ムサイシス  |  三重県  |  不明  |  2010年05月11日

グレングールドはこだわりが強く、音楽も図形的だ。バッハの構造美は彼にとてもあったものです。２人が共感したのがよくわかります。 バッハにはなかった現代ピアノで彼は弾くわけですが、これがすばらしい。 現代ピアノではこの音の出し方はバッハをとてもよく表しています。 これほどのことができるのか（タッチについて）と驚きました。 初めて録音したゴールドベルク、晩年に録音したゴールドベルク ２つを比べられるすばらしさ。それから晩年のものはその楽譜からよくそこまで読み込めたなあ。というのさえも超えたすばらしい名演奏です。

 

レエル  |  不明  |  2008年05月13日

一見、現実破壊し人間的な感情表出に乏しく、無表情で機械的な演奏のようだが、実は新しい表現方法を切り開く為に、未来志向型の革命的な起爆剤を撒き散らしながら時代を疾走したそのグールド自身が、自家中毒ギリギリのところで闘った奇跡のようにも思える。しかし題材(ベト、ショパンetc)によっては、彼(未来)のみに俯瞰することが許される、高邁なビジョンの一貫に過ぎなかったとも言えるが、このセットにはモニュメンタルな意味合いも込めて、個人的には絶対買いです！

 

arietta  |  東京都  |  不明  |  2007年12月09日

グールドファンではないがこれから聴こうと思って買った。ＣＤを取り出そうとするとき、箱からすり抜ける設計ミスはあるが、すべてのＬＰを曲はそのまま、発売順に再現するという企画は素晴らしい。それぞれのジャケットも現在見てもほんとうに美しい。

 

willy*nilly  |  東京  |  不明  |  2007年12月05日

しばらく前に購入したグレン・グールド の紙ジャケットコレクション、すべて聴き終わりました。全曲iPodにも転送しましたが、すべてのCDを聴くのに２日半かかる分量です。最近、SONYからもグールドの紙ジャケットコレクションが発売されていますが、ちまちま購入するくらいならドーンと全部買ったほうがすっきりすると思い購入しました。 クラシック演奏家にとって演奏会は最大のパフォーマンスであるはずですが、グールドは早い時期に演奏会を開くことを止めてしまい、レコードと映画、テレビそして書籍を主な自己表現の場としました。グールド

 

ﾀｯｸﾝ  |  東京  |  不明  |  2007年12月03日

“未来への遺産”