【中古:盤質B】 交響曲第5番、第7番 ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
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a &vマニア | 東京都 | 不明 | 2010年10月09日
低音域の厚いピラミッド型の録音。低弦は重厚で凄まじいが動きは明瞭、高弦はきりっと切れ味鋭い。金管は伸びがあり木管は宝石のよう。音質は引き締まっており筋肉質でプロポーションが良いが、ホールトーン、指揮者、奏者の息遣いも良く判る好録音。演奏はリズムの刻みが生々しいがオーセンテイックで堂々たるもの。指揮者は曲想を克明に抉りだし、オーケストラは一糸乱れず音にしている。特に緊張感ある弱音が素晴らしい。スケール大きく情熱豊かであるが非常に誠実な感を受ける。吉田秀和氏は「楷書のような」と評されておりその通りであると思うが、私は加えて重厚さを感じる。パーヴォ・ヤルヴィのベート−ベンにも感銘を受けるが、ドウダメルにもずっしりとした感動を受ける。音楽のキャパは何と大きいものであるか。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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さいざんす | 大阪府 | 不明 | 2010年09月25日
ここ100年で最高になる指揮者になるであろうグスターボ・ドゥダメル。 しかし古典には向いてないのかなあ? 比較するのがカルロス・クライバー こんな名演を残してるので比較してしまう。 いずれ超名演を残してくれるかもしれませんが、今回の演奏は残念0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポのつくピアノ | 東京都 | 不明 | 2009年09月15日
このオケおよび、ドゥダメルという指揮者の社会的な存在意義に関しては大いに認めるところもあるのだが、こと演奏に関しては手放しに褒められるとは個人的には思えない。世間的にはかなり評価が高いようであるのだが、どうも演奏がただただあおられるだけのようにしか感じられず、オケの技術的な限界からの問題以前の音色に対する感覚が欠如してるように聴こえるし、構成についても場当たり的な雰囲気が強く感じられてしまう。 取り上げている曲もほうっておいても熱狂しそうな曲ばかり。しかも、とりあえず、フォルテ以上で鳴らして、最後はプレスト以上の速度でぶっ飛ばして、大騒ぎして観客も乗せてしまえ、という風にとってしまうのはこちらの意地が悪いのか、はたまたのりが悪いのか(しかし、ドゥダメルはこうした演奏の最右翼かもしれないが、こういう傾向は非常に強い気がする。実はラトルのベルリンからも同じような感じを受けてしまう)。これだけ評価が高いというのはもしかしたら、その両方なのかもしれない。 しかし、音が大きく、テンポが速いという点に関して言えば、たとえばクライバーや、ショルティ、それにカラヤンなんかも当てはまる部分が多々あるが、細部の煮詰め方にしろ、音のバランス感覚にしてもよく練られているので彼らの演奏のすべてがそうであるとはいえないにしても、何度も聴きたいと思える。またバーンスタインのようなけれん味たっぷりの演奏であっても、単なるあおりではないと思える部分はあるし、何よりも同じなんちゃらでも踊らにゃ損損、という気分にもなれる。 乗り損ねた者の僻みなのかもしれない。が、しかし、やはり何かが違う。音楽とは静けさも兼ね備えたものではないだろうか? 個人的には、ドゥダメルの評価はまだ出来ないと感じているのだが。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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稲荷屋茶助 | 東京 | 不明 | 2009年02月25日
昨年夏ルツェルンでMTT/SFを聴いて隅々まで神経の行き届いた演奏に感心した後ベルリンに移動してSKBの演奏会に行った。指揮者ドゥダメル・いったい何者だ!? ベートーヴェンのP協はともかくメインの交響曲7番が始まってしばらくの間もオケは鳴らないし音楽もスカスカでコイツ何者だと思っていたら最終楽章のなんと早いこと。疾風怒濤のように終わってしまった。目を丸くしたままホテルに戻って来た記憶がある。よくよく思い出してみると一発勝負の実演でのスタンドプレーと思えなくもない。ということでCDを買った。結論を言うとやはり何回も聴きた2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かば | 関東 | 不明 | 2009年01月23日
躍動感は感じられるが、構成感、立体感、色彩感、情報量、、、乏しいものが多すぎる。もちろんベートーヴェンに色彩感は振らない。しかし、ドゥダメルの音楽は一本調子であり、何の深さや味わいを感じなかった。演奏における指揮技術は高いと思うが、「少しは」作曲者に歩み寄らなければダメ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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メルロ | 兵庫県 | 不明 | 2008年05月01日
彼らの演奏をYOUTUBEで観てびっくりしました。上手い、楽しい、最後は観客を踊らせてしまう。どんどん録音をかさねていってほしい。そして皆さんライブを観てください。ほんとすごいんだから!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風太 | 東京 | 不明 | 2008年04月17日
5番の冒頭がいいねえ、あれとても古典的でポリフォニックだけど、まるでかの時代にタイムスリップしたような錯覚を感じさせる表現だったよ。全体的にみてもけっして厭きさせない演奏だねえ。勢いだけで引っ張るのかと思えばそうでもない、細部にわたってきっちりと押えている。これは天才だな。天才が一人いるとオケも上手くなるね。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 2007年03月27日
前評判の高さに期待しすぎた私が悪いのだろうが、「この位の演奏なら、他に幾らでもあるな」というのが率直な感想。確かに独特の熱気は感じられるが、「躍動感」ならクライバー、「充実感」ならクレンペラー・・というように、いろいろな方向を極めた演奏が多々ある中、「これでなければ」という魅力は感じられなかった。「新しいスター」が欲しい楽壇の事情はわかるが、もっと長い目で評価すべき指揮者であろう。この1枚だけでは何とも言えない。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たけ | 兵庫県 | 不明 | 2007年03月08日
残りの7曲もぜひ聴きたい! オケも上手いと思う。 第5の2楽章の遅いテンポなど、最近の指揮者らしからぬ所が非常に興味深い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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良いモノは良い | 埼玉 | 不明 | 2006年12月24日
とにかく、若さと熱さを感じる面白い演奏。これを未熟だと切って捨てるのは何とも勿体無い。オケも将来有望な若手を集めたユースオケなので、技術と同時に熱意も併せ持っている。是非、一聴あれ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sakasama | 東京都 | 不明 | 2006年09月13日
7番フィナーレ速えー。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かばくん | とちぎ | 不明 | 2006年09月12日
チベットのモーツァルトならぬ、ベネズエラのベートーヴェン。貧困と犯罪から音楽によって若者を救うというポリシーは感動的だが、激情指揮者でも爆演オケでもない。よく整理された真っ当な演奏で、フリークなものを求めると肩すかしを食う。第7の終楽章だけは最速の部類だが。彼らがベートーヴェンに託す「希望」と「喜び」を聴き取れるかどうかが、感動をわかつだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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tabula rasa | 東京都 | 不明 | 2006年08月26日
まだまだ若い指揮者ながら若干まとまってしまっているような印象がある。もう少し自由に遊びがほしいかなという感じ。 演奏自体は、第5番に比べて第7番の方が良いと思う。ただ、第4楽章のテンポは浮ついた印象を与える。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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