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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD 【中古:盤質AB】 シューマン、シェーンベルク:ピアノ協奏曲 ポリーニ(p)、アバド&ベルリン・フィル

【中古:盤質AB】 シューマン、シェーンベルク:ピアノ協奏曲 ポリーニ(p)、アバド&ベルリン・フィル

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月04日

    ポリーニ、アバド、盟友による、カラヤン末期のベルリンフィルによるモダンミュージック。息が合っており、聴き苦しさはあまり感じられない。ホントは、二人とも、古典より、こうした混沌とした音楽をやりたかったのではないかと思うくらい充実している。伴奏の指揮、ベルリンフィルも十全、ポリーニは、言わずもがな。シューマンはともかく、シェーンベルグは、名演。期待してませんでしたが、楽しめました。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月19日

    ポリーニのピアノの評価の前に、アバドについて言及しておきたい。アバドは、私見であるが、これまでの様々な名指揮者の中でも、最高の協奏曲指揮者と言えるのではなかろうか。これは、指揮者としては必ずしも芳しい評価とは言い難いが、これまでのアバドの協奏曲演奏における実績に鑑みれば、そうした評価が至当であることがわかろうというものである。例えば、チャイコフスキーやラヴェル(旧盤)におけるアルゲリッチとの競演、レコードアカデミー賞を受賞したブラームスの第1番におけるブレンデルとの競演など、各楽曲におけるトップの座を争う名演の指揮者は、このアバドなのである。この他にもポゴレリチなど、様々なピアニストと名演を成し遂げてきているが、競演の数からすれば、本盤のポリーニが群を抜いていると言えよう。ただ、ポリーニとの競演が、すべて名演になっているかと言うと、必ずしもそうではないと考える。同じイタリア人でもあり、共感する部分もあるかとも思うが、ポリーニの詩情に乏しいピアノのせいも多分にあるとは思うが、ベートーヴェンやブラームスの全集など、イマイチの出来と言わざるを得ない。しかしながら、本盤は名演だ。その第一の要因は、アバドの気迫溢れる指揮と言わざるを得ない。本盤の録音は、ベルリン・フィルの首席指揮者選出直前の指揮でもあり、アバド、そしてベルリン・フィルの演奏にかける情熱や生命力の強さが尋常ではないのだ。アバドは、ベルリン・フィル着任後、大病を患うまでの間は、生ぬるい浅薄な演奏に終始してしまうが、本盤の指揮で見せたような気迫を就任後も持ち続けていれば、カラヤン時代に勝るとも劣らない実績を作ることができたのにと、大変残念に思わざるを得ない。指揮やオーケストラがこれだけ凄いと、ポリーニのピアノも断然素晴らしくなる。シューマンにおいては、ポリーニの根源的な欠点である技術偏重の無機的な響きは皆無であり、アバドの指揮の下、詩情溢れる実に情感豊かなピアノを披露していると言える。シェーンベルクにおける強靭な打鍵も、技術的な裏打ちと、ポリーニには珍しい深い精神性がマッチして、珠玉の名演に仕上がっている点を高く評価したい。SHM−CD化による音質向上効果も素晴らしい。

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