ブルックナー (1824-1896)

CD 【中古:盤質A】 Comp.symphonies: Jochum / Skd

【中古:盤質A】 Comp.symphonies: Jochum / Skd

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  • ★★★★☆ 

    yumeno  |  福岡県  |  不明  |  2022年11月01日

    旧盤との差異について一言。私は2013年発売のセット(緑の箱)を所持しており、Exact Audio Copyで2020年盤と一緒に数曲リッピングして波形を比較したところ、全く同じに見えました。さらに、いくつか無料の音声ファイル比較ソフトにかけてみても、やはり同一音声とみなされました(もっと昔の盤からは改善しているかもしれませんが)。残念!ただパッケージに関して言えば明らかに2020年の箱のほうが満足度は高いし、だいいち文句を言えるような値段でも無いわけだし、次に再発されるとしてもおそらく2027年か2032年(ヨッフム没後40周年と生誕130周年)だろうなと想像して自分を納得させることにしました。文庫版の装丁が新しくなって買い替えるくらいの気軽さです。

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  • ★★★☆☆ 

    I.O.U  |  北海道  |  不明  |  2021年03月14日

    ブルックナーの全集・選集は同じヨッフム(DG)、クレンペラー、カラヤン(DG Blu-ray audio)、ヴァント(Warner)、クーベリック、チェリビダッケ、インバルあたりを所有しておりますが、全集全体としての評価はごく平均的なものだと思います。 録音の問題もありヨッフム&ドレスデンの重厚長大なダイナミズムがややスポイルされているのが非常に残念です。 ボックスを変更したりして再販を重ねているWarnerとしては定番扱いの音源なので次回プレスの際は是非リマスターした最高の状態で聴きたいものです。 ヨッフムの全集を買うとしたら個人的にはDGをチョイスすると思います。

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  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年03月04日

    ヨッフム2度目の全集で演奏はともかく録音が悪いとの評価がありました。 今回のリマスターは成功だと思います。金管群が泣けてくるぐらい美しく朗々と響きます。シュターツカペレ・ドレスデンはやっぱりいいなぁ!

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  • ★★★☆☆ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2020年08月16日

    8番がLPで出た時、当時音楽評論の大御所だった大木正興氏が「音楽の奥の院」という別格な表現で絶賛していた。ところが聴いてみると録音は冴えず、演奏も精度の低いもので失望した。ヨッフムの悪い癖である突然のアッチェレランド(ヨッフムはフルトヴェングラー信奉者)にオケがついていけずテンポが大きくずれてしまう所があるのだが、なぜかそのまま修正なし。これがコンセルトヘボウやバイエルンならヨッフムの仕掛けを心得ており、ちゃんと合わせるかスルーするのだが、SKDは勝手がわからなかったのだろう。この8番が一番駄目で、他の曲はこんなひどいことはないのだが、ヨッフムのブルックナーとして決して会心の出来とはいえない。DGの旧全集のほうがはるかに完成度は高いし、コンセルトヘボウとのライブも比較にならない素晴らしさだ。ワーナーはケンペのリヒャルト・シュトラウスはリマスタリングしたのにこのヨッフムはやってないのも残念。これがSKDの音だという人もいるが、当時ブロムシュテットで聴いた実演はこんなどんよりした音ではなくもっと透明かつコクのある響きだった。

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  • ★★★★☆ 

    ビアだる太郎  |  愛知県  |  不明  |  2020年02月16日

    買い直そうかどうか迷い中。全体的にDG盤の方が低音の響きが深く、弱音も神秘的に感じるんだよね。私の持ってる古いセットは、4番だけ廉価版仕様で、高音はザラザラ、低音はスカスカで聴くに堪えなかったんだよね。おかげで、迷ってて限定版のSACDも買いそびれた。でも、温泉に浸かっているように心地よい9番や、ペーター・ダムのホルンがカッコいい8番の魅力も捨てがたいんだよね。5番に関しては、名盤と言われるACO盤同様、師匠シューリヒト同様のテンポ変化がちょっと苦手だけど、立派な演奏であることは否定できない。DG盤の方がBDオーディオ付きの全集で出たら、速攻で買うけど、こっちは、4番の音がどれだけ改善されているかレヴュー待ちですみません。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2020年02月01日

