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原田隆典

本 入門 数理地震工学 生産・社会インフラ施設の地震・津波対策の基礎知識と数学的方法

入門 数理地震工学 生産・社会インフラ施設の地震・津波対策の基礎知識と数学的方法

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    一休  |  宮崎県  |  不明  |  2020年05月15日

    (1)数理地震工学とは,震源から一貫して捉えた地盤・基礎・構造物の応答現象を数学や物理を用いて理論上の解釈を与え,被害予測法と対策案を提案する地震工学の一分野であると定義っしている。 (2)本書は,地震学と構造物の被害経験を発展の基礎としてきた生産・社会基盤施設の地震・津波対策に関する工学問題に対して,数学や物理学を用いて理論的解釈を与え,計算機による物理シミュレーションのような数値解析・実験方法を援用し,被害予測と対策のための方法と試算例を整理したものであるとしている。 (3)地震・津波対策に関わる行政官や経営者は,1章と2章の内容と3章以降の計算例だけ見れば,対策の知識と考え方がわかる読みやすい構成になっている。 (4)それと同時に、学生と実務者・技術者は,数式の背景と考え方を理解する努力をして計算例を見れば,新しい技術開発のアイデアとヒントが得られるよう基礎と数学的方法を丁寧に説明している。 (5)この中では、印象的なことは、1章4頁2章43頁に、地震災害の研究を通して得た知見から、グローバルなネットワーク社会の現代では、「国防は、戦争、経済破綻、テロ等に重点化されているが、歴史に学べば、巨大地震・津波、火山大噴火と疫病_の自然災害と事故に備える国家組織と制度が必要な時代」だと訴えていることです。 現在、新型コロナウイルスによる政界の社会経済が動乱期にあるが、一歩先を見据えて、これを予測して事前の準備をするこ都の大切さを述べていることです。

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