kazu  |  東京  |  不明  |  2008年12月11日

この５７年録音のシューマンの第４交響曲は、カラヤンのあらゆるディスクの中でも最高の名演といえよう。カラヤンは明らかにフルトヴェングラーを意識している。そしてフルトヴェングラー顔負けの純ドイツ的な音楽を見事に再現している。「俺にもこういう演奏が出来るんだ！」と、まるで見栄を切っているかのようだ。本当にカラヤンは奥が深い音楽家だと思う。私はフルトヴェングラー盤より、こちらの方をより高く評価します。このシューマンが発売されているだけでも大変な価値を持つと思う。

 

ｼｹﾞ  |  佐世保  |  不明  |  2008年10月26日

ｼｭｰﾏﾝ第4番は非常に激しい指揮振りで、ｶﾗﾔﾝのこの曲に対する想いが当時のBPOの音色によって存分に表現されている。時を経るにつれ、音色での感情表現をしなくなったｶﾗﾔﾝだがこの録音では彼の生の表現といったものを聴く事が出来る。ﾌﾞﾗｰﾑｽ第4番は、最初聴いた時はPOではﾌﾞﾗｰﾑｽらしさ(ﾄﾞｲﾂ的音色)が少し不足気味と感じたが、繰り返し聴くうちに何故かｶﾗﾔﾝ最晩年録音のこの曲のCDを聴いているような､不思議な感じがするようになった。

 

erloiika  |  不明  |  2007年12月03日

シューマン４番だがフルヴェン色が残る渋く重厚なオケから、色彩感とモダンな造形を引き出している。颯爽とした若獅子の情熱が重心の低い響きのオケとともに名演を生んだ。独ＥＭＩのＢＰＯ記念ＢＯＸに入っていたものを愛聴していたがステレオということで購入した。が、ライナーノートにある通りモノしか存在しないそうで実に残念だ。フルヴェン盤と比べ聴くと面白さは倍増だ。後年の録音よりこの盤を好む。ブラ４も素直な名演でブレインの音が聴けるのが貴重だ。

 

∫(furtwangler)dx=感動  |  石川県  |  不明  |  2007年08月21日

シューマンはやっぱり71年です。快速テンポでかっこよいのですが，どうかな〜。もっと指揮に余裕があり完成度の高い71年盤をとりたい。ブラームスはこれももっとドイツ的な63年がよろしい。

 

たか  |  東京  |  不明  |  2006年09月02日

カラヤンのブラ４としては６３年のBPOとの初録音の方が良い演奏だと思うが、この録音は２楽章でブレインのホルンソロが聴けるというそれだけの理由で永遠の価値を持つ。ちなみにクレンペラーの４番（と３番）はブレインは吹いていないそうだ。トスカニーニは４曲ともブレインが吹いているがモノラル。

 

Erdinger  |  横浜  |  不明  |  2005年08月05日

シューマンは、かつてカラヤンの死の直後に出たドイツ盤の音が固くて聴きにくく、オリジナルの25�pＬＰも入手は絶望的で、ﾘﾏｽﾀﾘﾝｸﾞを待ち望んでおりました。待った甲斐はありました。ブラームスは、まだ試行錯誤の段階であったｽﾃﾚｵ録音より、ﾓﾉﾗﾙ録音の方が、しっかりしたﾊﾞﾗﾝｽの良いオケの音が聴けるので、両曲ともﾓﾉで復刻しても良かったのでは。そもそも、ｶﾗﾔﾝがOKしたのはﾓﾉの方だったのですから！

 

堂月  |  静岡  |  不明  |  2005年08月04日

このシューマンは大変興味深いと思います。第１楽章は鬱蒼とした森の中にいるようでまぎれも無くフルトヴェングラーのBPOの音ですが、最終楽章には音の質量が軽くなり、カラヤンのBPOの音になっています。解釈も、わざとらしいDG盤よりストレートではるかに好ましい。そういう意味ではモノラルである事は必ずしもマイナスでないと思います。ブラームスは、もっといい録音のいい演奏が他に多すぎるのでは。

 

のんたん  |  ノルウェー  |  不明  |  2005年07月25日

ブラ４のARTを期待して購入しましたが、これ本当にARTなんでしょうか？　Digital RemasteringのPublished Yearを見ると、1988とか書いてあるんですけど･･･　カラヤン生誕80年記念で1988年に初CD化されたものと変わらない気がします･･･すばらしい演奏なのですがダブり買いになってしまったようで残念です。

 

ベルリン恐竜世代  |  埼玉県  |  不明  |  2005年06月30日

ステレオ誤報で躊躇されている皆様へ：99年発売国内盤の不自然かつ不安定なリマスタリングとは比べ物になりません。これがレッグをミスジャッジ（？）させたホンモノの「モノラル末期のクオリティ」なのかも・・・それでも同時発売のブル８（１ヶ月後の録音）を聴いてしまうと「ステレオのほうが」と思ってしまいますが・・・いずれにせよ、このシューマン、間違いなく「買い」だと思います。

 

pp（ピアニッシモ）  |  東京都  |  不明  |  2005年06月28日

ブラームスは2楽章4楽章のホルンがよい。1、4楽章の優雅さは例えようもない。 さて付録のブックレットにはモノからステレオへの時代の変遷につき懇切丁寧に述べられている。（55年から57年の間EMIでは名プロデューサーのレッグが反対したため、英国での録音についてはモノとステレオ録音が混在したこと、当時ドイツでは技術的にモノしか作れなかったこと。） またさらにMP盤からLP盤への変遷の中でカラヤンのｼｭｰﾏﾝ・ﾌﾞﾗｰﾑｽの組合せが販売されて3年で廃盤になったこと。カラヤンがｼｭｰﾏﾝは好きでなかったことなどが書いてあります。乞一読

 

ＳＰＲＩＮＧ  |  山形  |  不明  |  2005年06月28日

＜ポリドールインターナショナル　カラヤンディスコグラフィより＞R.Schumann：Symphonie Nr.4 1- BPO 1957・EMI 2- BPO 1971・DG （こちらの皆様は既にご存知ですよね？） 実を申しますと今回のシューマンの４番はそれが正規盤である限り当初からMONOと確信致しておりました。いずれにせよリリース以来「純ドイツ的表現」と世評の高い名盤をART盤で入手できたので「○」です。

 

ワタミ  |  江東区  |  不明  |  2005年06月27日

このCDのポイントはブラームス。おそらくデニス・ブレインがホルンを吹いている。久々の復刻版になるのでは。比較的きびきびとした佳演と思います。 クレンペラーやトスカニーニが同じ楽団を指揮した演奏と聴き比べて見るのも面白いと思います。 シューマンはステレオかどうかは知らないし興味ないが、どうしてもステレオがよければｸﾞﾗﾓﾌｫﾝの新盤を聴けばいいでしょう。 でもベルリンフィルを録音できくならフルトヴェングラーの方がはるかに面白いと思いますが。

 

tahboh  |  福井県  |  不明  |  2005年06月26日

シューマンは初ステレオ化という触れ込みだったので期待して購入したが、前に発売された国内盤同様モノラルだった。購入した意味がなかった。

 

モンちゃん  |  徳島市  |  不明  |  2005年05月12日

シューマンはマジでステレオですか！！この時期の録音はモノラルとステレオの２種類が存在するのがあるみたいだから、もしモノラルしか出ていないのであるなら、是非、今回のように発売してもらいたいです。