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シベリウス(1865-1957)

CD 交響曲全集、管弦楽曲集 ユッカ=ペッカ・サラステ&フィンランド放送交響楽団、ジョセフ・スウェンセン(8CD)

交響曲全集、管弦楽曲集 ユッカ=ペッカ・サラステ&フィンランド放送交響楽団、ジョセフ・スウェンセン(8CD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2023年03月17日

    サラステの1回目の全集はベルグルンド/ヘルシンキ・フィル、Nヤルヴィ/エーテボリと同時期に発売され、これらに及ぶ評価を受けなかった。すぐにサンクトペテルブルグライヴの2回目全集がフィンランディアから出て、こちらは高く評価され、サラステのシベリウスといえばフィンランディア盤と日本ではなっている。1回目のRCA盤を1枚ずつ買っていた私はこの評価に納得いかなかった。今回セットで買い直したのだが、やはり1回目全集のほうが断然素晴らしい。この曲はもうひとつだなという演奏がない。全て最高なのだ。なかなかいい演奏がない6番はなんといじらしい表現だろうか。終楽章の淋しさには胸がいっぱいになる。一方5番は実に雄渾でティンパニの強打が痛快、これでなくてはと思わせる。2番は通俗性から遠い瑞々しい解釈で終楽章クライマックスは深い感動を呼ぶ。7番は様々なエピソードが有機的に繋がり圧倒される。いや、ほんとにどれもいいのだ。。私はマゼール/ウィーン・フィルが好きだしマケラ/オスロ・フィルもよかったと思う。しかしサラステ1回目には及ばないというのが私の評価だ。ベルグルンド、ヤルヴィよりはるかにいい。2回目ライヴはオケの実力の限界が出てしまい、地味な演奏になってしまった。併録の管弦楽曲も美しさの限りでありパッケージは冴えないが激安なので是非お薦めしたい。

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    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2023年01月22日

    シベリウスの作品は交響曲だけならCDで3,4枚に収まる。実際、そういうセットは多い。しかし、このサラステとフィンランド放送交響楽団の全集は8枚組みである。全ての交響曲だけでなく、ジョゼフ・スウェンセンのソロによるヴァイオリン協奏曲やユーモレスクなどがあり、さらにカレリア組曲をはじめとする主要なオーケストラ作品がひと通り網羅されている。シベリウスの母国の指揮者とオーケストラが、しかもヘルシンキの同じ場所で、数年かけてじっくり取り組んだプロジェクトとして実施されており、解釈も、演奏も、音響や録音も、ブレが無く、統一感と安定感がある。全体的には予想よりも結構重厚な演奏であるが、当然のように北欧的な叙情と空気感はある。交響曲はどれも素晴らしい演奏。管弦楽作品もまた見事で、レミンカイネンとかとても良かった。録音はデジタル録音が安定期に入った1997年以降のもので問題無い。

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2021年12月21日

    初期の分売CDで全曲もっている。初期盤1枚ずつを探すのにかなり時間と労力を使った。ベルグルント・ヘルシンキと肩をならべる抜群の演奏である。ベルグルント・ヘルシンキにはあまり聴かれない逞しさと力強さがあり、このサラステをベストとする人がいてもおかしくはない。全曲むらない素晴らしさがある演奏である。この指揮者、アバドやラトルなどをはるかに超える何か特別なセンス、能力を持っていると思っている。ワルター並みの全身音楽のようなところが感じられ、彼のブラームス、ベートヴェンをこれから購入し、聴くのが楽しみである。只者ではない指揮者である。それに組曲の演奏がすべていい。モーツァルトも録音数5曲だが39,41番など内的響きが堂々として実に素晴らしい。

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    三浦大根  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月18日

    サラステの2度目の全集は真冬の北欧の深い森をさまようような冷たい氷のような演奏でした。 ですが1回目のこの録音はだいぶおもむきが違います。 十分に暖かい演奏です。 これはサラステの変化というより、レーベルの求める音の違いなのでしょう。 ともかくもサラステは音色に独特の感性があり、この全集も北欧的なニュアンスを感じさせる良い演奏です。

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