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CD 【中古:盤質AB】 チェリビダッケ・エディション第3集 フランス、ロシア音楽集(11CD)

【中古:盤質AB】 チェリビダッケ・エディション第3集 フランス、ロシア音楽集(11CD)

商品ユーザレビュー

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    yass  |  大分県  |  不明  |  2019年02月21日

    改めてチェリビダッケの素晴らしい実力を思い知らされる凄いセットである。特にドビュッシーの「海」、チャイコフスキーの「第5番」「悲愴」、プロコフィエフの「第5番」、そしてクライマックスで凄まじい難破シーンで戦慄させられる「シェヘラザード」は圧倒的だ!そしてその一方で彼の緻密で繊細な音響設定の素晴らしさも、思う存分堪能できる。ただ、一つ残念なのは、あの超名演チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」が未収録な事だ。「くるみ割り人形」の余白にも十分収録可能だったはずなのに何故?従って残念ながら星一つマイナスです。

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  • ★★★★☆ 

    みすず、つれづれクラシック好き。  |  神奈川県  |  不明  |  2015年05月05日

    半年、待ちました。 チェリビダッケの「くるみ割り人形」を心待ちにしていたんです。 期待しすぎたためか、いまいちでした。 10枚組の安いボックスの「くるみ割り人形」が好きすぎたんです。 一枚売りのチェリ指揮のもの(曲目違いますが)と比べてみても、なんとなくもの足りない? あれ?チェリってこんな指揮だったっけ? チェリ指揮をこれだけまとめていること。 曲目もまとまっていること。 そのすばらしさで星4です。 演奏そのものは、もっと面白い演奏あるんじゃない?と思いました。

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  • ★★★★★ 

    ガメラ  |  群馬県  |  不明  |  2015年04月12日

    出荷予定が5月待つだったので、予想以上に早く入手できました。待ちに待ったCD10(ショスタコービッチ:交響曲第1番&第9番)をまずは堪能しました。土曜・日曜と時間はたっぷりあるので、CD1から順次聴いていきました。フランス音楽それもミヨーなんて「フレンチ・クラリネット・アート」でクラリネットとピアノの小品しか聴いたことないし、ヴィブラフォンなんて楽器聞いたことないし、と思いつつCD2をかけてみました。聴いてびっくり、なんて素敵な曲なんでしょう。こういうのを佳品と言うんでしょうね。 たまたま電話をしたクラシック音楽ファンとはとても言えない友人にも興奮して大宣伝してしまいました。彼は偶然、マリンバ奏者・打楽器奏者の大森香奈さんと知り合いだったので興味を持ってくれました。なんとヴィブラフォンについても知っていました。また、大森香奈さんのドイツ留学時の師匠はこの演奏でマリンバ&ヴィブラフォンを演奏しているペーター・ザードロ氏だったのです。ペーター・ザードロ氏の打楽器は「バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ、他」(アルゲリッチとの共演)でも堪能できます。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  2013年09月22日

    このセットを聞けばわかるのですが、チェリには遅い作曲家と普通のテンポの作曲家がいます。チャイコフスキーは遅いですがプロコフィエフは普通です。何故そうなのか。聞き込めばメッセージが伝わってきます。チャイコフスキーはメロディーと和音の作曲家、プロコフィエフはリズムと構造の作曲家。だからテンポが違うと私は思います。今回のセット全体でも同じ傾向です。シューベルトやロッシーニやベルリオーズも遅くない。本当にチェリビダッケには教えられます。テンポが遅いのは、それでなければいけない必然があるから。私だって全て遅い訳じゃない。そのあたり聞いてくださいね、とチェリは穏やかに語りかけています。私はこのセットならショスタコーヴィッチとプロコフィエフという同年代ライバルが両方素晴らしいことに感服しました。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2013年07月17日

