集。 ニクソンは存命中は人気があったが死後、急速に忘れられたというクラシック音楽界でありがちな経歴を持っている。 このCDは第3集にあたり今までと同じく全曲世界初録音との事。 作品そのものはそこそこ質が高く、最後の管弦楽曲となった戴冠行進曲等、しっかりとオケが鳴った手堅いオーケストレーションが魅力だが、先人や同世代の作曲家の影響が強く感じられ、作品時代も良くも悪くも地味であり、忘れられたのもわからなくもない。 演奏はコダーイ・フィルハーモニー管弦楽団とリエパーヤ交響楽団。 前者はハンガリーの、後者はラトヴィアのオケだそう。 指揮はポール・マン。 リエパーヤ交響楽団が一曲だけ担当している他は、全てコダーイ・フィルハーモニー管弦楽団によるもの。 演奏も作品の魅力を的確に伝えてくれる他、オケが意外と上手いのも魅力。 音質は綺麗だが、音量が小さく迫力には欠けるのが残念。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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