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ブラームス(1833-1897)

CD Sym.1: Furtwangler / Vpo (1947)+haydn Variations, Etc

Sym.1: Furtwangler / Vpo (1947)+haydn Variations, Etc

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  • ★★★★★ 

    M  |  愛知県  |  不明  |  2019年05月18日

    東芝EMIから出ていたCDと比較すると、こちらが格段に音が良い。(前者がいかにひどいものかということでもあるが)それでフルヴェンのすべてのブラ1のCDで一番音が良いのが当盤ということになる。元来演奏そのものはフルヴェンが総合的に他盤より優れているとの仮定に立てば、当CDがブラ1のベストともいえるだろう。楽曲の解釈については今更いうまでもないことだろうが、それよりも、第2楽章において指揮者の耽美性と当時のウィーンフィルの耽美性が曲の性格を得て2度とないような出会いをみせているところが感動的である。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年06月16日

    ブラームスの交響曲第1番はクラシック音楽不案内の特に若い人にも一生に一度位は是非聴いて欲しい曲目の一つと私は思っております。さてそのブラームス交響曲第1番を御大指揮者フルトヴェングラーが振ったものは演奏・音源・盤起し種類等でいろんな盤があり手元の資料では一応全楽章通しで次の様なライブ演奏を中心に記録(年月、オーケストラ、タイム)が残っております・・・・1947/8VPO(ライブ、タイム@14’55A10’04B5’12C16’21)、1947/8ルツチェルン祝祭O(ライブ、同@14’40A10’10B5’01C16’24)、1947/11VPO(本盤演奏分、同@14’37A10’43B4’39C16’25)、1950/7ACO(ライブ、同@14’14A9’59B4’55C16’14)、1951/10NDRO(ライブ、同@15’01A10’08B5’16C17’08)、1952/1VPO(ライブ、同@14’17A10’14B5’07C16’51)、1952/2BPO(ライブ、同@14’40A10’39B5’20C17’06)、1952/3トリノ・イタリアO(ライブ、同@14’27A9’56B5’19C17’06)、1953/5BPO(ライブ、同@14’10A10’36B5’13C17’07)、1954/3ベネズエラSO(ライブ、同未確認)等。フルトヴェングラー指揮のブラームス交響曲の四曲中一番多く記録として残っているのが交響曲第1番であり確かにストーリーの組み立て易さやフルトヴェングラーの資質からも向いている曲で本盤は唯一のスタジオモノラル録音である1947年11月演奏分で全体としてはVPOの風格と61歳の指揮者の雄大な構成力に裏打ちされた仕上がりになってはおります。第1楽章のスタートはそう力まず次第にウネリの内にフルトヴェングラー節が頭をもたげて来ます。大変雄渾で強靭な意思を感じさせますが私は微妙な伸縮自在さに時折何故か「滔々」とした流れの途中で浅瀬に引っかかる感触もあったというのが正直な処です。第2楽章は特に冒頭付近での雰囲気での粘っこい美しい高ぶりはこの演奏の聴き処であり何気なく聴き落とす箇所でもハッとさせられました。第3楽章も一筋縄では進まず何か弄んでいる面白さがあります。いよいよ最終楽章は意外と芝居気度合いは低く例の歓喜テーマもテンポ速く自然に運んで行きます。その為もう少し起伏感というか片をつける運びが欲しいとは思いました。SP盤起し?の音質自体の事もあるのでしょう。本盤の演奏が一期一会的で繰り返し聴くということに執着しなければ素晴らしいランクかと思われます。彼の演奏は出来具合のブレもあるそうですがスタジオ録音だけに多分比較的整った演奏の方なのかもしれません。なお、本盤VPOとの併録曲は「ハイドン主題変奏曲」(1949年演奏、タイム18’12)、ハンガリー舞曲第3番(1949年演奏、同2’27)、ハンガリー舞曲第10番(1949年演奏、同1’45)であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★☆☆ 

    Theta  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2010年05月06日

    同じシリーズのブラームス2番、英雄と同じくストレートなSP復刻。ブラームス2番ほどの見事な出来ではありませんが、ノイズリダクションをかけた他社のディスクよりは(ノイズさえ気にしなければ)いい音でしょう。ただ、この年代の録音であれば、もっと響きそのものが明晰で柔らかいものになっていていいはず。中高域に妙な歪み感があって音色がやや不自然ですし、全体に(他盤よりは全然ましですが)ぼやけ気味。もっといい音で復刻できるんじゃないかなと思います。

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  • ★★★★☆ 

    eroicca  |     |  不明  |  2008年12月31日

    この演奏はライヴ盤に比べ地味だが、TESTAMENT盤やNAXOS盤を持っていて、それを聴いていたのだが、HMVさんで安く売っていたので期待しないでこの盤をゲット。ところが、これが優れもの。SPの針音は盛大だが、生々しい音色や残響が溶け込む様が素晴らしい音質だ。ライヴの激した演奏に比べて大人しく面白みは薄いかもしれないが、風格・威容という別の味が現れていて面白い。一説にはシュナイダーハンといわれるヴァイオリンソロも気品にあふれている。

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