     再発売(2020/03)にあたり、これから購入検討する方のためにレビューしておきます。とても美しく、躍動感があり、味わい深いブルックナーです。お薦めします。 「老いてもなお名馬」と言いたくなるようなヨッフムの至芸を愉しめる全集です。    曲中でのテンポの加速が「ブルックナーとは」と考える向きには評価が分かれるところでしょうが、私はむしろそこに人間味を感じる。ブルックナーをじっくりどっしり聴くのも好きだが、こういった躍動感あるブルックナーもあっていい。表面的にしかめっ面で抹香臭くなるだけより人間の営みとして喜びと祈りをペアにした音楽作りも頷けると思う。そこがあるから緩徐楽章での深みと祈りへの法悦がより意味を持って語りかけてくれるのがこの全集のすばらしさだろう。    特に好きなのは弦の音色。しっとり、たっぷりと慈しみを持ってブルックナーの言葉を歌ってくれるところをぜひ聴いていただきたい。金管や木管ももちろんそれに負けてません。ヨッフムの棒の下、実にのびやかにオケがそれぞれの持ち味を引き出され、それこそオルガンのような重厚で上に伸びるような音楽になっています。

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  • ★★★★★ 

    bing-chris  |  広島県  |  不明  |  2014年07月25日

    新装なってリマスターかと思いきや、残念…。元のままでした。

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  • ★★★★★ 

    氷の丈二  |  山梨県  |  不明  |  2014年03月18日

    お勧めです。 メーカーのレヴューにもあるとおり、動的で芸術的です。 オーケストラの音も、会場の響きもビューティフルです。 ヨッフム総裁の棒を熟知していなければ、こういう演奏は出来ません。 技術ではなく、音楽は芸術なんだと再認識するセットと思います。

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  • ★★★★☆ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月28日

    ヨッフムの練り上げられた解釈は、ひと時代前のスタンダードとして安心して聴ける。問題はSKDの美音が音調整で妙にガサガサギラギラした音になってしまっていることだ(LPの頃はあまり感じなかった)。今はこの破格の安値なのでありがたく拝聴しているが、いつの日か美しいリマスターがなされることを願っている。この音で聴いているせいか、おしなべて急速楽章の演奏が、力強い「横綱相撲」の音楽として聴きごたえがある。

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  • ★★★★☆ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2013年05月13日

    ブルックナーと言えば、ヨッフム、ヴァント、朝比奈。3人に共通することは、皆、職人肌。生涯を通してブルックナーを愛し、その音楽を追求し続けたこと。

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  • ★★★★★ 

    fuyu  |  埼玉県  |  不明  |  2011年10月05日

    ヨッフムは、ブルックナーのスタンダードと評する方もいるようですが、表現はかなり個性的です。ブルックナーを知り尽くした人だけに許されるブルックナーの本質を越えた表現だとおもいます。一筋縄ではいかない名演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    メヌ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年08月08日

    昔々、CDになったばかりのころすぐ購入したが、8番のとりわけ変な録音(録音レベルが低くてモコモコ。聴くに耐えない。CD作った人はちゃんと自分で聴いてから売っているのか?)に嫌気がさして、以来たいして聴かずにほっておいた。この緑のケースで発売された時、お店のPOPに「8番はリマスターで音よくなってる」とあったが、今持っているのと取り替えてくれるわけじゃないので、他の指揮者に浮気した。近頃安くなって店頭に並んでいたので、ヨッフムにお布施をするつもりで購入。気になっていた8番がけっこう聴ける状態になっていて満足。どの曲も野暮ったいけど楽しい。自分はスカしたブルックナーが嫌いなことを発見した。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月01日

