robin  |  兵庫県  |  不明  |  2018年09月12日

ｼﾍﾞﾘｳｽ SYMSの全集で現時点で頂点に立つ演奏である。最初のボーンマスとのものは完成度が未熟、ヨーロッパ室内は枯れて味うすく厚みも燃焼度も不足でなんとなくものたりない。パルビローリは心がこもっているが微温的。カラヤン、ラトル等あるがまずはこのCDを聴いてから他のものを聴いたほうが良いとおもう。今後、全集としてこれ以上のものが出てくるかどうか、難しいだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

タンタンタヌキの天王星  |  東京  |  不明  |  2008年02月05日

シベリウスの楽譜の校訂もしているベルグルンドによるシベリウス作品集。後のヨーロッパ室内管との交響曲全集と甲乙つけがたい。イメージとしては、ヨーロッパ室内管との演奏は冷たく透明な空気に舞うダイヤモンド・ダストを思わせるのに対し、こちらのヘルシンキ・フィル盤は乳白色の雪景色を思わせるといったところ。どちらが良いかはその人の好み次第。ヨーロッパ室内管との演奏では残念ながら聴けない交響詩が聴けるのも魅力。

 

I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2008年02月05日

Op.7;12’44/14’06/25’10/10’02/9’54 No.1;10’58/9’02/5’01/11’29 No.2;8’52/12’43/5’50/12’33 No.3;10’16/9’49/8’39 No.4;9’43/4’44/9’59/10’01 No.5;13’40/8’01/8’50 No.6;8’13/5’32/3’56/11’19 No.7;21’29 Op.44;4’58 Op.26;7’22(1986) Op.112;17’16 Op.73;8’33 Op.92;12’13 Op.32;8’39 Op.22-2;9’13 Op.22-4;6’10 Op.26;7’41(1982)

 

温泉パパ  |  函館市  |  不明  |  2005年07月25日

オケと指揮者が一心同体。ここまで集団を統率できるとは羨ましい限り。バルビの対極にある寡黙な演奏。

 

都電  |  東京  |  不明  |  2003年02月27日

久々の再発物であるが、当時の産直・無農薬・有機栽培的演奏は健在である。その分、割高なのが難点といえる。後半の晦渋な作品ほど、その真価が表れている。これを賞味した後には、是非マゼール/ＶＰＯを味あわれるよう、お薦めしたい。