    チェリビダッケを批判する人の決まり文句は「遅い」だ。確かに、テンポは遅い。チャイコフスキーなど、ムラヴィンスキーに代表される金管炸裂型快速演奏に慣れていると、殆どスローモーションのように感じるだろうし、バルトークだって、フリッツ・ライナーを愛聴している向きには全く別物に聴こえるだろう。ラヴェルの《ボレロ》だって、通常15分前後のところを18分以上もかけている。しかし、ただ遅いと批判するには余りにも勿体ない魅力があるのも事実だ。その魅力を一言でいえば、精妙さである。チェリビダッケは、音の一つひとつをきっちりと鳴らすことによって、音楽構造上それらがどういう役割を果たしているのかを明示してくれる。殊にモチーフの展開に長け、複雑に入り組んだ伏線を解きほぐしてくれるのだ。これはブルックナーにおいて最高潮に発揮されるのだが、ここに収められたフランス物&ロシア物でも充分に活かされている。例えばチャイコフスキーでは、ムラヴィンスキーのような金管強調路線の演奏では聴き取れない、内声部の豊かな響きの変化が、細部まで透けて見えるほどだ。プロコフィエフも、諧謔性を追求する余り稚拙なアンサンブルに陥るケースが多い中、驚異的な合奏能力を見せ付ける辺りさすがとしかいえない。ムソルグスキーの《展覧会の絵》など、1986年来日盤と双璧の超名演!それらがぎっしり詰まってこの価格とは、驚きと感謝しかない。

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年04月29日

    チェリビダッケがどれほど「管弦楽の響き」というものを愛し、探究していたかを知ることができるセットだ。チャイコフスキーだけはなぜか何度も聴き直すほどの魅力を感じなかったが、他の盤は、既に持っている「定盤」系の演奏を聴く度に「あれ、チェリではどう鳴ってたかな」と気になって聴き返してしまう。そして、その都度、チェリとミュンヘン・フィルの作り上げた究極の音響に圧倒されている。

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  • ★★★★★ 

    konaka  |  広島県  |  不明  |  2013年01月26日

    ベートーヴェン・ブラームス等のセット、ブルックナーのセット、宗教曲集のセットとともに購入しました。 テンポはやはり、かなり遅めなのですが、このフランス・ロシア音楽集のセットが、聴いていて一番しっくりきました。 その中でもシェーラザードは、特異な中にも秀逸さを感じます。

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  • ★★★★☆ 

    アイル  |  岐阜県  |  不明  |  2013年01月23日

    大変テンポの遅い演奏です。私たちは多くの演奏を聴き較べることができるので、この演奏を「遅い」と思うのですが、チェリビダッケにとっては、「この曲はこうでなければならない」のでしょう。このテンポに付き合うことができれば、なかなか芸の細かいチェリビダッケの技に導かれて、大作曲家の苦心の結果を存分に味わうことができます。ただし、こちらにもいろいろと事情があって、いつもチェリビダッケに付き合うことができるわけではありませんが。

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  • ★★★★★ 

    HIRO  |  広島県  |  不明  |  2011年12月19日

    とにかくこの選集のハイライトはチャイコフスキーでしょう。 この選集には交響曲第5番と交響曲第6番「悲愴」が収録されています。 5番はあり得ないほど調和した音が神々しく響きます。 全楽章の奇跡的なまでの統一感! チャイコフスキー自身はこの曲について、最終楽章が「嘘っぽい」と自身で語っています。 ここまで説得力のある演奏を提示されたら、 「嘘っぽい」ではなく、「限りなく正しい」と言わざるを得ません。 悲愴は、非常にゆっくりと演奏が奏でられます。 あらゆる音に意味を持たせることに成功しています。 私はこの演奏の第一楽章を聴いたとき、頭の中で雷が弾けた気がしました。 その記憶は一生忘れないでしょう。 ムソルグスキー/ラヴェルの「展覧会の絵」も素晴らしいし、 バルトークの「管弦楽のための協奏曲」も、異常に邪悪な演奏で感嘆させられます。 ドビュッシーの「海」と「イベリア」は明晰の極みです。 しかし、最近のブーレーズ指揮の音楽のような明晰さとは決定的に異なっています。 圧倒的に有機的でいながら、明晰で情報量が多いのです。 しかし、この価格は本当に信じがたい! 圧倒的にお薦めです。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2011年11月19日

