シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD 【中古:盤質AB】 ピアノ独奏曲全集 デームス(13CD)

【中古:盤質AB】 ピアノ独奏曲全集 デームス(13CD)

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  • ★★★★★ 

    きりまる  |  千葉県  |  不明  |  2018年02月04日

    こちらのレビューで賛否両方ありましたので,興味しんしんでCD1から順に聴き始めました。シューマンのピアノ曲はいままでそれほどはなじみがなく,また素人ですのでプロの演奏の巧拙もよくはわからない私です。どの盤も,「を,シューマンって,いいなあ!」という感慨を抱いて聴き進めました。初めて聴く「フゲッタ形式の7つの小品op.126」のような「100%バッハ風」の作品に触れられたのもとてもおもしろく,良い作品集だと思います。録音はたしかになんとなくひろがりのない音像ではあるけれど,鑑賞に不自由はまったくないです。デームスは尊敬すべきピアニストだと感じました。

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  • ★★★★★ 

    憲一郎  |  埼玉県  |  不明  |  2016年02月17日

    ベーゼンドルファーのすこしくぐもった木質の柔らかい響きがとても魅力的です。演奏は楽曲の見通しがよく様式把握がしっかりしているのか初めて聴く曲もその美しさが良くわかる。間の取り方や音楽の呼吸が自然で見事にツボにはまっています。それは若きころよりバリリやウラッハ、ウィーンコンツェルトハウスQなどどともに「音楽の都ウィーンで音楽をしてきたデムス」だからこそできる彼の「ワザ」でしょう。私にはピアノ技術の専門的なことはわかりませんが、世の批評家どもがのたまう「デムスは技巧的に弱い」なる評など微塵も感じさせない骨太な演奏に聴こえます。誤った先入観にはとらわれないことですね。ペダルフリューゲルのための練習曲Op.56やフゲッタ形式の7つの小品Op.126などのふだんほとんど耳にしない曲の美しさが印象的です。デムスあっぱれ!お薦めです。

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  • ★★★★★ 

    ジュン  |  神奈川県  |  不明  |  2013年05月04日

    このCDを購入して、レビューを読んだら、アシュケナージの評判が良いので、アシュケナージ盤も購入しました。 私の好みから言えば、デームス盤の勝ちですね。デームス盤には、自然な音樂の流れがあります。 アシュケナージ盤は、細部にこだわっていますが、湧き出る音楽性から言えば、少し考え過ぎではないでしょうか? 「神は細部に宿る」と言います。しかし、「木を見て森を見ず」と言う言葉もあります。最終的には、聞いた人の感性にどの演奏がマッチするかでしょう。 シューマンのピアノで、私流の好みでは、ポリーニが最高だと思います。しかし、デームスも一聴するに値する演奏だと思っています。 色々聴いて、音樂を楽しみましょう。

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  • ★★★★★ 

    がね  |  山口県  |  不明  |  2012年12月08日

    シューマンの独奏曲すべて聴いておきたいと思っておりましたので、 ラッキーでした。個々ではもっと好きな演奏はありますが、全集でこの値段は破格だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    Piano Music Japan  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月23日

    『シューマンのピアノ全曲を聴く』CD。有名曲(「交響的練習曲」とか「謝肉祭」とか)でデムスを超す演奏はいくらでもある。むしろ、聞き逃してはいけないのは、「子供のためのアルバム」作品68とその補追、幻想小曲集作品111(← 作品12ではないぞ)、「子供のための3曲のソナタ」作品118、「夜想曲集」作品23、「アルバムブラッター」作品124 など。メジャー作品は少々聴くのが技術的難点によりつらい(爆  無名曲を網羅しているのが、このCDの最大のメリットであり、「辞書」として使えることに意義を見いだせる人にはお勧めである。メジャー曲には決して大きな期待をしないで購入してほしい(爆

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  • ★★★★☆ 

    日向と日陰  |  宮城県  |  不明  |  2010年11月07日

    奥泉光さんの「シューマンの指」を読むにあたり、久々に探し出して聴きました。他の皆さんもレビューされていますが、この値段は本当にお手頃だと思います。(「シューマンの指」も、推理小説、青春小説?など、いろいろ評されていますが、音楽小説としてオススメです)

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  • ★★★★☆ 

    ペチカのピッピ  |  兵庫県  |  不明  |  2010年06月19日

    評価がまちまちの興味深いCDです。 演奏は確かにギクシャクした感じがしますし 録音もダイナミックレンジが狭く強音でクリップしている物もあります。 でもこのCDで「ペダルフリューゲルの為の練習曲」という曲に出会いました 演奏もスムーズで美しい曲です。

