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ドヴォルザーク(1841-1904)

SACD 【中古:盤質A】 スラヴ舞曲全曲、スラヴ狂詩曲全曲 ノイマン&チェコ・フィル(1971、72)(2SACD)

【中古:盤質A】 スラヴ舞曲全曲、スラヴ狂詩曲全曲 ノイマン&チェコ・フィル(1971、72)(2SACD)

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    古典派研究  |  東京都  |  不明  |  2014年05月24日

    中学生だった約45年前、LPレコードで当時キングレコードから発売されていたノイマン&チェコ・フィルによるスラヴ舞曲全集(全16曲)。 2枚目B面に交響詩「野ばと」が収録された2枚組で発売され、ジャケットにはノイマンの横顔がアップで映っていたのが懐かしい。 今思えば、初の全集がスプラフォンではなくTELDECでの録音には驚かされたが、正統なノイマンの指揮ぶりが伺える最高の名演。 一方、スラヴ狂詩曲(全3曲)も当時「チェコ組曲」とのカップリングで発売され、ジャケットにはノイマンのセーター姿で両手を上にあげて指揮しているものであった。この録音と並行する形でスプラフォンに最初のドヴォルザーク交響曲全集を録音していたのだと思うと、録音の趣の違いにも興味が湧くのであるが、あの「わが祖国」全曲(スプラフォン)やスメタナ交響詩集(スプラフォン)もこの時期と連続して録音しているのである。70年代はノイマン&チェコ・フィルの名声を高めた名盤が多数あり、その原点となった録音がここに聴くスラヴ舞曲全集と狂詩曲なのである。  狂詩曲は地味な曲想だが、民族色豊かな3曲からなる。第3番が知られているようだが、3曲通して聴けばノイマンの芸術の素晴らしさがわかること間違いなし。 ドヴォルザークの隠れた魅力と共にチェコ音楽の神髄に触れてみてはいかが?

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年12月23日

    本盤には、ノイマンがチェコ・フィルを指揮してスタジオ録音(1971年)したドヴォルザークのスラヴ舞曲全集がおさめられている。同曲は、ノイマンの十八番とも言うべき得意中の得意とする楽曲であり、本盤を皮切りとして、その後も手兵チェコ・フィルとともに、1985年、そして1993年にもスタジオ録音を行っている。3度も同曲をスタジオ録音したのは、現時点においてもノイマンただ一人であり、これは、いかにノイマンが同曲を深く愛していたかの証左であるとも考えられるところだ。それはさておき、ノイマンによる3つに演奏の中で、最も優れているのは1985年の演奏、次いで1993年の演奏であることは論を待たないところであるが、本盤の演奏も、決して凡庸な演奏ではなく、若きノイマンによる素晴らしい名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。本盤の演奏は、3種の演奏の中で最も若い時期のものであるだけに、後年の演奏よりも、躍動感溢れるリズムや畳み掛けていくような気迫においては勝っていると言えるだろう。演奏の持つ味わい深さや彫の深さにおいては、後年の演奏には到底敵わないと言えるが、楽曲がスラヴ舞曲集であるだけに、そうした点は必ずしも演奏全体の瑕疵には繋がらないと言える。それにしても、後年の演奏もそうであるが、ノイマン&チェコ・フィルによるスラヴ舞曲集の演奏は、何故にこれほどまでに魅力的なのであろうか。ノイマンの同曲へのアプローチは、基本的には楽想を精緻に描き出していくというオーソドックスなものと言えるだろう。もっとも、オーソドックスと言っても、それはノイマンがチェコ人であるとともに、チェコ音楽を数多く指揮してきた者として、チェコ音楽が血となり肉となっている指揮者であるということを忘れてはならない。要は、ノイマンが何か特別な個性を発揮したりしなくても、ごく自然体の指揮をすれば、スラヴ舞曲集の理想的な演奏に繋がるということを意味するところであり、ここにノイマン&チェコ・フィルによるスラヴ舞曲集の演奏が魅力的である最大の要因があると言えるところだ。そして、本演奏の録音時点では、ノイマンがチェコ・フィルの音楽監督に就任してから間もない頃ではあるが、ノイマンもチェコ・フィルをしっかりと統率しており、加えて、チェコ・フィルの弦楽合奏をはじめとした音色の美しさが、ノイマンによる本演奏に更なる深みと独特の潤いを付加するのに大きく貢献しているとも言えるところであり、その意味では、ノイマン&チェコ・フィルのその後の実りある関係を予見させるような名演とも言えるのではないだろうか。カプリングされているスラヴ狂詩曲集も、そもそも録音自体が珍しい楽曲であるだけに、ノイマン&チェコ・フィルの演奏は単に名演であるだけにとどまらず、極めて稀少価値のある演奏ということが言えるだろう。そして、今般のSACD化によって、圧倒的な高音質化が図られたことも、本盤の価値を高めるのに大きく貢献していることを忘れてはならない。

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