沢木耕太郎

本 春に散る 上 朝日文庫

春に散る 上 朝日文庫

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    こうやん  |  不明  |  不明  |  2021年04月25日

     今年の春、川崎の宿河原に花見に行った。二ヶ領用水沿いに咲く満開の桜。 ここが小説の舞台のひとつである。物語の始まりは、フロリダの先、キーウェストから。ヘミングウェイのゆかりの地でもあるとか。ここから舞台は、甲府、山形、そして川崎と展開していく。それぞれの場所は、登場人物一人一人の人生と結びついている。ボクサーを引退した男たちは、どう生きればよいのか。定年退職を迎えた自分にとって、とても興味深いテーマである。読書は時に、自分の足元を照らす一条の光にもなり得る。

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