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  • ★★★★★ 

    Henri  |  三重県  |  不明  |  2009年08月30日

    録音状態はヘッドフォンで聴くと「サー」というノイズの中からややくぐもった感じの音が聴こえてくる、という程度。それでも美音だと思えるのはハーモニーの響かせ方が素晴らしいからだと思う。(これは、例えば、ケンプの演奏・録音を思い起こさせる)テンポの設定は振幅の幅が広くやや前時代的なものを感じるが、破綻しているわけではない。これはこういうスタイルであり、特に珍しいものでもない。昨今の即物的、原典主義的な演奏に聴きなれている方は違和感を覚えるのかもしれない。和音を崩して弾くのも、その箇所がモチーフであったり対位法的処理がなされていたりと、その部分の音を強調するためであり、決して下手ということではなく、それどころか大変な巨匠だと思う。全集ということから資料としても非常に価値ある商品。(しかも安価!)難を言えば他レーベルの紙ジャケットに比べるとサイズがきっちりしすぎてCDの出し入れに緊張を強いられる、ということぐらいであろうか。

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  • ★★★☆☆ 

    ゆときょう  |  神奈川県  |  不明  |  2009年08月20日

    この価格でこれだけ網羅的に揃うのは有難いです。ただ、演奏は価格なりです。Op.12の「飛翔」とか、個性的というより、ヘンです。普通に弾いてもらえないでしょうかね・・・

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  • ★★★★★ 

    Littlepiano  |  愛知県  |  不明  |  2009年07月06日

    アベック変奏曲のCDを探し続けているうちにたどり着きました。謝肉祭やこどもの情景なんかは色々なアーティストが出てるのに、地味な作品なのか、なかなかないんですよね。これを見つけたとき全集なのにこの値段?目をうたがいました。ほかの方のレビューにへたうまなど書いてあったので、多少不安だったのですが、この値段ならだめもとと購入しました。結果は買って良かったです。シューマンらしいロマンチックな演奏ですし、もちろんプロフェッショナルなレベルです。 これであれこれシューマンのCDを探さなくて済むので、とってもラッキー! どうしようか迷っているならぜひお手元に、おすすめです。

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  • ★★★★☆ 

    kurokage  |  千葉県  |  不明  |  2009年07月03日

    ピアニストを聴いているのか作曲家を聴いているのかで評価が分かれているようです。技術的難所をいかに鮮やかにクリアしてより聴き栄えのする音楽にするかという観点からは、余り見るべきものがないということになるのかも知れませんが、つっかえながらも情動に突き動かされて矛盾や混乱を内包したまま大きくロマンを歌い上げてしまうのがシューマンの独自性であると思えば、ある意味曲趣に適った演奏で、曲の構造が却って掴みやすくなっているとも言えそうです。 私自身は作曲家派なので、鑑賞に耐えないような演奏や音質であるとは思いませんし、ありそうで余りない全曲集がこの値段で買えたことだけでも結構満足しています。

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  • ★★★★★ 

    ogi  |  神奈川県  |  不明  |  2009年05月28日

    静観してましたが敢えて極限させていただきます。  技術云々をいわれるかたは、偶々シューマンを弾いたそのピアニストのファンなのでしょうね。  『音のクリア』とか『メロディラインが明晰』『ギクシャクしない』・・・そんな演奏、シューマンじゃないです。混濁・混じり合わせの中からあるの形而上的テーマを表現しようとするのがシューマンの楽曲です。 その観点からこのCDは充分なレベルだと思いますが?  まっ確かにデムスはテクニシャンではないですが・・・

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟  |  不明  |  2008年12月23日

    技術的な面を批判できる人たちが羨ましいです。私はただただ聴くだけ。素晴らしいセットです。「自分は今、誰々の弾くシューマンを聴いているんだ」といった印象がないんです。あるのは「自分は今、シューマンを聴いているんだ」という印象。バックハウスのベートーヴェン、ロルティのショパン、ペライアのモーツァルトなどで、同じような感じを受けましたが、これって凄いことだと思います。

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  • ★★★★★ 

    テンムス  |  Vienna  |  不明  |  2008年12月20日

    ぶっちゃけ下手。しかし野趣に溢れたジビエのように滋味深い。

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  • ★★★★☆ 

    ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  2008年11月25日

    下のレビューを一部訂正させて下さい。”交響的練習曲は主題の動機が全曲に渡って色々な声部に度々登場しますが”と書きましたが、全曲には登場しません。失礼しました。

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