silver  |  東京都  |  不明  |  2010年10月17日

BIS時代の野生味は消えて、円熟期に入った頃の録音。物書きしながら聴くのがいいかも知れません。暖かい演奏です。

 

abbadon  |  tochigi  |  不明  |  2008年09月21日

煌びやかなシベリウスがカラヤンの一連のＣＤで当たり前だと思っていましたが、まさに目からウロコな演奏です。 エーテボリ交響楽団の柔らかい響きが「北欧系の音楽は冷たい」という概念を覆します。厳しい冬を知っているからこその暖かい響きを持ったシベリウスの管弦楽曲集です。

 

jimi-lee  |  愛知県  |  不明  |  2007年02月19日

非常に落ち着いた演奏である。客観的であり、表情を付けたり、情感を盛り込むようなこともない。オケを磨き上げて、サウンドとして聴かそうと言うのでもない。殆どの曲がゆったりと進められる。９分を超える「フィンランディア」はカラヤン’76盤に次ぐ遅さではないか。淡々と運ぶ「タピオラ」、弦楽器がうなりを上げることも、金管が泣き叫ぶこともない。こういうシベリウス演奏も良いのだろうか。