    チェリビダッケは、フランス、ロシア物が、これまた、いいのです。チャイコの5番、「シェラザード」は、シュトットガルトの演奏で、エアチェックテープで、長年聴いてきました。このミュンヘンとのCDは、更に1.5倍位テンポが遅くなっていますが、アプローチは同じ。完成度が更に増し、金管の咆哮、歌い回し、表現力は見事。これ以上の演奏は、考えられない、他に聴く事が出来ない、独自の、本当に、素晴らしい、奇跡の演奏記録、音楽。「展覧会の絵」は、何度も取り上げた、お得意の曲で、弔いの曲であるという本質を表した、また、ラベルのオーケストレ―ションの見事さを、リアルに、一瞬で消える筈の音楽を、ここまでやらなくてもと思うほどに、細部に宿った精神まで表現して、大きな、素晴らしい音楽として、私の心に響かせ、教えてくれました。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年11月09日

    何より素晴らしいのは「これが私が譜面から読み取った音楽だ!」が強く感じられること。フランス風に,ロシア風に,など関係ない。自信をもって,しっかりと「これが俺たちの音楽だ!」と,彼らの音楽を奏でている。そして,その音楽は,悪ふざけ感,大袈裟感など全く感じさせずに私の耳に届く。ここに収められた演奏がベスト1か?と問われれば,はいとは言えない。が,ベスト1の隣に置いておきたい素晴らしい演奏だ。

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  • ★★★★★ 

     |  福岡県  |  不明  |  2011年11月08日

    このセットに限らず全48枚、聞き応え十分です。全体に、重心の低い音作りだと思います。それゆえに、木管楽器等が、効果的に浮かび上がってくる感じです。プロコフィエフの古典交響曲、この重厚な響き!好きです。また、このセットには、バーバー(アメリカ人?)のアダージョも収録されており、それがまた、心に響きます。よく話題となる演奏速度ですが、近年の多くの演奏と比較すると遅いのですが、思いを入れすぎた冗長な演奏とは、別次元の芸術です。そもそも、時計で計る絶対時間と体感時間(相対時間)が違うことは、誰もが経験することではないでしょうか?私には、とても心地よい演奏です。1930〜40年代の演奏技術から想像しても、作曲家の時代に、現代の快速テンポで楽団員全員が、満足のいく演奏が出来たか多少疑問です。そして、ピリオド楽器演奏よりも、むしろチェリビダッケの演奏の方が、当時の演奏をレベルアップして、現代に蘇らしたような印象すら感じます。最近は、スタインバーグやチェリビダッケと個性的で充実したセットが入手出来て、とても幸福感に満たされています。

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  • ★★★★★ 

    くるとん  |  岩手県  |  不明  |  2011年10月25日

    悲愴とバルトークを持ってますな。悲愴はとてもいいですよ。ベートーヴェンの「第五」に通じる、運命と戦う姿を描いた交響曲なんだなと思います。バルトークは笑っちゃうくらい遅いテンポで、それでもガッツで弾ききってしまうミュンヘンpoがすごい。いや、というかミュンヘンpoはすごい。もしこんなに「体力」がない団体だったら、チェリは晩年のこのスタイルを取らなかったでしょうな。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2011年08月27日

    最初からこうして出してくれればよかったのに。その都度、買ってきたものだから、ブルックナー以外はあっちこっち丁稚。これなら探すのも簡単だ。チャイコの交響曲は安っぽさ皆無の立派な音楽に仕上がっていて、チェリのすごさに感服。コルサコフのシェヘラに至っては、輪をかけて音楽を留めるものだから、身が持たくなりそうなほど。それでも延々渋滞を走っているという感じではなく、緩やかな波の中、たゆとうように船で進んでいるよう。一つ一つのフレーズが歌いに歌い、頂点では比類ない激昂に包まれる。どの作品からも感動がもたらせられるという、本当の音楽がここにある。

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