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ワーグナー(1813-1883)

Blu-ray Disc 『タンホイザー』全曲 クラッツァー演出、ワレリー・ゲルギエフ&バイロイト、ステファン・グールド、リーゼ・ダヴィドセン、他(2019 ステレオ)

『タンホイザー』全曲 クラッツァー演出、ワレリー・ゲルギエフ&バイロイト、ステファン・グールド、リーゼ・ダヴィドセン、他(2019 ステレオ)

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    T  |  東京都  |  不明  |  2021年03月03日

    個人的には「中毒性が高くて困る」の一言。一度でもこのゲルギーの序曲をシンクロ度の高すぎる映像付きで観てしまうと、他のタンホイザー序曲では何かが物足りない感じになってしまって困っている。2000年代のミニシアター系迷作映画などが好きな方にもお勧めしたい演出。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2020年10月26日

    才気横溢の演出の仕様については、カステルッチなどと違って、見れば誰にでも分かる楽しいものなので、説明の必要もあるまい。シトロエンのミニバンがヴァルトブルク城の下から出てくる序曲冒頭のシーンから映像と音楽のシンクロ率が高いのには感心。「歌合戦」すなわち「バイロイト音楽祭」というメタ設定は大ヒットで、舞台上(カラー)と舞台裏(白黒)映像の組み合わせも実にうまく、ヴェーヌス一座三人の音楽祭への侵入、カタリーナ・ヴァーグナー本人が警察に電話し、パトカーがバイロイトの丘の上に急行するあたりは本当に抱腹絶倒。『タンホイザー』でこんなに笑えるとは思わなかった。ただし、第2幕までがあまりに面白かったので、第3幕はややネタ切れの感を否めず。エリーザベトとヴォルフラムの性行為で最後の「救済」枠組みをぶち壊しにかかったが−−だって、これじゃ「君の天使が神の玉座で君のために祈っている」うんぬんといったヴォルフラムの言葉は全く空しいし、完全に自殺であるエリーザベトはキリスト教世界では聖女になれない−−いまひとつ不発の印象。 それでも指揮が良ければ、5つ星を進呈すべき舞台だが、ゲルギエフは明らかに準備不足で存在感なし。これで当分は、バイロイトから招かれることはないだろう。くたびれた中年オジサンのグールドは演出の設定通り。ダヴィドセン、歌は文句なしだが演技の方は大時代的でトロい。これも演出家の計算の内か。何と言っても、舞台をさらったのはツィトコーワのキュートなヴェーヌス。急な代役だったそうだが、見事なハマリ役だ。歌のパートのないル・ガトー・ショコラとオスカルにも、もちろん大拍手。

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