    ブルックナー協会総裁をつとめるなどブルックナーの権威として知られていたヨッフムは、ブルックナーの交響曲全集を2度にわたってスタジオ録音している。最初の全集は、ベルリン・フィルやバイエルン放送交響楽団とともにスタジオ録音を行ったもの(1958〜1967年)であり、そして2度目の全集が本盤におさめられたシュターツカペレ・ドレスデンとのスタジオ録音(1975〜1980年)である。ヨッフムのブルックナー演奏は、1990年代以降に登場して、現在においても誉れの高いヴァントや朝比奈による超名演とはその性格を大きく異にしていると言える。ヴァントや朝比奈は、荘重なインテンポによって曲想を重厚に、そして精緻に描き出していくというスタイルで一世を風靡したところであり、これは、ブルックナー演奏はインテンポで行うべきであるという現在における基本的な演奏スタイルにも繋がっていると言える。ところが、ヨッフムの場合は、インテンポなどにいささかも固執していないと言える。それどころか、テンポは大胆に動かしており、むしろドラマティックで壮絶ささえ感じさせることがあるほどだ。緩徐楽章などにおける抒情的な旋律の数々も徹底して歌い抜いており、その心の込め抜いた情感の豊かさには、ロマンティシズムの香りさえ漂っていると言える。このように、現代のブルックナー演奏の定石からすれば、かなり大胆で思い切った表現を駆使しているにもかかわらず、演奏全体の造型が弛緩することなく、ブルックナーらしさをいささかも失っていないというのは、ブルックナーの権威たるヨッフムの面目躍如たるものがあると言えるだろう。どの交響曲も水準以上の名演であると言えるが、とりわけ第1番、第2番、第6番などの比較的規模が小さい曲が素晴らしい超名演であるというのは、旧全集とも共通していると言える。他方、第7番や第8番についても、旧全集と同様により壮大なスケール感が欲しいという気もするが、これだけ堪能させてくれれば文句は言えまい。オーケストラには、シュターツカペレ・ドレスデンを起用しているが、このオーケストラの持ついぶし銀の重心の低い音色が、本盤の各演奏に独特の潤いと温もりを付加させていることを忘れてはならない。なお、ヨッフムのアプローチは、本全集だけでなく旧全集においても基本的に共通していると言えるが、旧全集よりも若干ではあるが本全集の方がより思い切った表現をとっているように思われる箇所が散見されるところであり、旧全集と本全集の優劣の比較は困難を極めるが、後述の録音面を加味すれば、私としては旧全集の方をわすかに上位に置きたいと考えている。もっとも、それは高次元での比較の問題であり、本全集もブルックナーの権威としてのヨッフムならではの素晴らしい名全集と高く評価したいと考える。そして録音であるが、この当時のEMIの録音に共通するのであるが、特に、金管楽器などの最強奏の箇所において各楽器が分離して聴こえないなど、はっきり言ってあまり冴えない音質であると言える。ARTリマスタリングなども行われており、若干ではあるが音質改善が見られているものの、さほどの効果があらわれているとは言い難いものがある。いずれにしても、ヨッフムによる最良の遺産の一つでもあり、今後はHQCD化、そして可能であればSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2010年11月14日

    LPで有名どころは持っていました。 演奏はどちらかというとあっさり系ですが、 歌い所はとても美しいです。 特に7・8番は良いです。 しかし・・・ケンペのR.シュトラウスなど 超一級の演奏がこのころのEMIは多数あるのですが 世界最低の録音技術によりほんと残念です。

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  • ★★★★☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年04月01日

    LPで持っていた全集での評価になってしまうが。。。 ヨッフムのブルックナー全集は、第8番を除いて総じてグラモフォンから出ている旧全集の方がベターだ。そうは言っても、これだけ耳あたりよくブルックナーを堪能できる全集も見当たらない。 CDでは単品として5番8番9番を持ってるが、録音に関しても、どうもLP時代のほうが、独特の柔らか味があって好感持てたような気もする。

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